かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

魅惑のトルコその13 カッパドキア⑤ 一般洞窟住居

2024年05月26日 | Europe・Middle East・Africa
今日も好天。
台風1号だそうだが。



ランチ後、北の方にあるアヴァノスに向かう。
このクズル川は、何度か渡った。



アヴァノスは、陶芸の街として有名。
この特徴のあるデザインは、ヒッタイト時代からのもの。
ワイン用。



実演。



美しい。
チューリップを基調としたデザイン。



彩色を段階毎に現したプレート。
発色する様子がよくわかる。



購入した鍋敷き。
素晴らしいのがたくさんあるのだが、持って帰るのがたいへんなので、汎用品にした。



再び、南に移動。
ローズ・ヴァレイと呼ばれる岩山。
名前の通り、色が綺麗。



一般洞窟住居を訪れる。
これは、その住居の上からの眺め。
すばらしい眺め。



気球は、お土産用のミニチュア。



洞窟住居へ。



中は、こんな感じでこじんまり。
奥に、台所があり、トルココーヒーをいただいた。
世界遺産内なので、勝手に改造できないそう。
雪深いところなので、冬の間は、夫は、都会で暮らしているとのこと。
夫人は、土産物や、織物など、内職をしている。
洞窟内だから、夏は涼しく、冬は暖かく?



この織機は、今は、使っていないとのこと。



家からの眺め。
遠くにホテルの近くのウチヒサールが見える。



ということで、貴重な体験をさせていただいた。



カッパドキアの初日最後は、ワインセラー。
隣に小さなブドウ畑もあった。
試飲をさせていただいたが、美味しい。
ただ、持って帰るのが面倒なので、購入はせず。



ホテルで、土産物用のワインを購入。
なかなかユニークなデザイン。
味は、カッパドキア産なので、そう変わらないだろう(まだ飲んでいない)。



ホテルに戻って夕陽が楽しめた。



夕陽に映える。



特に、ローズ・ヴァレイは、美しい。



何で、こんな色に?形に?
 


夕陽に映えるウチヒサール城塞。
絶景中の絶景?

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魅惑のトルコその12 カッパドキア④ ギョレメ野外博物館

2024年05月25日 | Europe・Middle East・Africa
今日は、気温も落ち着いて、薄曇り。
凄し易い天気の中、雑用に従事?



ウチヒサールから北東に少し移動し、ギョレメ野外博物館へ。
カッパドキアの中心部にある。
ギョレメ地区には、30以上の岩窟教会があり、中に入ることができる。
敦煌の莫高窟のキリスト教版という感じか。

イスラムからの圧迫から逃れるため、9世紀頃から、キリスト教徒が作り始めたという。
残念ながら、内部は、ほとんど撮影禁止なので、その良さがお伝えしにくいが、見事な極彩色の壁画が残されていた。



この辺は、まだエントランス前で、たぶん中は、教会ではない。



とはいえ、近くから見る奇岩群は、イメージよりも巨大。



チケット売り場。
ここからが、野外博物館。



何層にも、洞窟が見えるが、中は、石段で繋がっている。
これは、入り口近くにある聖バジルチャペル。



火山灰が降り積もって固まった凝灰岩なので、浸食がすすみ、補修跡も目立つ。



アーモンドの季節。



洞窟教会を紹介するパネル。
中の様子が想像いただけると思う。



外からは、中の荘厳さは、想像しにくい。



アーモンドの花と、洞窟教会群。



人気の教会では行列も。



壁画がない洞窟は、一部撮影可。



教会というより、台所や、貯蔵庫。
ワインセラーもあった。



見学は続く。



ラストの暗黒教会は、別料金。
11世紀末から12世紀初頭に作られた。
窓が少なかったため、壁画の色彩がいい形で残された。



一部崩れたのか、教会内部が露出している。



一通り回って、入り口付近に戻ってきた。
すばらしかったが、キリスト教にまつわる逸話についての事前知識に乏しいので、なかなか頭に定着しないのが、残念。



反対方向を見ると、鳩小屋の洞窟が臨めた。



昼は、またまた洞窟レストラン。



ここは本当の洞窟だったかな?
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ビートルズの知られざる修行時代を追う

2024年05月24日 | The Beatles


宇宙朝顔と言っても知らない人の方が多いと思うが、8つ種をもらって、2本発芽した。
10代目だそうで、大事に育てたい。



今日はゴルフ。
めちゃくちゃひどくはないのだが、肝心なところで、ミスが出て、トータルさっぱり。
これから暑くなると、ますます凡ミスが増えるだろう。
これは、デザートのヨーグルトアイスのブルーベリーソースがけ。
ブルーベリーソースがあったかいところがミソ。



昨晩は、藤本さんと朝日さんのトークイベント。
朝日さんが、ビートルズのハンブルグ時代の本を翻訳されたので、そのタイミングでのイベント。
と言っても、本の中についての説明は、一部で、藤本さんのハンブルクに行った時のレポートと、朝日さんが、ロンドンとリシュケシュに行った時の写真の紹介がメイン。
ハンブルクと、リバプールには私も行ったので、知っている話が半分ぐらい。
逆に言うと、知らない話がまだまだある。



あまりストーリー的なものはないので、知らなかった写真を中心に。
これは悪名高いインドラクラブ。
私が行った時には外から見ただけだったが、夜は中にも入れるそうだ。
ただ、中は、狭いとのこと。
ビートルズが出演した時の写真が飾られている。



これも悪名高い・ブルーノ・コシュミダ。
ハンブルグを牛耳っていた興行主で、リバプールから多くのミュージシャンを招聘し食い物にした?
ビートルズの人気が高まり、より格上のクラブに移ると、嫌がらせをして、ビートルズはいったん国外退去になってしまう。



