
本DVDの話は、した。小説の方を、再読した時に。
映画は、たぶん見ていなかったと思うのだが、当時、角川映画が凄い勢いで、TVで、宣伝が随分されいたのだと思う。タウンタウンブギウギバンドの歌を聞いて、すぐ思い出した。
映画の方は、結構小説に忠実な内容で、面白い。
また出演者が凄い。
アラカンまで出ているが、今は亡き、天地、丹波の怪演、夏木、中尾の熱演、島田、岡の妖演、西田の楽演、千葉の妙演、角川、高木の特演。これだけ見ても面白い。
おまけにあの鬼頭判事補まで、法律の専門家として出てくる。
今だったらありうるのか?
主人公の夏木が、騙されたりして、亡くなった人の亡霊にうなされるシーンがあるが、これは、???
突然学潔・サしているが、もっと違う演出方法があったのにとは思う。
昭和50年代制作の映画だが、映画の舞台である昭和20年代の雰囲気をよく出している。
アプレ(=”アプレゲール)という言葉がよく出てくるが、戦後派を意味し、無軌道な若者が犯罪を起こしたことから、当時多様されていたようだ。今は、完全に死語?
昭和は遠くなりにけり。
コストパフォーマンスはわからないが、面白いことは請け合える。
今日無罪判決が出たO代議士も、白昼の死角の鶴岡七郎並?