かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

THE BEATLES 完全ガイド

2015年12月21日 | The Beatles



本書は、もちろんThe Beatles 1の便乗本。
老舗の、シンコーさんが出版。

正直、この手の便乗本は、相当出ているのだが、かつ、たぶん重複もあるのだが、 The Beatles 1に合わせての出版ということでいいんじゃない?というレベル。
内容的には、新しくでたThe Beatles 1で初めてビートルズに出会った人向けなのだが、こういった本を散々読んで来た向きにも、楽しめるようになっている。

後者の私としては、各アルバムの評価が、ジャケットと、詩と、メロディの三部構成になっているのがいい。
トータルで見るとみんなよくなってしまうのだが、こういう切り口で見ると、いろんな見方ができるのがわかる。
特にジャケット評は面白く、当初のファーストアルバムのジャケットが当初アビーロードスタジオの階段での写真だったそうだ。
もしそうだったら、アビーロードのジャケットとセットで面白かっただろう。

現在活躍中のミュージシャンのビートルズの各曲に対する評価も面白い。圧倒的に、中期以降の曲が多いが。
ビートルズ関連のソフトの紹介も興味深かった。特にまだ見てないものも結構あったんで驚いた。
一方、ビートルズの遺伝子を受け継ぐ50枚というコーナーもあったが、ヤリスギでは?
このコーナーに感動したという人は、流石にいないだろう。
無理!

いろいろごじゃごじゃ書いたが、入門者にはうってつけ。

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THE BEATLES 1 Vinyl

2015年12月20日 | The Beatles
今日は、二連チャンのゴルフ。
気温が低いと予想されていたが、問題なし。
スキー場は、大丈夫か?
スコアは、可もなく、不可もなく。



最近は、お決まりのように、売れ筋のCDがあると、レコードも出る。
特に、The Beatlesについては、2009年のリマスター以来、どれだけのものが出たか。
ステレオ盤、モノ盤、日本盤、米国版、青盤、赤盤、そして、今回の映像版。
リマスターも再度なされたというが、極端なリマスターは、されておらず、それは、よかったのだが、ファンとしては、マイナーチェンジにもかかわらず、買い直しさせられている。

そして、止めが、このビニールだが、日本盤を買ったが、まぁ、おまけたっぷりだが、音自体は、そう変わっていないので、やっぱりマニア向けと言える。
しかも、2009年バージョンの青盤、赤盤のビニールも出ているから、両方ゲットするのは、小生みたいなマニアだけだろう。

音は、すばらしい。
ただ、これは、小生だけだと思うのだが、2面の一曲目にゴミがこびりついてて雑音が入る。
ちょっとこすったらとれそうだが、どうするか。

ビニール盤を作る日本メーカーがほとんどない中、輸入に頼っているが、どうしても、品質、または、そのパッケージに難がある。

この前のKCは、ビニール袋に直接入っていて、かなり状態悪かったし、今回も、紙のスリーブに直接入っている。
海外では当たり前だろうが、日本では、薄いビニール袋に入れた上で、紙のスリーブに入れるのが当たり前。

ということで、話がそれたが、日本のメーカーが本格的にビニール盤作成を再開してくれないかな?

マニア向け。
豪華だけど。
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ELECTRIC CHURCH

2015年12月19日 | Music

今日は、ゴルフ。
天気もよく、温度は低かったが、着るものも進化しているので、楽しめた。
前半ボロボロだったが、後半持ち直し、入賞!NP、DC、大波と、結構ラッキーした。
今年は、賞には、あまり恵まれなかったんだけどね。

KCのレビューはまだたくさんしたいのだが、結構他もたまってるんで。



ジミヘンの新たなライブ音源が出たことは、前にも報告した。
1970年7月6日の、アトランタポッププフェスティバルの音源だ。
その迫力、臨場感は、すごかったが、その映像版が早くも出た。

早速、ゲット。
最初の方は、当時の関係者の証言とか、断片的な映像とか、ミュージシャンたちのジミヘン評などが続き、不安になったが、途中から、コンサートの映像になり、夜の演奏で、一部見にくいところもあるが、かなりの迫力の映像で、見る価値あり。
ジミヘンは、かなり真剣に演奏しており、ヒット曲のオンパレード。
歯での演奏シーンももちろん収められている。