これは、ユルゲン・フォルマ―が有名なジョンの写真を撮ったアパート。
アパートの前は、狭い道路なのだが、私道のようになっていて、私が行った時は、住民と思われる人達が、屋外で、パーティのようなことをやっていた。
かろうじて、写真は撮れたが。
藤本さんが行った時も、入りにくかったとのことだが、住民の中には、ジョンの写真を飾っている家もあったとのこと。



これは、どこのクラブか忘れたが、狭いところでは踊るスペースがなく、手だけで、踊っていた?とのこと。



右手前にたまたま写っている悪そうな人は、ハンブルグのワルとのこと。



この写真は、知っていたが、ピアノを弾いているロイ・ヤングのサイン付。
ハンブルグのハードロックカフェに飾ってあったというが、私た行った時にはなかった。
ロイは、 ビートルズに加入する話もあったとのことだが、加入していたら、全く違うビートルズになっていたかもしれない。



これは、マイ・ボニーを録音したホールとのこと。
確かにスタジオ録音よりも、ふわふわした感じの音だった。



これは、リバプールでのジョンとシンシアが写真を撮った場所。
右のブルー・プレートは、イギリスのヒストリアル・プレースにあるものだが、これはジョークで、ジョンが47回立ちションした場所とある。



この2i’sは、朝日さんお勧めのロック・リジェントが通ったお店。
次回、ロンドンに行けたら、是非行きたい。



最後はおまけのリシュケシュ。
デリーから頑張れば日帰りで行ける。
是非行きたい場所ではあるが。

コアのビートルズファンには、打ってつけのトーク・イベントだった。
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魅惑のトルコその11 カッパドキア③ 鳩の谷

2024年05月23日 | Europe・Middle East・Africa
今日は、いい天気。
帰りに、ちょっとビートルズグッズの買い物をした。



カッパドキア観光の最初は、鳩の谷。
ホテルのちょうど真上にあるので、景色はホテルからの景色とそう違わない。
気球の時間はもう終わったようだ。
まさに絶景。

岩山をくり抜いて作った鳩小屋が並んでいるため、この名がある。
鳩の糞を燃料にしたり、ペットや、伝書鳩として育てているそうだ。
エジプトでは食用と聴いたが、当地では、食用にはしていないようだ。



奇岩群。



ウチヒサールは、尖った要塞という意味。
手前にぶら下がっているのは、ナザール・ボンジュー。
目玉のお守りと呼んでいた。



遠くに、かすかに雪山が見えたのだが、ちょっと見えないかな?



カーペット工場を見学。
エジプトでも行ったが。



織り方は、エジプトで見たのと同じだった。
たぶん、材質も同じ。
ただ、デザインの汎用性が高く、洗練されている印象を受けた。



様々な絨毯が広げられ、目移りがする。
エジプトでは、シルク製の飾り用のを買ったが、シルクはやはり高い。
カッパドキア独特の茶色を基調とした物もあったが、見栄えがちょっと地味。



ということで、トルコらしい色の小さな絨毯をゲット。
木綿製。
帰国後、玄関マットに使用中。
明るい色合いでいい。
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雪舟伝説

2024年05月22日 | Culture・Arts


今日は、関西からの戻り中、京都国立博物館で開催日中の、雪舟伝説展に寄った。
いい天気で、鴨川も綺麗。



隣の三十三間堂は、まだ空いていなかったが、帰りには、外国人で賑わっていた。
とにかく多い。
大きなスーツケースを引きずりながら、歩いている人が多いのも特徴。
でも、日本を楽しんでくれているようなのは、嬉しい。



開館10分前ぐらいに着いたが、もう200人ぐらい並んでいて、結構な人気。



京都国立博物館は、たぶん2回目。
以前訪れた時は、まだ、この建物だったが。



なんと、この素晴らしい新館が出来ていた。
すっきりしたデザインで、素晴らしい。



新館の前の池からは、京都タワーが臨める。



噴水も、きらきら、美しい。
 


展示の方だが、雪舟の6つの国宝全ての他、重文多数を含む有名作品。
そして、その影響を受けた画家たちの模写を含む作品が多数派展示されていた。
中が広くて、比較的ゆったりと見れた。
この三保の松原と富士の構図は、その後、多くの似た作品が作られた。
気持ちが、清々しくなる。

見たことのあるものもあるが、ないものの方が多い。
この特別展のために、集合してくれた。
雪舟というと水墨画のイメージだが、色付きのものも多く、題材も結構ばらけている。
当時の明で、10年ほど、絵の勉強をして、その後の日本画のベースとなる技法を修得した。



大作も多く、絵巻物なども圧巻だ。
江戸時代真筆とされた作品が、後代、模写とされた例も展示されているが、書を模写するように、雪舟の絵は、江戸時代の有名な画人達の目標になっており、模写だけでなく、雪舟の影響を受けたことを、誇示しているような作品も多く展示されている。
江戸時代は、鎖国の時代であり、中国で、絵を学んだ雪舟の絵は、理想の絵と映っていたことだろう。



これなど、ほとんど若冲?
狩野派や、蕭白、等伯など、枚挙にいとまがない。
展示の最初に、雪舟の国宝、重文をどーんと出して、その影響を受けた絵画群を、テーマ毎に展示。
素晴らしかった。



新幹線からの定点観測。
まだ無事だった。

そういえば、リニアの渇水問題は、どうなるのだろうか?
もうここまで作っちゃったし。
東海道新幹線のフリクエントユーザーだが、今でも、本読んだり、スマホいじってると、あっという間なのだが
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