最終日は、まず出雲大社へ。
駐車場から、大社に向かう途中に牡丹園があった。そういえば、前日境港に向かう途中の八束(やつか)という町で、牡丹祭りをやっていた。牡丹を活用した町興しも盛んのようだ。
これは、大黒様。いなばの白兎を助けてあげた大国主のみこと様である。
ちょっと長くなるが、説明書きを引用。
幸魂 奇魂(さきみたま くしみたま)
時に海を照して依り来る神あり
吾在るに由りての故に汝その国造りの大業を建つるを得たり
吾は汝が幸魂奇魂なり
大国主神これ吾が幸魂奇魂なりけりと知りぬ
古事記また日本書紀に述べるところであります。出雲大社の御祭神大国主大神はこの幸魂奇魂の”おかげ”をいただいて神性を養われ「ムスビの大神」となられました。生きとし生けるものすべてが幸福になる「縁」を結ぶ”えんむすびの神”と慕われるゆえんであります。
およそ人が人であるということは幸魂奇魂をいうムスビの”みたま”をわが身にいただいて霊止すなわち人として生かされているからであります。大神からいただいたこの”いのち”を感謝して大切に正しくこれを生かしきりましょう。
出雲大社ではこの御神教にちなんで
さきみたま くしみたま
まもりたまひ さきはへたまへ
と唱して御神縁を祈念いたします。
この「ムスビの御神像」は大国主大神が有難く「幸魂奇魂」拝載される由縁を象徴しております。
実は、ずっと手前に巨大な鳥居があるのだが、そこまでバックはしなかった。
2008年から修造が行われており、本殿は今拝めない。手前に設けられた神様の仮住まいにお参りする。普段は、拝殿だが、今は、御仮殿と呼ばれている。
それにしても、この注連縄は、すごい。相当重いだろう。
本殿の前に、八足門がある。ここでもお参り。
本殿の脇に、小さな社があった。