
八雲立つ風土記の丘展示学習館でもらったパンフを参考に、近くの神社を回ってみることにした。
一番近くにあったのは、神魂神社(かもすじんじゃ)。イザナミノミコトを祀っている。

この本殿は、室町時代初期のもので、大社造りの中でも最古のもの。国宝に指定されている。棟持ち柱が側柱よりも外側に飛び出しているのが、古式の特徴という。

手前は、木を祀っているのか。

この小さな稲荷神社も、重要文化財に指定されている。安土桃山時代の建築という。

その先(はにわロードと名付けられていた道を進んだところ)に、八重垣神社がある。
出雲国風土記に佐久神社と記されている古い神社だ。
スサノオノミコトが、八岐大蛇(やまたのおろち)を退治して命を救ったイナタヒメノミコトと結婚し、新居を構えた場所という。

本殿の奥の森は、イナタヒメノミコトが八岐大蛇から身を隠した森。
スサノオノミコトは、「八雲立つ出雲八重垣妻ごみに八重垣つくるその八重垣を」の歌をこの新居で読んだと伝えられる。

小さな社の隣には、夫婦椿があった。縁結びの神社としても知られている。