今日は、昼はゴルフ。
夜は、昨夜に引き続いてのWebトークイベント。
以前は、渋谷まで通っていたものだが、家で視聴できるようになり便利になった。
ドリンクも、自前だし。
今日は、藤本国彦さんのトークイベントで、ゲストは、GLIM SPANKY。
松尾レミさん(松尾さん)と、亀本寛貴(かめちゃん)のデュオ。
かっこいいデュオという印象はあるが、あまり深くは知らなかった。
藤本さんの鋭い突っ込み質問で、ビートルズが彼らに大きな影響を与えたことが浮き彫りになった。
松尾さんが、曲の骨格を作り、亀本さんが、ギターリフなど、楽曲を仕上げていくのだという。
ちょうど、新アルバムの作成が、前日完了したということで、終始和やか、リラックスムード。
早速予約させていただいた。
最近は、ストリーミングが主流なので、CD購入客は上客だそうだ。
確かに、割高感はある。
ビートルズへのオマージュが多く含まれているそうだ。
ウィスキーがお好きでしょうも。
カバーの際は、単なる物真似にならないよう、自分の物にしてカバーするとのこと。
まずは、映画のGET BACK。
今までの疑問の答え合わせができた!と。
確かに、これは、みな感じていることだろう。
結構、間違った推理をしていた人が多かったとのこと。
それと、グループをまとめるのはたいへんということ。
GLIM SPANKYは、二人組だから、議論は、しやすいが、4人がばらばらだとなかなかまとまらない。
結構議論するが、どちらかが納得して、前進していくスタイル。
一方、ファッション、特にジョージ、リンゴ、グリンジョンズが面白いとも。
彼らは、ビートルズのサイケ時代に興味が強いようで、なおさらだろう。
発見より、驚きの方が多く、4人のスイッチの入り方が違うということを強く感じる。
それと、アナログ時代とデジタル時代の音楽作成方法の違い。
今は、デジタルだから、離れていても、データのやり取りで、どんどん曲作りを進めることができる。
当時は、スタジオで顔を合わせてというスタイルでないと、なかなか進まなかった。
そういえば、フィルによるジョンのテープ盗難事件や、ポールの強盗によるデモテープ強奪事件などもあったが、デジタル時代は、そのような心配もない。
ビリープレストンの登場も印象的だった。
雰囲気を盛り上げただけではなく、楽曲の底上げができた。
とにかく明るい。
屋上ライブで最大のパフォーマンスで最高の姿を見せたビートルズ。
これこそロックミュージシャン。
ポップスミュージシャンは、ステージステージ同じ姿を見せようとするが、ロックミュージシャンは本番でかます。
ポールは今もそれを続けている(彼らは、まだ一度しか見れてないそうだが)。
それと、リンゴのフィルが凄い。
それぞれの立場に立って見るのも面白いとも。
確かに、派手さはないが、それぞれの楽曲に沿った独特のドラミングを見せる。
全て、楽曲ができてきてからの後付けだ。
ビートルズは、昔からなじんでいた訳ではなく、最初は、電話の待ち受けのLet It Be、Yesterday、ギター教本での、サンプル曲(Let It Be など)程度だったと。
大学時代2009年のCDリマスターがあり、そこで、初めて全部聴いた。
初めて歌ったのは、中2の全校集会。
Stand By Me を歌って、がさっとなる歌い方(シャウト?)が受けることを発見。
Happy Christmasなども歌った。
Bonzo DogやRuttlesの記事なども読んだという話をしたら、どうも藤本さんの書いた記事だったらしい。
常に遊び心、ユーモアが大事とのことで、これもビートルスからの教えだろう。
好きなアルバムはという問いに松尾さんは、Rubber Soulから、Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band、Magical Mystery Tourを中心とした中期のアルバムを挙げる。
コーラスワークがすばらしいという。
Mother Nature's Son、Rocky Raccoon、Being for the Benefit of Mr Kite!、Wild Honey Pie、Tomorrow Never Knows、などを挙げるが、ちょっと変化球?
新作の"形ないもの"という楽曲もこの辺の曲がヒントになっているという。
亀本さんも、ビートルズからの引用が多く、メロトロンも多用している(シンセか?)とのこと。
Sgt Pepper's、Oh! Darilng、Twist and Shout、Hey Jude、I’ve Got a Feelingなどを挙げた。
これは、ややオーソドックス。
これからギターをやる人に対してのアドバイスは?という質問に、なるべく高いギターを買うようにというアドバイス。
なるべく高いとは?という質問に対しては、50万円ぐらいという返事。
ただ、人に応じて、20万とか、10万とか。
たぶん、高いギターで始めれば、より真剣に取り組むようになるという意味なのだと思う。
ポールについては、人間かな?という感じ。
とにかく、何でもやる。
喉を守るために、水とハーブティをよく飲むという。逆に、コーヒー、ジュース、普通のお茶などは、喉に悪いらしい。
とかなんとか言っている内に、あっという間の2時間。
楽曲を作る人がビートルズの影響についてダイレクトにお話しいただき、ひじょうに面白かった。