かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

THE CHICAGO BLUESBOX

2013年06月17日 | Music



8枚組の、THE CHICAGO BLUES BOXというセットをゲットした。
何でも、1975年~1977年にかけて、フランス人の女性の、マルセルモーガンティニさんが、わざわざシカゴまで、携帯録音機を担いで行って、録音したものという。
何でそこまでという気もするが、当時のシカゴブルーズは凄い勢いで、学校の先生であったマルセルさんの心もつかみ、録音ツアー決行となったらしい。

すでに、50歳となっていたが、それでも、サウスサイドのクラブでの録音は、緊張感あふれるものであったろう。私がいた80年代から90年代と、当時の治安状況との違いはわからないが、私がいた頃、南部は、基本的には、立ち入り禁止だった。
行ったのは、ホワイトソックスの野球を見に行った時ぐらいかな。
彼女は、この音を残し、2007年に、82歳で、生涯を終えたというが、それから、5年後、このような形で、その録音が世に出たことを、喜んでおられるだろう。

何せ、全部で、9時間ぐらいで、まだ、3枚目までしか聴いていないが、ポータブルの録音機によるものとは思えないほど、音は鮮明で、まさに75年のシカゴの空気を、パックに詰めて、連れてきてくれた感じだ。たまに、とちるけど。
宣伝にもあるように、シカゴど真ん中、ブルースど真ん中。看板に偽りなし。
たまに、ECがカバーしている曲なども出てくる。

元々、ロックや、フォークロック→ニューミュージックしか聴いてこなかった私だが、最近JAZZや、BLUESがやたらに増えてきて、それが、心地よくなっている。
齢のせいではなく、原点回帰ということにしたい。

コメント
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