今日は、故あって、初めて夕学に参加した。横浜では、結構この手の催しに出ていたのだけど。
夕学といっても、たぶん固有名詞だろうから、正確にいうと、KEIO MARUNOUCHI CITY CAMPUS 主催の、夕学五十講だ。
今日のスピーカーは、アップルジャパン元社長の前刀さん。
スティーブジョブズ氏がこの前亡くなったこともあり、最近マスコミへの露出度も増えている。
今は、教育関係の事業に取り組んでいる。
話は、盛りだくさんで、時間オーバーするぐらいだったのだが、たくさん生きるヒントをいただいたような気がする。
最初の方は、ソニーや、アップルで学んだことを中心としたビジネス手法についてだが、今の日本企業が失ったしまったものが、多くあるように感じた。
まとめると、①感じる力②創る力③動かす力についての話。
感性訴求vs機能訴求とも言えるが、これは、apple vs sony の構図に置き換えられる。
結果は、明らかなのだが、では日本企業はそれから変わったかというと、まだ全然変わっていない。
これは、教育方法に問題がある。
そして、前刀さんは、今教育に取り組んでいる。
そのポイントは、五感をフルに活用した、感性重視、アナログ的な教育だ。
日本の得意とする積み上げ思考の論理では、この混沌とした世の中、なかなか正解に辿りつけない。戦略的直観が必要で、そのために、常にセルフイノベーションに取り組む必要がある。
なかなか大企業の中に取り込まれてしまっていると難しいかな?
next one は、チャップリンがよく使った言葉だそうで、最高作は?と聞かれた時、彼はいつもnext one と答えたそうだ。
この気持ちを大切にしたい。