かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

下部温泉 松葉杖供養祭

2012年05月23日 | Other Eastern Japan


泊まったのは、下部温泉。身延山の近くの宿を探したら、ここになった。
泊まったこの宿は、源泉のすぐ近くで、下部温泉の元祖的な存在らしい。
信玄の隠れ湯を呼ばれる風呂など、3つのお風呂が、あるが、12部屋しかないので、ゆっくりとくつろげる。ぬるめで、落ち着ける湯だった。
そのすぐ後ろに熊野神社がある。



行った日が、たまたま松葉杖供養祭の日で、夕食後出かけてみた。
二人の神官が入場し、祝詞をあげたのち、街の重要人物が、替わる替わる参拝。
この松葉杖供養祭は、下部温泉で湯治をし、治って不要になった松葉杖を、熊野神社で、年に一回供養したのが始まりという。
今、松葉杖が金属製になり、供養祭で、燃やすのは、この祭りの供養のために作られたものという。
会場も、熊野神社だったものが、下部町が、身延町に合併されたため、より入口に近い今の会場に移された。
伝統が守られているというのか、形骸化しつつあるというのか....
昔からの下部町の人にとっては、ちょっと遠い祭りになってしまったなという寂しさもあるようだ。
平成の大合併の弊害というか、しょうがないというか。

点火すると、勢いよく火が燃え上がった。



キャンプファイヤーのように、どんどん燃える。



そして、天狗が奉納の舞を。



奉納の舞が終わったら、お神酒をみんなでいただける。
お得感いっぱい。
おまけに、NHKのクルーが来てたようで、翌朝の地元ニュースで、放送された。
流石プロだけあって、よく写っていた?



翌朝、下部温泉の奥にある湯の奥地地区にある門西家住宅に行ってみた。
下部川沿いに、かなり上ったところにあり、最後は、この坂を歩いて上ることになる。
この辺も下部の一部らしいから、相当細長い町である。



これが、門西家。重要文化財に指定されている。江戸中期の建物という。
まだ、一般の方が住んでおられ、中にはいることは憚られたたが、案内板に家の構造等が説明されていて、様子はわかった。
約300年も、この地に存在していたと思うと、感慨深い。



三分一湧水にある蕎麦屋で、手打ち蕎麦をいただいた。Good!
この写真じゃわからないが、混んでいてびっくり。
コメント
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