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ゴルフの調子は、そこそこ。相変わらずャJミスが多い。
これは、朝陽に映える富士山。山も色づいてきた。
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総天然色(要するにカラー)のウルトラQBDを予約していたのが届いた。まだDISC1のみしか見てないが、期待通りの出来だ(値段とのバランスは、考慮しないとして)。
まずは、カラー版を見たのだが、白黒でも見れるし、カラー版を見ながら白黒版も横目で見ることもできる。
特撮は、原始的で、今の技術からするとお笑いレベルかもしれないが、そのままカラー化して、当時の匂いも感じさせる絶品になっている。
ALWAYSで、昭和人気が高まっていたが、それと色調は似ている。ただこちらは、実際、当時撮影したものをカラー化しているので、より現実味がある。
横断歩道や、信号機すら、今とは違う。ずいぶん様子が変わっているのだが、こういう機会がないと気付かない。
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おまけもいろいろ付いているが、メイキングが、45年後を生きている私にとっては興味深かった。
当時のフィルムは、とてもよく保存されてたというが、まず、ノイズを削除するリマスターで、相当の労力を割いている。
そして、このカラー化。レジェンド3Dという会社が、アメリカとインドをまたいだプロジェクトチームを造り、本プロジェクトを遂行した。
コンピューターももちろん使うが、手作業も多いみたいだ。色一つ決めるのも、たいへんだったという。
リップサービスかもしれないが、採算度外視で、本プロジェクトの意義の大きさを考慮し、取り組んだという。
リジェント3Dによる、カラー化のプロジェクトは、本件が最後で、今は、かつての映画を3D化するプロジェクトで手一杯なのだそうである。
ハードとソフトの世界の様子の違いを感じる。ハードは、過当競争で、へろへろだ。
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この付録本もいい。一の谷の名は、ウルトラQに出て来る白髪の老研究者の名から来ているのだが、本書は、適度に充実していて、マニアにも、一般人にも、受け入れられるレベルの内容に、まとめられている。
ソフビのナメゴンも付いてくる。昔のソフビを違って、フィギュアと言っていいほどの精巧さだ。当時持っていたソフビにとんでもない値段が付いているようだ。私と同じように、ほとんどが捨てられてしまっているのだろう。ウルトラQのソノシートもあったのになぁ。
ウルトラシリーズの発展とともに成長してきた世代にとっては、必見と思うのだが、思い込み過ぎか?