かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

華麗なるドイツ浪漫紀行 その7 ビスマール

2020年01月16日 | Europe・Middle East・Africa

またまた、昨夏の、ドイツの話。



ブレーメンとハンブルクを散策した翌日は、ハンブルクの北東方向にあるビスマールとリューベックへ。
両都市とも、ハンザ同盟の中核をなす都市だ。
まずは、ビスマール。

ほとんど日本からの観光客は、来ないようで、現地案内も英語。
当方の添乗員の翻訳はおぼつかなく、私が、補足説明?
地球の歩き方でも、2ページしか割いていない(ちなみに、今回の訪問先は、マイナーなところも多く、地球の歩き方に久しぶりにお世話になった)。
ビスマールは、13世紀から、ハンザ同盟に加わり、16世紀末まで中心的な役割をになった。
1648年から1803年までスウェーデン領であったユニークな歴史を持つ。

これは、マルクト広場にあるヴァッサー(水)クンスト(芸術)。
井戸なのだが、1602年に市民の飲料用に建設された。
ビール製造のため、大量に水が必要だったという。
建設に時間を要したのは、当時の権力者たちが、自分が首長の時に完成させようとしたためと言われている。



マルクト広場全景。
ちょうどスウェーデン祭りか何かの準備で、工事用車両が入っている。
丸みを帯びた屋根は、スウェーデン風。



敷石が美しい。
ちょうど通り雨があって、輝いている。



マリエン(聖マリア)教会。
世界遺産に指定された地区にある。
第二次世界大戦時にほとんど壊れ、1960年に塔(80m)のみを残し、取り壊された。
塔が唐黷驍アとを懸念してとの措置という。
ユネスコは、再建を支持しておらず、この形で残されるとのこと。



塔の前にある古い家並み。
この辺は、古い家がそのまま残っている。



奥が、かつても姿。手前が、今の姿。



旧市街を進むと、聖ゲオルク教会がある。
こちらは、2010年に修復され、中に入ることもできる。



中は、素朴な状況だが、どう修復されたかが写真で説明されている。



聖霊教会。



この教会も簡素だが、現役の教会のようだ。



一番後ろに柱のようなものが立っているが、ここは、死刑囚が最後の説教を聞く場所だったとのこと。

その心境はわからない。



祭壇は、こんなに遠い。



ランチは、古い港の近く。
戦争の爪痕が残る街だったが、当時の繁栄が偲ばれた。

コメント
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