ボヘミアンラプソディに続いての話題作だったが、イマイチヒットは、しなかった。
ただ、映画の芸術性は、こちらの方が高いか。
本人が、過去を振り返る構成だが、ミュージカル構成で、エンターテイメント性が強い。
芸術家の場合、酒やドラッグに溺れるのは、その創造力アップのためというイメージがあるが、この映画では、育った環境や、自分の性癖が原因と描かれる。
おまけが、良くて、本人が指導している様子や、ジャイルズマーチンが、歌を指導している様子も描かれる。
本人の意向に沿った形ということで、暴露映画ではないことがわかるし、音が本気で作られていることもわかる。
本人が、なるべく真実に近い形にしたかったと語る。
そういえば、前にご紹介したDick Jamesも出てくるが、金の亡者的に描かれる。現在の歌手と芸能事務所の社長との関係のようなものだったのだろう。
キャッチーな曲が多いだけに、自然と盛り上がる。
まだ、取り上げられていない歌が、沢山ある。
私が、一番聴いていた時代の真ん中にいたスターだ。
エンディングで映画のシーンと、本当の写真が、並べられる。
こだわりの凄さがわかる。
その他のおまけも、適度でいい。
コンサートは、還暦コンサートしか行けてないが、素晴らしい総合エンターテイメントだと思う。
最後にもう一回来日を!
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