かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

仏典からみた仏教世界

2011年10月26日 | Books


本書は、新アジア仏教史というシリーズ(何と全15巻!)の第3巻。
一番ブッダの生涯についての記載が多いかなと思って、GETしたのだが、ネコに小判だったようだ。

第一章の仏伝のところは、今まで、さんざんいろいろ読んできたこともあり、わかりやすい。
第二章以降が、ブッダの教えに関する部分だが、ここで、出て来る様々な経典と学説。ここは、予備知識がないと、ついていけない。
本書を読んでわかったのは、様々な経典の研究は、それこそ、奈良時代から、長く続けられているのだが、新しい経典が発見されるたびに、その説が覆されていくということだ。まだまだ、定説などない。

様々な経典が生み出されタイミングについてもいろんな考え方があるため、その伝道経路についても、様々な説が出る。南伝=小乗、北伝=大乗という単純な構図は、今は過去のもののようだ。

密教は、比較的新しい教えであるが、それでも、前期、中期、後期で、内容が大きく異なる。当初5世紀ぐらいにスタートし、後期は、12世紀頃というから、それだけでも、長い期間なのに、元々密教の発生が、ブッダの入滅後、約八百年後ということだから、仏教と密教とは別物という考え方があっても、全然おかしくない。
かつ、チベットなどで新しい経典が発見されるから、その歴史すらころころ変わる。
この辺になると、やはり専門家に任せないと。

そして、この複雑怪奇になった仏教をわかりやすく説いた、法然、親鸞の功績がある。
もうすぐ上野で、企画展が始まる。京都で、それぞれ見たけど、もう一回見に行く予定。

仏教を、学問として、学びたい人向けの本。
初心者がいきなり読んでも.....
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

旅猿 出川哲朗ともう一度インドの旅

2011年10月25日 | TV Program
baseball横浜ベイスターズが、横浜モバゲーベイスターズになりかけた。だめみたいだが。
元々、大洋時代から、企業名を冠しない唯一のプロ野球チームとして、地元に根ざしたチームをめざしていたはずだ。
TBSがオーナーになって、その色は、薄れたが(ドラゴンズのオーナーが、ジャイアンツファンであることは、落合さん解任騒ぎで知った)。
ディエヌエーがオーナーになるだけでも???なのに、モバゲーが球団名にくっついてしまっては、流石に黙ってはいられない。
特に、sunおてんとさまの下でやる(ナイターもあるが)野球に、mobileモバゲーは似合わない。
どうにか横浜の企業に、本当は、がんばって欲しいのだけど、あんまりmoneyぎりぎりの企業だと、強くなれないし。
ジレンマ?



旅猿という企画番組があるとは知らなかった。バラエティ番組もほとんど見ないから無理もない。
ではなぜ?

前回のインドで、ブッダガヤの川向こうのセーナ村に行った時(苦行で死にかけていたお釈迦様がスジャータさんの乳粥で元気を取り戻し、悟りとひらいたことで知られる)、ガイド氏が、東野さんと出川さんの案内をしたと言って、二人の携帯に写った写真を見せてくれた。
何かの番組だったという。

その時は、ヘェーっと聞いていたが、その番組がDVD化されていると知り、迷いつつもGETした。
元々東野さんと、ナイナイの岡村さんの番組だったらしいが、岡村さんが、病気になり、出川さんが、ピンチヒッターで登板したらしい。

番組内でも、この珍道中のあほらしさを繰り返し言っているが、インドに何度か行った私にとっては、ひじょうによく出来たプログラムだと思った。インドのえぇ???感がよく出ている。このえぇ???が普通に起こるのが、インド。
その極めつけが、ブッダガヤのパートだ。そのパートをガイド氏が、案内を担当している。姿も写っている。

ガイド氏は、実は、ブッダガヤ出身。日本語を勉強し、日本語3級。家族をブッダガヤに残し、デリーに単身赴任中なので、ブッダガヤのガイドの仕事は、帰省を兼ねたおいしい仕事なのだ。
しかも、TV番組絡みの仕事。張り切らざるを得ない状況だったろう。
私の案内をしてくれた時は、すっきりした格好をしていたが、本番組では、インド人インド人したむさ苦しい?格好をしている。番組では、うさんくさく、怪しげな訳のわからないところに案内するキャラクターになっている。

インドの実際の雰囲気を知りたい人は、ちょっと見てもいいかな?
おまけの対談で、復帰後の岡村さんも出てくるが、何回も、本当にDVD化するのかと、東野さんに聞いている。
冗談みたいなDVDだけど、インドだから、みなびっくりの連続になる。
よくこの手の番組で、大げさなアクションをするのを見るが、このDVDでのアクションは、インドに行った日本人にとっては、極めて普通のアクションだ。

私も、ようやく慣れてきた。それでもいろいろあるけどね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Back to the Future

2011年10月24日 | Movie



Back to the Future は、シカゴ赴任前にパートⅠを見て、シカゴ赴任中に、パートⅡとパートⅢが、同時封切りになり、INGで楽しませてもらった。
その後、ビデオで、メイキング1巻付きの4巻セットが出たので、GETし、DVDがその後出たので、GETし、そこで止めようと思っていたのだが、BDが出たのでまた買ってしまった。
DVDを持っているものについては、BDを買わない主義を貫こうと思っていたのだが、一度慣れてしまうと、なかなかDVDだとしんどい。DVDをずっと見ていると、また慣れてしまうんだけどね。

