年金問題は、混迷の度を深めている。我が家も、家族分がインターネット経由では、確認できていない。住所相違なのだそうだ。再度登録し直して確認したらまた住所相違。電話をしても、話中でつながらない。腹立たしいことこの上ない。
制度変更で、振り回されそうなものの代表的なものに地デジと株券電子化があるだろう。地デジについては、まだTVも元気だし、ちょっと先なので手をつけていないのだが、株券電子化については、2009年1月に予定されているし、親が自分でやるとも思えないし、重い腰を上げた。
本人分については、すんなり完了。そして、親のタンス株電子化プロジェクトに取り掛かったが、まぁたいへん。2ヶ月たった今もまだ終わっていない。まだ、株券の現物をお持ちの方へのアドバイス方々体験談を少し。
1、株式の名義が本人名義でない場合即着手しないと大変なことになると宣伝しているから、流石にそのまま放っている人は、少ないだろう。問題は、株式の名義が本人名義になっていた場合、ひとまず安心してしまうことだ。手続きは不要とされている。ただ、このまま2009年1月に突入してしまうと、その後の売却時や名義変更時にたいへんな手間がかかる。その前に済ましておくことが肝要だと思う。
2、まず、証券会社に口座を開いて、株券を持っていく。ところが、タンス株は、取得時期が古いケースが多いため、取得価格確定のため、株式の移動証明が必要になる。ところが、この移動証明は、株の名義書き換え手続きを請け負っている信託銀行が発行するので、電話をかけまくらなければならない。会社毎に、信託銀行が違うので、たいへん。この手続きを怠ると、売却時に売却価格の95%が売却益とみなされ、課税対象になってしまう。
3、この株式移動証明が全部そろうまで、一ヶ月以上かかる。ただ、届くと感動する。よくもここまで、売買記録が残されているものだ。それに引き換え年金は...などと考える間もなく、新たな問題が。近時の取引については、信託銀行の異動証明ではなく、実際取引をした証券会社の顧客口座元帳の写しを取り寄せなければならないのだ。そこで、その株式の売買をした証券会社に元帳の写しの発行を依頼することになる。
4、もう一つ、株式移動証明を見ると、放ってあった端株の存在が明らかになる。これまた、信託会社に電話をかけまくり、端株の売却請求書をとりよせ、端株を換金することになる。もちろん、そのまま放っておいてもいいのだが、単位株にするため買い増しする気がなければ、さっさと換金して使ってしまった方がいいというのが、私の考え。
5、そして、全部そろったら、それらの証明書類と、タンス株券の取り扱い申し込み書を、株式を預けた証券会社に提出しなければならない。4のステップまでやっと終わり、今週この手続き5をする予定。
この手続きを甘く見るとたいへんだということをお伝えしたかった。残りあと一年。期日が近づくと、大混乱しそうな気がする。
横浜から西方向のに行く時は、いつも海老名インターの吉野家で朝ごはんを食べるのだが、今日はその横に吉本興業のでっかいコーヒー自動販売機ができていた。コーヒーを買うと、そのコーヒーが(自動で)できるまで、吉本興業の売れっ子タレントが、一瞬撃Aビデオで入れ代わり立ち代り披露してくれる。見たことがあるような撃ェ多かったが、これだけ早く広まってしまうと、次のネタを考える時間がないだろう。まさに消耗品だ。ご同情申し上げる。
日経を見ていたらルアン・プラバンの文字が見えたので、目が止まった。街自体が世界遺産に登録されているという珍しいところなのだが、日本人よりも、欧州からの観光客が多い。かつてフランスの植民地だったという歴史も無縁ではないのだろう。もちろん仏教が深く信仰されている国だ。

本記事は、托鉢が観光化されてきているというやや批判的なトーンだったが。この写真は、まさに観光客としてとらえた一瞬。でも、双方、敬虔な気持ちであることが伝わってくる。小乗仏教なので、ラオスの人々は、一度出家する必要がある。庶民と、僧達との心理的な距離はすごく近い。
写真は、流し撮りのように見えるが、まだ暗かったので、シャッタースピードが勝手に遅くなったからこのように撮れただけ。

この記事では、市場の話も出てくる。この写真は、夜、メインストリートが、通行止めになって開かれる市場。地元の人も多いが、欧州からの観光客も多い(半々ぐらい?)。値段は安い。
翌朝に、地元の人しかいない市場に行ったが、それは、my homepage のラオスの頁を見てみてね。Laosコーナーは、文章が長すぎて不評だが、写真だけたどって見ることもできるようになっている。

