また、伊豆に来ている。
と言っても、特にやることもないので、WOODSTOCK の新しく出た4枚組DVDを見ていた。
奇しくも、今日が、まさに40周年だ。
オリジナルの映画は、オスカーも受賞した名画だが、このDVDには、カットされたパフォーマンスや、裏話が満載だ。
いかにこの世紀のパフォーマンスが、思考錯誤の行き当たりばったりだったか。でもやる気200%だったかということかがわかる。
今から見れば、やっぱり行き当たりばったりだけど。
ただ世の中が大きく変わった60年代末期の記念碑として、その価値は増している。
殆どめちゃくちゃ状態のコンサート+周りの状態を収めたこのフィルムは、国会図書館保存物だろう。
とりのジミへンが、出てきた時には、50万人と言われている観客もまばらで、雨と疲れと食料難で、疲れきっている。でもそのパフォーマンスは、鬼気迫るものがある。
出演者のかなりの人が短命だったのは、薬物とは無縁ではない。そこまでしてなどとは、誰も思っていなかったのだが。当時は、薬物への考え方も、定まっていなかった。
評価が定まっている今でも、手を出す券\人が多いのは、悲しく、哀れなことだ。
50才以上の人マスト。マルチアングルの映像が、今でも凄く新鮮だ。あの大混乱の中で、この映画を撮り続けた根性にも拍手。