The Beatles 関連のサインは、見つけたら、ぱらぱら入手しているのだけど、今回、Phil Spector氏のサインをGETした。
これは、珍品。見たことない。
見ると、1967年2月10日に、家を借りた時の契約書。Owen 氏が、貸主で、Phil氏が、借主。
月額1500ドルになっている。この金額が高いのか安いのかわからないが、その20年後に、シカゴに住んだ時の家賃は、確か1100ドルぐらいだった。Phil氏の方は、家具付き、プール付きだから相当立派な家であることは間違いない。
残念ながら、住所は記載されていないので、どこに住んでいた時のものかはわからない。
1940年のNY生まれだから、東海岸かな?
Phil氏 は、今、殺人罪で、監獄にいるはずだが、先般出たGHの伝記映画では、監獄に入る前に、ロングインタビューに答えていた。The Beatles 解散後のGHの活躍は、Philの貢献が大きいことがわかる。
JLもPhil のプロデューサーとしての腕にすっかり惚れ込んだ一人。でも、拳銃突きつけられたり、マスターテープを持ち逃げされたりと、散々な目にも遭った。
Get Back セッションのずたずたなテープを、編集し直し、オーケストラを加え、Let It Be アルバムを作り上げたが、PMは、この編集を、評価せず、10年ほど前だったか、編集前のLet It Be Nakedを、改めて完成させたぐらいだ。
Wall of Sound とも呼ばれる、音を重ねる編集法を、PMは、Too Much と感じたのだ。他の3人は、どうしようもないテープを、作品に仕上げたPhil 氏の手腕を高く評価した。
いずれにしても今刑務所に入っているPhil氏 のサインなど、珍品中の珍品と思うのだが、どうだろう?
しかし、Phil氏の経歴を見てみると、日本のタレントのスキャンダルなど、可愛く見えてしまう。滅茶苦茶な人生だ。