マリーナ・レヴィツカ著「おっぱいとトラクター」という小説を読んだ
ロシアのウクライナ侵攻によって ウクライナが注目を浴び
たびたび、この本の紹介を目にした。
2005年に発表されて 英語圏で大ベストセラーになった本。
ウクライナ系イギリス人のマリーナ・レヴィツカさんの
自伝的小説だ。
母を亡くして2年後、84歳の父は
ウクライナからやってきた巨乳美女ヴァレンチナと再婚を宣言して
家族で大騒動が起きるユーモアあふれるコメディ小説なんだけど
これは 翻訳の方も相当な才能なんだろうね、
面白くて読みだしたら ついつい止まらず読んでしまった。
老親と娘ふたりとのバトルも面白いし
登場人物のキャラクターも 際立ってる。
でもただのコメディではなくて
背景には ロシア革命、第二次世界大戦、ソ連邦解体など
戦争に翻弄される、ウクライナの歴史が読み取れる。
主人公の両親が ウクライナからうまい具合に逃げてきて
イギリスに移民したストーリーと
数十年後に 今度は
巨乳美女ヴァレンチナが ウクライナからイギリスに移民するのに
必死になっているストーリーが絡まっている。
いろいろと考えさせられる内容でもあった。
このデビュー作品で 上質なユーモア小説におくられる
「ウッドハウス賞」を女性で初めて受賞されたそうだ。
さて、話変わるが 昨夜は お友達ご夫妻とライブハウスへ!
若い人のバンド、「LIT LINE SWINGERS」(リットラインスインガーズ)の
ライブ行ってきました。
このバンドのトランぺッターが 友達永野さんの息子さんで
舞鶴のライブハウスに来られたので。
皆さん、演奏素晴らしくて
やっぱり生音楽はよいですね🎵
ウキウキする夜に。。。
写真をみると、みんな若くて あどけなさも残ってる。
パワーをもらったよ