かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

しとどの窟

2022年03月21日 | Other Eastern Japan



今日は、さっさと伊豆から、戻って来た。
途中、しとどの窟へ。
情報が少なかったが、大観山から湯河原に下りていく途中にあるようだったので、行ったら、椿台という駐車場から、歩いて行けた。
このトンネルまでは、平だが、そこから、急な山道になる。



石橋山の合戦に敗れた頼朝一行がこの窟に身を潜めたとされる。
地元の土肥実平が案内したといい、ここから安房への小舟も、土肥氏が手配した。
土居実平は、今でも湯河原の英雄だという。



天気は、まずまずだったので、滑るほどではないが、かなり急な山道を下っていく。
ハイキングコースになっているが、かなりの山道ではある。



途中、距離を示す石碑がある他、仏像が並んでている。
たぶん、地元の人が奉納したのだろう。



最後、50メートルぐらい登ると、しとどの窟がある。
確かに大きな窟で、数人が潜むには十分なスペースだ。
仏像が並んでいるが、江戸から、大正に奉納されたものだそうだ。
なかなか趣のある石窟だった。



大観山に戻っていく途中に、土肥の大椙跡の石碑があった。
その大椙はそこから400メートルほどのところにあるそうだが、大正時代に、唐黷トしまったというから、今はないのだろう。
この大椙に頼朝が身を潜めていたところを、梶原景時が見つけたが、見つけなかった振りをしたため、頼朝は、逃げることができたと伝えられる。
大河ドラマでも、重要な場面として出て来た。
ここで、平家に打ち取られていたら、歴史は変わっていたことになるが、どうか。



帰りに寄った干物屋。
2回目だが、場所がいいし、大きい。
これから、リピーターになるか。

コメント
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