著書も読んだことのある島田さんの話を聞く機会があった。
インドも、3年もご無沙汰なので、久し振りにアップデートできた。
着実というより、昔は、考えられたなかったほど急速に変化しているようだ。
インドは遠い国と感じているのはこちらの方で、我々こそ、Can We Change ? と、自問自答すべきという。
島田さんは、元銀行員で、本まで書いたぐらいだから、相当学者肌の人かと思ったら、全く逆の商売人。こうじゃないと、インドでは、やっていけないのかもしれない。今は、コンサルタント会社を立ち上げ、アドバイザリーや、印税や、講演料で、暮らしていらっしゃるようだ。まさに、インドさまさまだ。
インドでの商売が難しいのは、有名だが、マーケットの規模が全然違う。まだ人口が増え続けているので、人口で言えば、将来日本の人口の16倍ぐらいになるという。携帯をほとんど持っていない16 人に、携帯1台売るのと、携帯持っている人1人に携帯1台売るのとどっちが簡単?
Why not?
DMIC(Delhi Mumbai Industrial Corridor) が建設予定だそうで、悪名高い道路網も改善されていきそうだ。この高速道完成により、デリーームンバイ間の陸路輸送が、今の3日間から1日間に短縮されるという。デリー<?ンバイ間の飛行機での異動で修羅場を経験した私にとっては、隔世の感がある。
イスラムに、そしてイギリスに支配され、社会主義政策により、独立後の歩みも遅かったインドだが、大きく動きだしている。IT・医療などの先進分野は、欧米にいいとこどりをされて、今は、勝手に進んでいっているから、日本は、物作りの面で、インドパワーと共存すべき道を探るべきと島田さんは説いていた。その観点から、インドでのトヨタ工業技術学校の開校を大きく評価されていた。60人の生徒募集に、5000人が応募したという。
ここで育った人材が、世界のトヨタの工場をリードしていく日も近い?
Made in India が Made in Japan を抜く日も近い?
写真は、ムンバイ港。イギリス植民地時代の(負の?)モニュメントが聳え立っている。手前が、私も乗った観光船群だ。

クリスマスパーティ、忘年会には、ゲーム、アトラクションが付き物。アトラクションで、パンフルートという楽器の演奏を初めて見た。
20本ぐらいの長さの違う秩iかな?)筒が並んでいて、縦型フルートのような吹き方で(ビール瓶の口で音を出すようなもの)、この長さの違う駐宸嵭pに、全身を使いながら吹きまくる。同じ筒で、半音違いの音までは出せるようだ。ハーモニカみたいに口先だけ動かせばいい訳ではないから、たいへんだ。吹くだけで、息を吸う時には、音は出ないから、2倍たいへんだ。
何でも、このパンフルートなる楽器は、紀元前6世紀のイタリアに存在していたという。確かに原始的だ。パンという名は、どこかで聞いたことがあると思ったら、山羊の角を持つギリシャ神話に出てくる半獣人の名であることを思い出した。パンが切り束ねた葦を切って吹いたのが始まりという伝説があるらしい。
シンセとのコラボで、バッハから新しい曲まで、演奏していただいた。不思議な音色で、初めての人も多かったと思うが、皆聴き入っていた。アトラクション中も、わいわいがやがやというパーティも多いが。それだけ、心に響くものがあったのだろう。
Pan Des Deux というスイス・ルツェルン(行ったことがあるが、いい街)ご出身の方と、日本人との国際夫婦(辻堂在住とのこと)のコラボだった。ご興味の湧いた方は、CDでもいかが?
レッドツェッペリンの再結成コンサートがロンドンで、一夜限りのイベントとして行われた。ポールマッカートニーさんや、ミックジャガーさんも見に来ていたというからも、相当のビッグイベントだったことがわかる。オークションでは、19百万円の値がついたというから、異常だ。たった2時間余りのコンサート!1分16万円?
一夜限りかつロンドンということであるから、全く行くのは不可能。行けた日本人も一握りしかいないだろう。TVや、ユーチューブで、映像が一部見れるが、なかなかいい感じに見える。もちろん、ドラムのジョンボーナムさんは、亡くなっているので、息子さんがドラムを叩いているが、叩きかたも親父そっくりに見える。
このコンサートに合わせてか、永遠の詩(狂熱のライブ)【最強版】のCD、DVDがリマスター版で、また、新しいベスト版も発売された。
特に、永遠の詩のCDは、久しぶりに聞いたのだが、よい。聴いていたら、高校時代一番聴いていたLPであったと思い出した。新たな音源が加えられているものの、あの感動が、クリアーになって蘇った。
その後、大学に入ってから映画も日本で公開されたのだが、圧巻だった。まさに、ロックコンサートの頂点を極めた映像といって過言ではないだろう。この映像の方は、ビデオで買って、DVDで買って、そして、今回またリマスター版DVDを買ってしまった。ハイビジョンで出たらまた買うのだろうか。もう打ち止めにしよう。
彼らは、全盛期に来日しているのだが、残念ながら、仙台にいたので、見ることはできなかった。そして、ジョンボーナムさんが亡くなって、オリジナルメンバーでのコンサートは、永遠に見ることは、できなくなった。
せめて、今回のメンバーで、ワールドツアーをやってくれないかなと思うのだが、無理だろうな。この世の中、まだ老け込むのは、早いとも思うのだが。