石屋のカミさん日記

仕事に趣味に 好奇心の赴くまま楽しいこと追求します!

有斐斎 弘道館

2023-09-28 14:54:10 | Weblog

大相撲を観に行く途中で、御所近くの有斐斎弘道館にも立ち寄った。

ここは江戸時代の儒学者、皆川淇園が創立した学問所。

数寄屋建築と日本庭園が素晴らしいところなのだが、

2009年、これを取り壊してマンションにする計画が。

研究者や企業人、有志によって一時的な保存を

成し遂げて、文化芸術による「知」を再生するべく、

茶事や講座など さまざまな日本文化の事業を

されている。

15年ほど前から ここに足を運ぶようになり、

ここからいろいろな御縁が広がり、

たくさんの日本文化を学んだ。

皆様の寄付で、少しずつ土地建物を買っていくんだそうで

微々たるものだけど 寄付をした。

常にお掃除をしてくださっているので、

この美しさ。入口をくぐると、異次元の世界に入ったよう。

数寄屋建築も、お庭も素晴らしい。

この建築物を壊して マンションを建てようと考えることが

信じられない。なんて愚かなんだろうか。

壊したものは 二度と戻らない。

行った日は 太田達先生の「日本人と月」講義。

 

 

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大相撲秋場所 千穐楽

2023-09-28 14:24:10 | Weblog

連休に、東京で暮らしている末娘カナと

大相撲秋場所、千穐楽を観に行った。

私もカナも 一度相撲を観に行きたいなあと

いうくらいで、知識など全くゼロ。

秋場所が始まってから、テレビのダイジェスト版を

見た、にわかファン。

両国国技館前の賑わいも ワクワク感!

千穐楽だから 尚更 人が多い。

中に入ってみると ものすごーく広いので

またまたビックリ!!

テレビで見るのと 全く違う。

この吊り屋根は 伊勢神宮の御神木で建造されているそうだ。

相撲と神事は とても深く繋がっている。

二人で ビールを見ながら のんびり相撲観戦。

良い取り組みのときは 会場全体がひとつになって

どよめきや歓声が起こったり。

相撲茶屋から お土産もいろいろとついていて

お祭りかライブに来てるようで ほんとにすごく楽しかった!

今までに知らなかった、この雰囲気、大好きだ。

神話のころからの国技、相撲。

これから もうちょっといろいろ学んで

この雰囲気に浸りに来たい。

貴景勝が優勝!強いね。

兵庫県芦屋市出身の力士さん。

お母様が 大変な美人で有名です。

 

 

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現長にて鮎を食す

2023-09-26 16:58:19 | Weblog

皆様 連休は如何お過ごしでしたか。

暑さ寒さも彼岸まで。。少しずつ秋らしくなってきた。

 

今年も、主人は鮎釣りにハマっている。

鮎の習性をうまく利用した、「友釣り」という釣りは

奥が深いようで、どんどん深みにハマっているようだ。

帽子と釣り専用ベスト、格好は、もはや石屋さんでなく

猟師さん。

「婦人画報」7月号に京都美味しいところ特集で

お隣、綾部市の「現長」さんが載っていた。

由良川の天然鮎を釣ってきて 食べさせてくれるそうだ。

主人の友達も誘って行ってきた。

静かな感じのよいお座敷で、

大きな窓から 雄大な由良川が見える。

網戸から、涼しい川風がそよいで天然クーラーみたい。

お料理も美味しく、御給仕してださる女将さんが

鮎の知識が豊富で、どんな質問にも打てば響く、って感じで

当意即妙な答えが返ってくる。

日本酒をいただきながら、女将さんと心ゆくまで

鮎談義ができて、主人は至極ご満悦だった。

鴨ロース、焼き麩、富山の白エビ、いいだこ、子持ち鮎の有馬煮。

松茸と鱧のお吸い物

鰻 ごぼうの柳川鍋

出ました、鮎!

手前のお皿は 蓼酢なんだけど、

よく見る緑色のものと違う。

本物の蓼を取り寄せて、その葉脈をひとつひとつ手で剥がし

すりこ木で ゴリゴリすっているそうだ。

鮎にハマった主人は、蓼酢のことも色々調べていて、

ネットで蓼酢を注文したこともあった。

でも、緑色が濃くて なんか不自然。

女将さんに、蓼酢のことを質問すると、

「ものすごく手間暇かけて蓼酢を作っているけれど

 いったい どれくらいの人がわかってくれてるのかな、

 もう こんな面倒なことはやめようか、と言いながら

 作っている」と笑顔で仰った。

鮎の釣り、鮎の食、鮎ってまさに文化的だなと感じた。

鮎寿司と とろろ蕎麦。

あっさりしてて 美味しかった。

 

女将さんに聞いていると、コロナ禍で各地の料亭文化が

瀕死の状態だそうだ。

コロナ前に、息子さん夫婦が継いでくれたんだけど

コロナ禍になってしまい、

ほんとに大変な中、ご家族で頑張って経営されている様子を

お聞きして、ああ、うちと一緒だなあと

なんだかじーんときた。

婦人画報に載って全国各地から お客様が来られたとのこと。

良かった。

冬の時期は 牡丹鍋だそうで、

また友達誘って 行きたい。

 

 

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栗シーズン到来

2023-09-22 14:48:27 | Weblog

猛暑と、ゲリラ的な夕立の繰り返しで

やっと少しずつ しのぎやすくなってきた。

ほんとに暑い暑い夏だった。

この間から 栗の木から栗が落ちてきて

栗のシーズン到来!

