天野祐吉 著 「成長から成熟へ さよなら経済大国」を読んだ。
博報堂出身で 広告業界に携わってこられたコラムニストの本。
戦後からの経済発展と ゆきづまっていく様子がよくわかり、
いろいろと考えさせられた。
よくよく考えてみると
物質的に恵まれ過ぎて、私達、もう特別に欲しいものなんて
ないのではないだろうか。
もっと歴史や学びや温かみや人とのつながりが欲しいのでは・・・？
日本は、
経済力や軍事力で 一位二位を争う国でなく、
文化力を誇る「別品」の国であってほしい・・・という
あとがきの言葉が印象に残った。
成長か 成熟か。
日本は岐路にあると思う。
舞鶴市は今日、出初式と成人式があった。
雪が降らず お天気が良くてよかった。
そして社中の初釜だった。
今年は 初炭点前をすることになり、緊張の初釜となった。
毎年、初釜で正午の茶事をしてくださるのだが
今年はすこーしだけ、裏方さんをお手伝いさせていただいた。
美味しいお料理やお茶をいただき お道具や会話を楽しむ茶事であるが
もてなす亭主側の心配りは相当なもの
日本文化の誇りだと思う。
滝川クリスタルさんのオリンピック誘致のスピーチ「おもてなし」、
繊細で心豊かな日本人の最大の武器ではないだろうか
お客様が有意義な数時間を過ごすために
お点前や美術ややきものやお花お香を勉強する。
今年も 茶道から様々なことを学びたい
お土産に 鶴屋吉信 「午の福」
私達が平安神宮におまいりしているときに
母は 宮津天橋立 文殊堂の「十日戎」に行ってたそうだ。
帰宅すると 名物「智恵の餅」と 次男次女の学業お守りが
全国で 十日戎があり、FB見てても たくさんの方がお参りに行っている。
恵比寿さまは 右手に釣竿、左手に鯛をもった 商売繁盛の神様
イザナギノミコトとイザナミノミコトの子供なんだそうだ。
よくよく考えると、私は「十日戎」に行ったことがない。
福笹もらいに、商売繁盛を願って来年は行きたいな
今年は景気が良くなりますように。。。。
毎年恒例、京都銀行の新春経済講演会へ。
平成１７年からずーっと 基調講演は東大経済学教授の伊藤元重氏。
この方のお話が大好きで、欠かさず聞きにくる。
いろんな方面の経済のお話をわかりやすく聞くことができ、
いつもながら、東大の経済学部の学生さんは
こんな先生の授業を受けることができてうらやましいと思う。
そして近くの平安神宮にお参り。
雪景色の舞鶴と別世界、平安神宮は 澄み切った青空で
冷たい空気が清々しい。
商売繁盛と子供達の合格祈願をした。
御詠歌のお仲間の方々と新年会ランチ
私と同年代のお寺の奥様以外は
皆さん、年配の方で
最高齢は８６歳！
今日、79歳のお誕生日を迎えられた方もいて みんなでお祝いした。
びっくりするのは 皆さん、とってもお元気で
気持ちや感覚が 若いこと。
こんな風に年を重ねたいなと思った。
香道での 香木の分類方法 「六国」 （りっこく）
６つの産地で 分けられる。
最高級の「伽羅」 （きゃら） ベトナム奥地
「羅国」 （らこく） タイ東南部
「真南蛮」 （まなばん） カンボジア
「真南賀」 （まなか） マラッカ
「佐曾羅」 （さそら） インド東部
「寸門陀羅」 （すもんだら） スマトラ東北部
ほんとうは 香炉の灰のなかに いこった炭団を入れ、
銀葉を置いて 香木をくゆらすのだけど
簡易的な電気香炉を使って 手軽に香りを愉しむこともできる。
香木の香りを愉しむことを 「香を聞く」という。
心を静かに落ち着けて、とても微かな香りを聞く。
長男は週明けに帰り、長女も今朝、寒い長野に帰っていった。
すこし寂しくなった家。静かな気持ちで落ち着いて過ごしたい。
舞鶴商工会議所の 新年互礼会に出席した。
初着物で張り切って行き、たくさんの人々と新年のご挨拶を交わした。
お天気も良くって すがすがしく
今年午年が 景気の良い一年になりますように。。。
今日から仕事初めの方が多いのでしょうね
お天気に恵まれたお正月が明けた途端、舞鶴は朝から雪・・・。
そんな正月明け早々、夫婦で人間ドックに行ってきた。
お正月、食べて呑んでしてたので 夏より体重が２キロアップでショック
詳しい結果は２週間後にわかるらしいが、とりあえずの結果は
異常なしとのことで まずはひと安心だけど。
胃カメラがほんとに苦しくて苦しくて・・・
検査でぐったり疲れた。病院は嫌・・・・。病気は嫌・・・・。
やはり体が資本、健康第一、病気と無縁で過ごしたい。
今年初めて読んだ本は 佐藤賢一著 「かの名はポンパドール」。
１８世紀フランスが舞台、
国王ルイ１５世の寵姫、ポンパドール侯爵夫人の物語だ。
類稀な美貌と多彩な才気とセンスでロココの華と呼ばれた女性。
平安時代の後宮、江戸時代の大奥とフランス宮廷、
みんな一緒だなあと強く感じた。
女性の美貌と知性は 男性の権力と常にセットにされているような・・・。
でも、ポンパドール夫人がすごいのは
セックスレスの愛人と言うところ！
国王と「男と女の友情」を結び、色事なしで
自らの努力と才覚で 影の内閣をつくり 影の宰相として
フランスの文化・政治・産業・外交をリードしていくところが
素晴らしいと思った。
それも１８世紀に！！
いろんな切り口でみると 世界史も大変面白い。
あけましておめでとうございます。
２０１４年、今年もどうぞよろしくお願いいたします
長女長男が帰省してきて 家族水入らずの落ち着いたお正月
元旦に映画「永遠のゼロ」
そして今日は 「かぐや姫の物語」
のんびりと映画を観たり 読書したり
家族で夕食を囲み 早 正月３が日が過ぎた。
今年は まず次男の受験・・・。
志望校になんとか合格して新生活をスタートさせてほしい。
そして私は・・日々の暮らしを丁寧に。
感謝して感激・感動して。
お稽古事に精を出し
和文化の勉強を深めたい。
