かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

昆明その3 雲南民族村

2020年03月14日 | China・Mongolia

さらに、4月のイベントが1件キャンセル。
おまけに冷たい雪になった。
行きたい展覧会も、全部クローズだし。



石柱の次は、運南民族村。
その前に腹ごしらえ。



ガイドさんに紹介していただいたレストラン。
これは、地ビールだが、サッパリ系。



これが、名物料理。
過橋米線という料理だが、科挙受験のために島にこもった主人のために、暖かい食事をサーブしようとした夫人が編み出した料理という。
これだと、スープを沸かすだけで、美味しい、出来立ての料理が味わえる。
当時の科挙試験の厳しさを伝えるエピソード。



レストランの近くの、滇池(テンチ)に立ち寄り。



この時期、ロシアからのカモメが飛来。
それ目当てで、凄い人。
このバイオリンを弾いているのは、ニアエルさん。
音楽家で、現在の中国の国家を作曲した人として知られる。
1935年に、湘南で溺死。
その縁で、藤沢市と、昆明市は、姉妹都市になっている。



松島でもカモメはたくさん見たが、それを上回るすごい数。
正面に見える山は、登龍門のある西山で、後ほど登った。
この時期の昆明の風物詩として、立ち寄れてよかった。



雲南民俗村に到着。
中心部からすぐ。
多民俗国家中国が、少数民族のために作ったテーマパークなのだろうが、なかなかのレベルの高さだった。
もちろん、本物ではないのだが、少数民族の人が、生活ぶりを説明してくれる。



ここも敷地が広いので、メインをピックアップして、観光。
きちっとメモしておけばよかったんだけど、記憶に頼ってたから、一部間違っているかもしれない。



民族衣装を着た少数民族のガイドさんが、案内してくれる。



入口では、象がお出迎え。
中国側からは、象も珍しいよう。
東南アジア側から、見れば、そうでもないのだが。



最初はチベット村(蔵族)。
チベットやブータンには行ったことがあったので(インドにもある)、この展示が、本格的なことがわかる。
中は、撮影禁止だが、ジョカン寺のようになっていて、仏像も、チベット的。
お坊さんも常駐している。



これは、ダイ族(タイ族の中国側での読み)だったかな?
東南アジアに近いことがわかる。



シーサパンナは、前から行きたいところだが、なかなか行けていない。
本物を一度拝みたいものだ。
タイとの国境近くにある。



トーテムポール?道祖神?原始宗教は、どの国も似ている。



これは、怒(ヌ)族だったか。
現地から来た人が説明してくれるが、やややらされ感?



このような家で暮らしている民俗がまだまだいる。



白(ぺー)族は、ガイドさんの出身。
大理石で有名だが(大理という街で取れたから、大理石と呼ぶらしい)、白い岩を使って町並みが作られている。



白族三塔。



町並みも、見事に再現。



雲南省内では、有力民俗で、博物館がある。



三方が建物で、一方が壁になっているのが、特徴。



寒桜が鮮やか過ぎる。



イ族だったかな?
900万人ぐらいいるというから、チベット族並?
チベットは、かつて独立国だったから、なかなか収まらないのか。
白族と対象的に、黒のイメージ。



民俗衣装が美しい。
帽子にツノが出ていると、未婚?



十二支のモニュメント。
奥は、虎の穴?



独特の家。



独自の文字も持っていた。



水タバコ。
中東で見て以来。



ハニ族の家。
東南アジアと隣接する雲南省ならではの民俗村だった。
しっかり作ってあって、すばらしい。
万国博覧会を思い出した。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする