今、上海浦東。
昆明までは、羽田•成田への直行便がなく、上海経由で、結構たいへん。
2月からは、直行便が出るらしい。
日本より、大きい省で、気候も文化も自然も、変化に富んでおり、日本人観光客の増加を期待したい。
ガイドさんの話だと、雲南省から日本への観光が圧倒的に多いのが、実情とのこと。
今、浦東のラウンジで、アクセス制限は、相変わらずだが、スピードは増したので、昨日の続き。
それにしても、fb経由の連絡が、凄い数になっているのに、開けないのは、つらい。
この方は、現在の中国の国歌を作ったニエアルさん。
この方と、鄭和が、昆明出身の有名人の代表格とのこと。
不幸にも、1935年に、藤沢の鵠沼海岸で溺れて亡くなられた。
その縁で、藤沢市と昆明市は、姉妹都市になっている。
このカモメは、ロシアから冬季に飛来するとのことで、その数、数万羽。
その姿を見に、市民が押し寄せる。
何と平和な光景なことか。
次に訪れたのが、雲南民族村。
雲南省には、少数民族が、多数いるが、30近い少数民族の、生活を、建物とともに、少数民族の方々自身が、紹介している。
雲南省の万国博覧会のようなものだが、かなり気合が入っている。
多民族国家としては、少数民族も大事にしなくてはならないという事情もあるだろう。
ガイドさんは、ぺー(白)族のご出身で、家も白が貴重。
大理という街が、ぺー族が多い街だそうだが、そこで取れるのが大理石。
中国の立派な建物には、大理石が多く使われるが、大理の貢献が大きかったのだろう。
大理は、かつて雲南の中心だったが、元に傷められ、その後、昆明が中心になったらしい。
因みに、この辺の特産は、お茶、薬草、タバコ、銀などなど。
とにかく、気候が、1年を通して温暖で、素晴らしい環境だ。
最後に訪れたのが、龍門。
昆明市の西の、西山山麓にある。
中心部から遠くはないが、ふもとからシャトルバスで行ったところが、登山口。
かなり急な山道を登る。
そこから、テクテク300段余。
途中見どころも多いので、あっという間。
市内を一望にできる。
中心部、カモメ広場?、民族村など、すぐ下だ。
ゴールが、竜門。
この地域から、科挙の優等生が出ないため、成績向上を願って建てられたのが始まりとのこと。
清の時代に、現在の規模に拡大された。
有名な、河南省の龍門には、及ばないが、登竜門の語源になった祠であり、成績向上を願う方の聖地になっている。
夏は、避暑も兼ねて、登山者が一層増えるとのこと。
日本で言えば、太宰府、天満宮のような存在か。
ということで、濃密な1日を過ごすことが、できた。
謝謝!