かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

ブッダ

2011年10月15日 | Books
hanatarequestion2今日は、朝から不穏な天気。ということで、急遽予定されていたゴルフをキャンセルし、本当の意味での休養日になった。残念だったが、それもよし。

hanadi新首相に代わって、やっと、政治家のとんでも発言が減って来たと思ったら、九電からとんでもないのが出た。コンプラがこれだけ、口うるさく言われている中、信じられない会見だった。
結論はともかく、身内の調査じゃ信頼できないということで、自ら設置した第三者委員会の結論を、全く無視したことを、自ら進んで肯定する暴言と言えるだろう。電力会社は、真から腐りきっているのか。政治もグルか。
電力会社の事業が、国民生活と直結していて、我々は、オプションがないだけに、事態は深刻だ。政府がどれだけコントロールする権限があるのかわからないが、それで、どうにもならなければ、電力会社の株主の良心に期待したい。



本書は、ベトナム生まれで、フランスに亡命したティクナットハンさんによるブッダの伝記だが、いろいろ読む中で、一番詳しく、でも、わかりやすく書かれていると感じた。
最初生まれたところから始まるのではなく、スヴァスティや、スジャータの話から始まる。ブッダが、悟りを開くきっかけになった出会いだ。でも、そこからは、オーソドックスな、ブッダの生涯がリアル(本当は、仏伝から創造されたバーチャルなものだが)に描かれ、著者の思い入れが、ひしひしと伝わってくる。
教えや、修業の内容にも適度に触れ、ブッダの生涯をたどりながら、その教えも理解できるように工夫されている。かなり奥も深い。
長編だが、訳者がいいのか読みやすい。

ブッダの生涯とブッダの教えを関連づけながら、詳しく知りたい人にお勧め。

映画化も決定!とあるが、映画化されたのかな?
コメント
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