かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

The Beatles Auction & Collection Catalogue 1991

2020年03月18日 | The Beatles

冴えない日が続いている。
夜明けは、いつ来る?



本書は、現在のビートルズファンクラブの前身のビートルズシネクラブ主催のオークションのカタログ。

1991年のもので、そもそもこんな催しがあったことすら知らなかった。
初めてのオークションだという。
65点あり、基本価格の10%刻みの郵送入札だったらしい。
1ポンド=260円というから、ほぼ今の倍。
為替レートも考えれば、今よりもずいぶん割高だったことが、わかる。
絶対落札したい場合は、上限の1.5倍から2倍のレートを提示すれば、7~8割の確立で落札できると説明されている。嘘ではないが、当時のレートを考えれば、かなり高かった。

今と感覚が違うが、サイン関係は、比較的安く、メモラビア関係は、高いような印象を受ける。
印刷されたサイン入りの写真が高すぎたり、まだマーケットが成熟していなかったのかなと思われる。
総じて言えば、予想落札価格レベルが高く、前払いも30%要ということだが、最低落札価格が定められておらず、予想レンジの下で、落札できればラッキーだったかもしれない。
落札結果情報がないので、その辺は、何とも言えない。

後半は、クラブの在庫の通販コーナーになっているが、こちらも、物はいいが、値段が高いイメージを受ける。今から30年前だが、物価水準は、ほとんど変わっていないだろう。
海賊版の通販コーナーもあるが、音源の中には、掘り出し物があったかもしれない。
しかし、その後、どんどん未発掘音源がリリースされているから、それだけのお金を払う価値があったかはわからない。私も、一部持っているが、その後出た音源と、細かく比較しているわけではない。

物は、しっかりしているようだが、その後のマーケットの成熟に伴い、高く感じるものと、安く感じるものが、結構はっきり別れる。

コメント
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