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出雲大社から、国引き神話では新羅から引っ張ってきたとされる杵築(きづき)方面にある日御碕(ひのみさき)灯台に向かった。
八雲立つ風土記の丘で購入した図録には、こう説明されている。
大きなすきを手にとって、大きな魚の身を割くように新羅の土地をぐさりと切り離しました。
そこで強い網をかけ、霜枯れたかづらを「くるや、くるや」とたぐり寄せるように、また河船を「もそろ、もそろ(ゆっくり)」と引くように、「国来(くにき)、国来」と、いいながら、引き寄せました。
そうして縫いつけた国が、杵築(きづき)のみさき(日御碕から出雲市小津付近)です。この時引き寄せた国を固めるために立てた杭が佐比売(さひめ)山(三瓶(さんべ)山)になり、引いた綱は、園(その)の長浜(稲佐(いなさ)はま)となりました。
すばらしい日本海の眺めを堪能しながらのショートドライブとなった。
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灯台らしい灯台だ。世界の灯台100選に選ばれている。明治33年から、3年かけて、日本人技術者により建設されたという。高さ43.65mは、日本一。107歳の灯台ということになる。
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灯台に上ることができ、絶景だ。でも、すごい風。眼鏡も飛ばされるそうで、立っているのもやっとだった。
これは、出雲方面を眺めたところ。左前方に、出雲大社、稲佐の浜。右前方に三瓶山があることになる。
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眼下では、波が砕け散っている。
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灯台のレンズも真近で見れる。くるくる回る部分は、水銀の池に浮かしてあるそうだ。昔ながらの技術なのか、今造られる灯台もそうなのか?
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もちろん、エレベーターなどなく階段を上ることになるのだが、途中、灯台がレンガでつくられていることがわかるようになっていた。
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駐車場から灯台へ向かう道には、ちょっとした土産物屋が並んでいて、海鮮丼をいただいた。リーズナブルで、おいしかった。