かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

THE DECCA TAPES

2013年06月09日 | The Beatles





今日も、いい天気。このまま夏になっちゃったら、どうなるんだろうと、ふと不安を覚えるが。
庭の額紫陽花も咲き始めた。



ネットで、THE DECCA TAPESというLPが出ていたので、GET。DECCA音源には、これまでアンソロジー以外、触れていなかったので、立て続けに2点入手したことになる。
これは、LPと、CDがセットになっており、たまに、LPでのんびり聞く以外は、CDで、気軽に聞くということができる。
曲も、DECCAでのオーディションの時に演奏されたとされる15曲すべて入っており、完全版と言えるだろう。
音質も、聞くに耐えられるレベルで(この前ご紹介した"I SAW HER STANDING THERE"の音よりも落ち着いているように感じられる)、DECCA物の、本命版と言ってもいいのではないか。
たぶん前から出ていたものを、クリヤーかつゴージャスにして再発したものか。

カバー裏面に、このDECCA TAPES の裏面には、音源についてのUNTOLD STORYが、長々と書かれている。
ただ、この説明書きを読むと混乱してしまうのだが、要するに、この音源は1962年1月1日のものだけではなく1月9日、4月4日、6月5日にもセッションは行われ、5枚のシングルを出す計画があり、さらに、パーロフォンが、Love Me Do で、ビートルズをデビューさせる寸前に、このシングルに収められる予定だった10曲+5曲で、”The Original Beatles "という、LP を、デッカは出そうとしたというのである???
まぁ、確かに、50年以上前のこととなってしまったので、今や何でもありか。

ピッチや、音のバランスなど、音源によってかなり異なるが、オリジナル”と称されるもの”が、オークションで取引されているような状況だから、もう元が何なのかは、誰もわからない状態か?
DECCA AUDITIONのオリジナルテープが競売にかけられて、日本人が競り落としたという報道が昨年流れていた(云百万円)。

いずれにしても、20世紀最大の音楽家の生まれかけの時の音なのだから、聴いて損はない。

コメント
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