ご近所のご家族におすそ分けしたら

スイーツ作りを趣味にされている御主人が

手作りモンブランを作って 持って来てくださった。

 

私なんか ただ栗を茹でて

半分に切り、スプーンで食べる事しかできないのに

手の込んだお菓子、すごいわあ!

息子夫婦や事務員さんと分けて 美味しく頂戴した。

とても自然な甘みで 美味しかった。

 

平野恵理子「58歳、山の家で猫と暮らす」読了🎵

お母様を亡くされた平野さんは ご両親の別荘だった、

八ヶ岳の家に住み始める。

雪や植物や昆虫や 美しい八ヶ岳の四季と

母親の思い出。

東京での暮らしと全く違う、自然豊かな暮らし。

作家の小川糸さんも 今、信州の山の家で暮らしておられる。

こんな自然豊かな環境で暮らしていれば

人間的な感覚が戻ってくるだろうなあ。

都会じゃなく、舞鶴に暮らして良かったなと思う。

 

 

 

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働くシニア

2023-09-18 16:44:51 | Weblog

9月も半ばを過ぎたというのに この暑さ。。。

信じられないくらいの残暑に うんざり。

ずーっと夏が続いている。

これから毎年、こんな感じになっていくのかなあ。

 

今日の祝日は、敬老の日の祝日だったんですね。

うちの地域は70才以上の人に

お祝いで商品券を配るようだ。

前は紅白饅頭やどら焼きが配られたのだけど

この暑さで、味気ないが商品券に変わったみたい。

今どきの70代なんて 高齢者と呼ぶには

失礼なくらい、ほんとに若くてお元気。

テレビのニュースでも 働く高齢者ということで

90才のマック清掃員さんや

100才の薬剤師さんなど映っていたけれど

びっくりするほど 皆さん、お若い!

90才の清掃員さんの しゃきっとテキパキ

お掃除される姿は 私なんかよりもずっと

颯爽としていて気持ちがいい。

また、100才の薬剤師さんは 上品で綺麗な女性。

遠方のお客様に手書きのお礼状を書かれてるそうで

その達筆のお葉書に 目が釘付けになった。

「働くこと」「みんなの役に立つこと」が

生きる力になってるんだろうなあ。

私も 仕事を頑張ろうと思った!

 

昨夜、この冬に奥様を亡くされた主人のお友達が家に来た。

ちょうど 鮎を焼いていたので(主人が)

一緒にご飯を食べよう!ということになり

万願寺唐辛子や冷ややっこや焼きそばや

いろいろなことを話しながら 夕食を共にした。

今年70才になられたそうで

例のごとく 商品券をもらった、と。

自分が高齢者!?と複雑な気持ちのよう。

たくさんお喋りして 来週、綾部に鮎を食べに行くことが

決まった。

ご飯は 一人で食べるより

やっぱり誰かと一緒に食べるのがいいね。

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マリコ、東奔西走

2023-09-14 17:27:05 | マイ本棚

林真理子エッセイ読了

「マリコ、東奔西走」

週刊文春の人気エッセイ「夜ふけのなわとび」

1月から12月までの 一年間のエッセイを

まとめたものが毎年、春に出版される。

私は ずーっと以前から このまとめ版エッセイ集が大好きで

いつも刊行を楽しみにしている。

密かに、「読むビタミン剤」と思っている。

人気作家の東京での暮らしや有名人との交流、

華やかな様子が 毒舌を挟みながら描かれていて

とっても楽しい。

昨年1年間のことを このエッセイ集で思い出すもの面白い。

昨年2022年。。

年初に 神田沙也加さんと聖子ちゃんのこと。

ロシアのウクライナ侵攻。

山口県の小さな町の青年の口座に4630万円振り込まれたニュース。

「ちむどんどん」に「鎌倉殿の13人」。

安倍首相の非業の死。

そして自身の日大理事長就任!

国葬に 菅さんの弔辞。

サッカーワールドカップ etc.

