かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

昆明その4 登龍門

2020年03月15日 | China・Mongolia
今日は、小雪もちらついたが、昨日から一転、好天気。
一月振りのゴルフで、どうなるかと思ったが、前半好調、ところが後半大失速。
いつもと逆のパターンで、わけわかんない。



昆明観光最終は、登龍門。
登龍門は、日本語になっているが、ここが元祖らしい。



ニアエル(耳三つ+耳)さんのお墓はここにある。
藤沢で若くして亡くなられた後、ここに埋葬された。
ニアエルさんは、義勇軍行進曲を作曲した音楽家。
当初、中国共産党の曲だったが、今は、中国国歌になっている。



ここから登って行くのだが。冬で涼しくて、苦にならない。
夏の気温はどれくらいなのだろうか。
昆明の街が一望にできる。
さきほど訪れた民俗村や、テン池沿いの港など、一望だ。



この二本の塔が、昆明で一番高いビルと聞いた。



ひたすら登る。
私は、途中まで、シャトルで来たが、シャトルを使わず歩いて登る人も多数。
歩いて登った方が、ご利益があるのだろう。
ここからリフトで、登龍門の上まで登ってしまい、降りてくる方法もあるそうだが、ここは、正攻法で、足で登ることにした。
先に見えるのが、羅漢崖。



最初のお堂。
丹流閣。



財神。
足を撫でると、金持ちに?



昆明の街がますます一望できる。
手前は、西山の影。



三清閣。
お土産物屋も並ぶ。
元は、元の梁王の避暑地だったという。



道教の三清。
玉清、上清、天清。



祠を作る苦労がレリーフで残されている。
絶壁に、命懸けで作られたことがわかる。



次々と現れる祠。
真武殿。



玄武は、中国では当たり前なのか?



牛の伝説も。
母親牛が、屠殺人に潰されそうになったところを子牛が刀を隠し、屠殺人も、母牛をつぶすのを諦めたという故事にちなむらしい。



鳳凰岩。



ちょうど、登山道の中間に位置する。



普陀勝境。
ここを入ると、龍門までもう一息。



祠も続く。
是亦普陀。



いよいよ登龍門まではもうすぐ。
雲華洞。



すごい場所にあるように見えるが、手すりが整備されているので、安心して登れる。



龍門に到着。
当時、当地で科挙の試験でいい成績を取れる人がおらず、ここにお参りするようになったという。
登龍門という言葉は、日本でも、根付いている。
この門の龍門の文字の下にある玉の部分を触ると、科挙に受かる?
出世するということだが、今さら。



まさに、昆明市街を見下ろす場所にある。



ということで、文部の神を祀っている。
達天閣。
穿雲洞と呼ばれ、メインの祠になる。
左から、関羽、魁星、文曲帝君。
魁星は、台湾でもお祈りしたように記憶するが、効き目はあったか?



鯉のぼりは、ここから生まれたという。



龍。
登った鯉は龍になる。



登龍門を満喫し、夜は、ホテル近くの昆明料理の店へ。



臭豆腐っぽい感じだが、そこまでの臭はしない。
ただ、うまいかと聞かれると、冷奴の方がいいかな?



豚肉がぶら下がっている。
これは普通の味。



昆明市内の湖。
ハノイのホエンキム湖を思い出した。
場所も文化も近い?



短い旅だったが、昆明を堪能。
雲南省は、広いし、まだ見たいところがたくさんある。
コロナウィルス、すれ違いセーフ。
コメント
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