アメリカ国家の演奏は、もう圧巻。
誰も太刀打ちできない演奏。
アンコールで、独立記念日で打ち上がる花火をバックに歌うジミヘンが大写しにされるが、華やかというより、サイケの時代の終焉を象徴するような感じで、諸行無常という言葉を思い出させる。
これ以降、このようなマリファナパーティの延長のようなイベントは、開催されなくなったし、何より、ジミヘンがこの世からいなくなってしまった。

一度通して見てから、改めて、関係者の証言などを見ると、かなり貴重な証言が多く残されていることがわかる。
コンサート映像としても貴重だが、当時の時代の雰囲気を、未来につなぐ記録としても、貴重なものになると思う。

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LIZARD

2015年12月18日 | Music
昨日のKCは凄かった。
早速、セットリストが出てたので、東京初日と、東京ラストと比較すると以下が判明。

OUT
Lark's Tongues in Aspic, Part One
The Letters
The Talking Drum
Lark's Tongues in Aspic, Part Two

IN
Red
VROOOM
A Scarcity of Miracles
Sailor's Tale

すばらしい、コンビネーション!



今回の来日に合わせてゲットした一枚。
1970年の作。第三作目になる。

初めて聴くが、ヘビーさは、薄れていて、メルヘンチックなムードが全体に漂っている。
残念ながら、人気いまいちで、今回の日本公演でも、取り上げられていない(たぶん)。

すべて、フリップと、シンフィールドの共作というが、どちらかというと、シンフィールドの色が濃く出た結果かもしれない。
今回の来日公演の曲目でも、ほとんど選ばれていないのではないか。
ちなみに、今回来日メンバーのメルコリンズは、本アルバムに参加している。

1曲目のCirkusは、その名の通りの曲。アコースティックと生歌とのコンビネーションと、へビーなサウンドが交互に現れる。メロトロン、サックスも効いている。
②Indoor Gamesは、すっかりジャズっぽい。途中からのアコギとサックスが印象的だが、大笑いで終わる最後がふざけている。
③のHappy Family は、小品という感じ。ビートルズの解散を題材にした曲という。
④の水の精も、KCらしいというよりも、メルヘンチックなムードが続く曲で、アコギとフルートが、やはり印象的。
最終曲のLizardは、長い組曲だが、荘厳というよりもやはりメルヘンチックな感じ。
やはり、KCマニアから見ると、インパクト、ヘビーさに欠ける感じか。

カバーの絵は、曲に因んだもので、これも、KCらしくない?

私が、KCと知ったのは、実は、このアルバムが出た後だ。

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King Crimson Orchard Hall Ⅱ

2015年12月17日 | Music


今日は、King Crimson の東京公演最終。
あとは、高松と、名古屋を残すのみ。
東京は、見事、6日ともSOLDOUTになった。

渋谷は、毎夜、お祭り騒ぎ。
特に、忘年会シーズンで、凄い熱気。



東急前のツリー。
巨大ツリーが増える中、かわいらしい。



そして、いよいよ。
毎日、ちょっとづつ曲を変えている。
順序も。

今日は、初日にはなかった曲が3曲かな。
特に、Red、VROOOMが聴けたのが最大の収穫。
私のための、選曲か?と、思ったぐらい。
その代わり、太陽と戦慄は、割愛された。
エンディングから、アンコールへは、初日と同じだったが、熱のこもった演奏は、圧巻。
史上最強の演奏と呼びたくなるぐらいの、最高技術が集約された演奏だ。

初日との違いは、気のせいかもしれないが、フリップがあまり会場を見なかったこと。
初日は、観客の反応が気になっていたように思われる。
今日は、もうすっかり安心して、演奏に没頭しできた?

それから、Peace-An Endに、日本語の歌詞が。初日は、なかったと思うんだけどな。



写真の撮れるタイミングは、初日と同じ、レビンが写真を撮った時。
フリップも、撮っている
今日は、アンコールが終わった、本当の最後にも一枚。
今日は、3階席で遠かったが、正面で、逆に、ステージの様子や、様々な楽器を、駆使する様子は、よく見えた。
3リズムセクションの、役割分担?も、よくわかる。
7日の写真と比べていただくと、その違いが、よくわかる。
それにしても、壮観だ。

日本公演が、終わると、どうなるかわからなかったのだが、彼らのFBを見たら、既に、来年の秋にヨーロッパ公演がスケジュールされているようだ。
まだ、解散しないみたい。
このメンバーが最強と、フリップは感じているのだろう。
本当に最高だった!
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