首都圏は、ようやく雨が止んだと思ったら、今度は、暑い。
勝手なものだ。
本書は、本屋で見つけた。
まだ、先月出たばかり。
題名は、12月8日のことを取り上げた本と思わせるが、ジョンレノンの個性的な伝記というべき本だろう。
著者は、ジャーナリストだが、かなりのインサイダー情報、人脈を持っていて、今まで注目されなかったような情報や、写真なども多く、そういった意味では、興味深かった。
ただ、面白かったかと言われると、結局、ジョンは?ヨーコは?という疑問への回答は、出されておらず、いろんな情報が、てんこ盛りになっていて、後は、読者任せという感じか。
情報の入れ方も、強弱が激しく、前半は、ジョンの幼少期の環境について、後半は、解散後のジョンに影響を与えた人についての情報が多い。
特にヨーコについては、結構昔ながらのネガティブな情報が多い。
これは、インタビューをした人が本当に感じたことなのだろうが、個人的な感想に過ぎない。
シンシアについても、ネガティブな書きぶりだ。
ヤノフ医師についても、こき下ろしている。
逆にメイ・パンについては、肯定的。
現に、著者は、関係者の証言が、時を追うにつれて、変わっていくことが多いことについて触れている。証言を鵜呑みにしていては、事実は、明らかにならないということ。
ただ、その証言を積み上げることにより、事実を一つ一つ確認し、都市伝説を訂正していく部分もあり、それは、成果と言えるだろう。
関係者の高齢化が進む中、このような試みの繰り返しが、重要だとは思う。
知らなかった事実も多いが、エプスタインとの危ない関係や、アルマ・コーガンという女性にぞっこんだっという話など、興味深い。
写真では、ジョンが亡くなった後の、1983年にヨーコとショーンが軽井沢に行った時の写真は初めて見たと思う。
1980年12月6日のインタビューアとジョンとヨーコの写真も初めてだったが、この時のジョンの顔の写真が、私の持っているシンシアの描いたリトグラフの題材であることに気づいた。
このインタビューアであるアンディは、ジョンの死後のヨーコの生き方に強い疑問を呈している。
アール・スリックは、デビットボウイのコンサート&トリビュート・コンサートで見たが、ジョンの最後のアルバムで、重要な役割を担っていることも知った。
私にとっては、新情報が多い伝記本として、興味深かった。
ジョンの伝記本の1冊目として読むのは、どうかと思うが。
勝手なものだ。
本書は、本屋で見つけた。
まだ、先月出たばかり。
題名は、12月8日のことを取り上げた本と思わせるが、ジョンレノンの個性的な伝記というべき本だろう。
著者は、ジャーナリストだが、かなりのインサイダー情報、人脈を持っていて、今まで注目されなかったような情報や、写真なども多く、そういった意味では、興味深かった。
ただ、面白かったかと言われると、結局、ジョンは?ヨーコは?という疑問への回答は、出されておらず、いろんな情報が、てんこ盛りになっていて、後は、読者任せという感じか。
情報の入れ方も、強弱が激しく、前半は、ジョンの幼少期の環境について、後半は、解散後のジョンに影響を与えた人についての情報が多い。
特にヨーコについては、結構昔ながらのネガティブな情報が多い。
これは、インタビューをした人が本当に感じたことなのだろうが、個人的な感想に過ぎない。
シンシアについても、ネガティブな書きぶりだ。
ヤノフ医師についても、こき下ろしている。
逆にメイ・パンについては、肯定的。
現に、著者は、関係者の証言が、時を追うにつれて、変わっていくことが多いことについて触れている。証言を鵜呑みにしていては、事実は、明らかにならないということ。
ただ、その証言を積み上げることにより、事実を一つ一つ確認し、都市伝説を訂正していく部分もあり、それは、成果と言えるだろう。
関係者の高齢化が進む中、このような試みの繰り返しが、重要だとは思う。
知らなかった事実も多いが、エプスタインとの危ない関係や、アルマ・コーガンという女性にぞっこんだっという話など、興味深い。
写真では、ジョンが亡くなった後の、1983年にヨーコとショーンが軽井沢に行った時の写真は初めて見たと思う。
1980年12月6日のインタビューアとジョンとヨーコの写真も初めてだったが、この時のジョンの顔の写真が、私の持っているシンシアの描いたリトグラフの題材であることに気づいた。
このインタビューアであるアンディは、ジョンの死後のヨーコの生き方に強い疑問を呈している。
アール・スリックは、デビットボウイのコンサート&トリビュート・コンサートで見たが、ジョンの最後のアルバムで、重要な役割を担っていることも知った。
私にとっては、新情報が多い伝記本として、興味深かった。
ジョンの伝記本の1冊目として読むのは、どうかと思うが。