本BDは、まさに決定版。おまけも充実。

最初GETしたビデオは、本当に擦り切れるぐらい見て(英語の勉強に打って付け)、見る度に、新たな発見をして(何気ないセリフに、思わぬ伏線があったり、デテイルに、アメリカ的なユーモアが散りばめられている)。デティルについての本も書けるぐらいだ。
メイキングビデオも当時、(私にとっては)初めてで、映画作りの面白さを感じさせてくれたのを覚えている。今や、メイキングの公開は、当たり前になってきているが。
種明かしは野暮だなどとは言うまい。見たくない人は、見なければいいのだから。

ユニバーサルスタジオのアトラクションも、オーランドにできてすぐ体験した。別世界だったのを思い出す。今は、あの手のアトラクションも、当たり前になりつつある。

久し振りに見て、やはり面白い。
最初と最後のシーンで、ウランを追いまわすリビアのテロリストが出て来るのだが、この映画が作られて、25年以上たっても、ウランとリビアで翻弄される世界があるというのも、不思議な感じだ。
(今から)25年前から、(今から)50年前に時間を遡り、また(今から)25年前に戻るのが、パートⅠだが、この映画が作られてから25年未来に、もうあっという間に到達してしまっている。これまた、不思議な感じだ。
世の中、ずいぶん変わったこともあるが、全く変わってないこともある。

バラの廉価版を買ったのだが、最初のセットを買ってもよかったかな。
ちなみに、この品の無いカバーは、リバーシブルになっていて、今は、普通のカバーにしている。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

安藤百福発明記念館

2011年10月23日 | Yokohama ( Japan )



今日は、天気が悪いはずだったのだけど、いい日和になったので、ぶらっと横浜に出てみた。
日本丸は、帆を張って、何か行事をやっていた。



みなとみらいに着いたら、ちょうどお昼時。まだ、行けてなかった牛タンの喜助さんに行った。
仙台ではもちろん行ったことがあるのだけど、横浜店は初めて。



まずは、タントウフで、ちょっと一杯。あんまりタンって感じしなかったけど。



定番の牛タン定食。味は、仙台のと、もちろん変わらない。店がこぎれいで、満足度大。
ランチタイムで、1300円だったけど、仙台の方が、ちょっと安かっかな?



一ヵ月前ぐらいにできて、一度行ってみたいと思っていた、安藤百福発明記念館=カップヌードルミュージーアムにも行ってみた。
ワールドポーターズ(ワーポー)の前にある。
立派な建物に、人がどんどん吸い込まれていく。
ところが、チケット売り場に行ったら、今買えるのは、2時間後に入場できるチケットだっということで、結局グッズ売り場だけ覘いて、パンフをもらって、入場はしなかった。
体験型ミュージーアムなので、一時にはいれる人数に限界があるようだ。
次回の楽しみということで。

パンフによると、本博物館の企画したのは、あのユニクロの宣伝戦略を企画している佐藤可士和さんだそうだ。道理で、話題性に富む、ユニークな体験型博物館になっている訳だ。

シンガポール時代にお世話になった、ラクサヌードル(マレーシア≒シンガポール)や、トムヤンクンヌードル(タイ)も味わえるらしい。フォー(ベトナム)や、ミーゴレン(インドネシア)味もあることを知った。一食300円とあるから、全部(8種類)試す訳にはいかないが。



みなとみらいの象徴であるコスモクロック21とランドマークタワーを重ねてみた。



赤レンガ倉庫近くの万国橋からは、みなとみらい地区を一望にできる。
左下には、日本丸。
真中を横切る緑の道は、赤レンガ倉庫から、桜木町へ延びる鉄道道。かつては、実際に汽車が走っていて、赤レンガ倉庫に、生糸を運んでいた。日本のシルクロードの終点だ。
何となく、ほのぼのとした一日だった。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ビートルズデビュー50周年

2011年10月22日 | The Beatles
raincloudsun今日も、朝から大雨。途中一瞬止んだと思ったら、また降り出すという情けない天気で、二週続けて、ゴルフがキャンセルになった。
ところが、天気予報に反して、天気は結構回復。これだったらできたじゃんと思って振り返ってもしょうがないので、前を向くのみ。



10月も下旬になり、街のカレンダーコーナーも充実してきた。
私のこの時期の年中行事は、ビートルズのカレンダーを買うことと、FILOFAXの翌年の、WEEK ON TWO PAGES DIARY を、GETすること。
後者のデザインは、もちろん、毎年一緒なのだが(それがいいので、変わってもらってはこまる)、前者は、毎年楽しみだ。

来年は、ビートルズのデビューシングルの”LOVE ME DO”が出てから50周年になるのだという。
最初のシングルが出たのが、1962年10月5日だから、確かにそうだ。
早い!

日本のオフィシャル版は、年ごとのベストショットを使っているようだが、こちらのイギリスのオフィシャル版は、1962年当時のB/W写真のみで構成された、当時の匂いがプンプンの逸品だ。
リバプールのマージー河の匂いが香ってきそうだ(行ったことないけど)。
キャバーンクラブのざわついた雰囲気が伝わって来そうだ(こちらも行ったことないけど)。

来年こそいい年でありますようにといつも年の瀬が近づくと思うのだが、リーマン以降、国内外ともいいニュースが少ない、というか悪いニュースがやたらに多い。

せめて、日本は頑張ろうよ。
心機一転で。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする