かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

島根・神々の宿る里その8 水木しげる記念館

2010年05月12日 | Other Western Japan


これは、鬼太郎のゲタ。何にでも吸いつく力を持っていて、壁はもちろん天井を逆さに歩くこともできる。リモコンゲタともいい、独立して鬼太郎を助ける(妖怪ガイドブックより)。



目玉おやじ。とける病にとりつかれた鬼太郎の父の屍から目玉だけが流れ出し生き残ったのが目玉おやじである。ものの内部まで見ることができる目と耳電話を持つ、茶碗風呂を好む(妖怪ガイドブックより)。結構その生い立ちは、不気味である。



一反木綿。一反ほどの白い布。夜中に飛来し、人の首に巻きついたり、顔面を覆って息の根を止めたりする(妖怪ガイドブックより)。結構、浮サうだが、ゲゲゲの女房では、水木さんが、お見合いで初めて将来の女房を見た時、一反木綿を連想している。
効能を見て、その理由が分かった。スリムで色白になれるそうだ。



この等身大ねずみ男とは握手ができる。



魔法陣の悪魔くんとメフィスト。エロイムエッサイムは、悪魔くんに出てくる魔法の言葉。実写版の放送で、テーマソングの中にもある呪文で、頭の中に刷り込まれた。でもそれ以来、再放送など見たことないなぁ。



そうこうしている内に、水木しげるロードの突き当たり近くにある、水木しげる記念館に到着。これは、鬼太郎(赤ん坊)とお父さん。
幽霊族の血筋を守り抜くため、目玉だけになって生き残った父と母の屍から生まれ墓場から自力で這い出てきた鬼太郎。目玉おやじが鬼太郎を励ましている水木漫画の名場面(妖怪ガイドブックより)。
左奥に、山高帽をかぶった水木先生の像が見える。



のんのんばあと水木先生。のんのんばあの水木先生に及ぼした影響は大きい。今では、核家族化で、こんな経験をするのは難しいかもしれない。



中の展示もしっかりしている。特に、妖怪好きには、こたえられないだろう。
東南アジアでよく見た奇怪なお面なども展示されており、南洋での戦争体験も、水木さんの世界に大きな影響を与えていたことがわかる。
世界各地を訪れて、交流を深めたり、ネタを集めたりされているようだ。
庭にも妖怪たちが...



ゲゲゲな時代の茶の間も再現。



水木先生の落書き?も残る(ちゃんとガラスで保護されている)。
コメント
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