中津街道を行く

　別の日に南行橋まで電車で行き行橋まで歩いた。大した距離ではない。前日の記事でも書いたようにこの界隈には街道を思わせるものは何物も無い。
　ご覧のように小さな駅だがとどの詰りになっているので駅前には車回りがある。
車が進入してくるたびに駅長が車の様子を窺っている。どうもマナーの悪いのがいるのであろう。車を置いて何処かに行くのであろう。それだけでなくタバコのポイ捨ても多いようだ。喫煙者が世の中の隅っこに追いやられているのは真っ先にマナーの悪さなのだと気が付かない馬鹿者が多い。

　改札口を出て線路を渡るとすぐに街道に出る。今見ている方向は中津の方向である。何年か前にここから歩く会のメンバー９人と苅田まで歩いたことがある。
　それがもう懐かしくなってきた。ご覧のように空は秋天だ。今日も妻と二人で歩いている。

中津街道を行く

　開口部から玄室を見る。逆ハの字の形で奥が広くなっている。天井石を見ることが出来ないのでなんとも言えぬが巨石は利用されてない。

　番塚古墳の全景を写すことは出来なかった。上部が草で覆われており足を踏み入れる気にはならなかったのである。
　前方部に回るも住宅があり、見ることすら出来なかった。すぐ横は５，６メートルもあろうか崖になっている。その向うに街道が東西に延びている。崖を迂回して街道に出ることにした。