街道を歩く

今まで歩いた街道、町並み、これから歩く街道、町並みを散文的に紹介

中津街道を行く

2009-10-21 12:24:48 | 中津街道


 透き通った水が湧いている。昨今足湯と言う温泉施設があるが、既に1200年前に神のお告げでこの地に足湯が出来たというわけだ。傷なんかフットバス(洒落だ)というものだ。
 今では水だ。これが1200年間もお湯であったなら足の治療に来る人々が引きも切らなかったであろうな。
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中津街道を行く

2009-10-21 12:12:56 | 中津街道

 中津方向から今川を渡りきったところである。向うは小倉へ到る。
行橋は今川と長峡川に挟まれた舌形の土地である。幅は僅か1キロメートルあるかないかだ。街道は殆ど直線で長峡川手前まで行く。そこで小倉道と今元道に分かれる。今元道は海の方向へ延びて行く。

 少しばかり行くと街道からすぐに参道がはじまる。正八幡の長い参道である。
参詣しようと参道に折れる。ふと頭を上げると紅葉が始まっている。青空に彩を加えている。ここだけ深秋だ。
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中津街道を行く

2009-10-21 11:02:53 | 中津街道

 足元の小川(側溝のほうが正しいかもしれぬが)を覗くと、おー メダカの学校だ。久しぶりに見るなと感心していると、傍らに丸いものが見える。
 皆さん、既に頭から消えているかもしれないが、エスカルゴの代わりにと養殖されたあのジャンボタニシである。周りをよく見ると有る有る。あのピンク色の卵だ。細々と生きているのか、堂々と生きているのかは判らぬがこんなところにいるのである。
 その横でメダカが人の気配を感じたのかスッスッと素早く移動している。じっとみつめてしまった。まだこんなところが残っていたのだな。

 風を避ける所がない。コスモスが風に揺られて大空を舞っているように見えた。
風の動きを察していただければ幸いである。
 ようやく道半ばである。といってもきついわけではない。
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