今回の旅行で、最初と最後に宿泊したのは、重慶。
初めて行ったのだが、とんでもない大きな市である。
人口3500万人、広さは、北海道ほど。
北京、上海、天津とともに、4つの直轄市の一つだから、開発にも力が入る。ここ5年で、町は全然変わってしまったというし、今も、モノレールを建設する脇で、大きな町が、どんどん作られている。古い町も、新しい町に変身している。四川省の中心である成都よりもよっぽど都会だという。
内陸で、日本からはあまり知られていないが、すごいパワーを秘めた町だ。
重慶市民の憩いの場所になっているのが、朝天門広場。重慶は、揚子江(長江)と、嘉陵江に挟まれた中州のようなところにあるのだが、この2つの大河が合流するところにあるのが、朝天門広場だ。
左後ろから嘉陵江、右後ろから長江が合流して、正面の大きな長江の流れになる。水が、茶色く濁っているが、四川省の大洪水の影響である。TVでは、繰り返し、注意喚起と救出作業の様子を放送していた。ここも増水していて、川沿いの道は、この泥川の中。
連凧が盛んな様子。この光景は、西安でも見た。
朝天門広場の前には、ホテルなど大きなビルが立ち並ぶ。ここは、三峡ダムへの川下りなど、重慶観光の起点になっている。
北側の嘉陵江の向こうにあるこの建物は、新しくできた劇場だそうだ。目立つ建物だけど、あまり芸術を披露する場所風でないかな?
何かの工場みたいだ。