かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

続 60年前の東京・日本

2020年01月28日 | Books
今日は、冷たい雨。
雪にならなくて良かったが、冬晴れが少ない今年。



本書は、前に紹介した同名新書の続編。
本書が出て、まとめてゲット。

撮影日時等かぶる写真もあるが、写真そのものは、初出のみ。
前書と同等以上の驚きがある1冊。

それにしても、この時期にこれだけの行動ができるバイタリティ。
脱帽。

私が生まれた年の前後5年の写真が集中的に掲載されている。
大船観音とか、井之頭公園などは、記憶と一致するが、ほとんどは、ぎりぎり記憶の前。
今との違いは、想像を絶する。
今から60年前、やっと戦後の復興が本格的になったタイミング。
そのタイミングでのオリンピックの誘致は、画期的だったろう。
しかし、ヒギンズ氏は、ひたすら列車を追い続けた。
表紙の写真は、鴨宮での新幹線の車両のお披露目の写真だそうだ。
まだ、蒸気機関車も走る中、宇宙船が目の前に現れた気分だろう。

宮城県の写真も衝撃だが、いつも通勤で使っていた関内駅の写真も衝撃。
最初は、水の上に作られていた!
その後10年もしない内に、周りは埋め立てられ、関内駅は、陸続きになった。
その姿しか私は、知らない。
3年間、毎日使っていたのに。
そう言えば、昔、ブラタモで、この話してたかな?

全県の写真を掲載しようとしたが、佐賀県のみ見つからなかったという。。
興味のある路線はあったのだが、ついに行けなかったらしい。
逆に言えば、その他の県の写真は全てあるので、誰が読んでも、懐かしいと思える写真があるに違いない。

日本の戦後復興に興味のある方は是非。
乗り鉄、撮り鉄はもちろん。
コメント
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