かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

横浜の時を旅する

2012年04月07日 | Yokohama ( Japan )


久しぶりに土曜日が晴れた。ということで、ちょっと肌寒かったが、早朝から、ゴルフ。後半からだが暖まってきて、久しぶりに調子よかった。
標高がちょっと高いコースで、桜はまだだったが。



マスターズの小冊子を配っていた。注目選手の紹介や、コースの詳細な説明のついた小冊子で、これを片手にテレビ観戦できたら最高。でも、石川選手も予選落ちしたし、時間が厳しいから、なかなか生放送で、観戦という気には、なれない。アマチュアの松山選手に、期待したい。石川選手でもあんな感じだから、アマチュアのスコアが、振れたってしょうがないよね。
それにしても、ジャイアンツの不振は凄い。今、8回裏だけど、今日も今まで零点。これだけ続くと、プレッシャーではなく、実力ではとも思いたくなる。



本書は、横浜の書店で見つけた。全国の書店に並んでいるかは、わからないが、横浜が好きの人にはうってつけの本ではないか。

著者の山崎さんは、関西出身だが修学旅行で初めて横浜を訪れ、アガサクリスティなどの海外ミステリーへの憧れが強まり、一番外国に近い街である横浜の住人になったという。
そして、ミステリーでよく描かれているようなクラシックな洋風のホテルであるニューグランドをテーマに、横浜を描くことを考え、できたのがこの本というわけ。

横浜、特に、ニューグランドに思い入れのある著者の本だけに、うまく描かれている。
知識をひけらかすでもなく、でも、このニューグランド界隈を中心に展開した横浜の歴史をふわっとした感じで描いてくれている。
ホテルニューグランドの魔法という副題がついているが、的を得ている。

ニューグランドが、震災後建てられたもので、その前にグランドホテルがあったとは知っていたが、場所が違っていて、今のニューグランドの場所には、ピヤツロベルッタというイタリア人が経営するホテルがあったのだそうだ。日本で最初のイタリアンレストランもあったかも。
ヨーロッパでも、イタリア料理があったからこを、フランス料理が生まれたと考えられているそうだ。
ニューグランドのレストラン、カクテルが、日本の洋食、バー文化の先駆であることは、あまりにも有名。
ちなみに、ジャズも横浜から入ってきた。

マリンタワーの隠し文字の話とか、街にそこここに隠されたsymbol1の隠し文字の話など、トリヴィアな情報も(結構横浜に詳しいつもりだったが、このことは知らなかった)。

本書を読んだら、本書を片手に、横浜を訪れたくなること、間違いなし。


コメント
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