・・・とまあ、昨年のことなのに懐かしいことばかりだ。

 

最近、日大アメフト部が大変で

真理子さんも よからぬことでメディアに採りあげられ

ほんとうに ご苦労なことだと思う。

今回のエッセイを読んでいて、

ところどころで 疲れてらっしゃる様子が見え隠れし、

心配になってしまった。

これまでのエッセイ集では いつも元気いっぱい、

たくさん飲んで食べて全国各地・世界中に動き回って

疲れも知らぬ真理子さんだったのに。

 

小説を書けなくなることに 恐怖を抱かれていることが

綴ってあり、また、他の作家さんが良い作品を

発表していると羨ましくなる。。と心情を漏らされたり。

作家だけでも大変なのに、超マンモス大学の理事長なんて

(それに今回、学生の不祥事があったし)

体力的にも精神的にも しんどいだろうなと思う。

いつまでも楽しいエッセイを読みたいから

明るく元気でいてほしい。

頑張って!マリちゃん!

応援しています。

 

 

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こんにちは、母さん

2023-09-13 13:20:32 | Weblog

朝晩しのぎやすくなったけれど

日中は9月と思えないくらい暑い。

 

久しぶりに 母とランチ&映画へ。

girasoleさん。

ランチもやってる。お店の名前は イタリア語で「ひまわり」。

丹後ばら寿司 にゅうめん 天ぷらとお豆腐。梨🎵

この夏 冷たいそうめんばかり食べてたので

温かいにゅうめんが ほっこりして美味しかった。

デザートと珈琲も・・と思ってたけど

お腹がパンパン、映画の時間もあるので

お店を後にした。

山田洋二監督、吉永小百合主演の映画「こんにちは、母さん」。

大泉洋と吉永小百合の親子が素敵で

どこの家庭でもありそうな、悲喜こもごもの展開に

あっという間に時間が過ぎた。

息子って 何歳になっても心配。

吉永小百合さん、変わらず綺麗で品がありスタイルもいい。

「おばあさん」役をされるのを山田洋二監督は

懸念されていたそうだが

見事に可愛い「おばあちゃん」を演じていらっしゃった。

 

 

 

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あふれる日々を、ととのえる。

2023-09-09 17:54:27 | マイ本棚

暑さがやわらぎ、過ごしやすくなってきた。

空気に涼しさを感じるだけで

こんなに身体がラクなんて🎵

空も秋模様🎵

 

「あふれる日々を、ととのえる。」読んだ。

石村由起子 著。

この方は 奈良の超人気カフェ&雑貨店「くるみの木」オーナー。

失礼ながら そのお店のことを初めて知った。

本のタイトルに惹かれたから手に取ってみた。

お店経営だけでなく、奈良を拠点に

全国のいろいろなところで

地域活性拠点や商業施設のプロデュースをされている。

そんな大忙し著者の 暮らしを大切にする毎日のエッセイ。

生活をきちんとして、たくさんの人々に感謝しておられるのが

素敵だと思った。

最近、「ととのう」「ととのえる」という言葉が好き。

とても惹かれる言葉だ。

 

23歳で結婚してから、次々に4人の子供ができ

仕事と子育てと趣味と それこそ大忙しで

生きてきて 昨年あたりから

長い長い旅を終えたような。。。

脱力感でいっぱいの気持ち。

今まで我武者羅に、大忙しでやってきたけれど

これからは、身の回りと生活と

自分の身体と心をととのえていきたい。

好きなことだけ、丁寧にやっていきたいな。

 

 

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夏の終わり

2023-09-07 17:34:45 | Weblog

あんなに暑過ぎた毎日だったが

今日は 少し暑さが和らいだようだ。

朝の風がいつもと違う。

そして日が暮れるのが早い早い!

18時半から19時にかけて

さ、さ、さーっと暗くなっていく。

つるべ落としとは よく言ったものだ。

 

夏の終わりとともに、和のお稽古も始まった!

茶道・香道

2か月近く 着物を着たことがなかったので

まず着物を着るのに四苦八苦。

特に帯結びが うまくいかない。

これは ほんとに慣れですね。

2日目も 同じ着物に同じ帯、

1日目よりもさっと着ることができた。

着物を着て正座して 和の稽古をすると

暑さも忘れ、気持ちがシャキーンとするから不思議。

久しぶりにお稽古仲間とも お会いする事ができて

楽しい時間だった。

お彼岸頃には 完全に夏が終わるだろうね。

 

 

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舞鶴赤れんがライブ

2023-09-03 16:13:26 | Weblog

昨日は 夕方から友達と一緒に「赤れんがライブ」へ。

赤れんが博物館前が広場になっていて

野外ライブに会場設営されていた。

赤れんがと海に囲まれて

開場から開演まで だんだんと日が暮れ

素晴らしい、晩夏の夕焼け空。

素敵すぎる!!

海上自衛隊舞鶴音楽隊の皆様の素晴らしい演奏。

ピアニスト宗本康兵さん・ナンノちゃんこと南野陽子さん・

ボーカル中嶋ユキノさん🎵

それぞれ舞鶴音楽隊とのコラボで

とっても贅沢な音楽をたっぷりと聴かせていただいた。

宗本さんが作曲、南野陽子さんが作詞された、

オリジナルの舞鶴の歌「飛揚」も

演奏されて、私達も一緒にみんなで歌った。

市外・府外から来た人も たくさんおられたようで

きっと、この夕焼けロケーションに感動多数だと思う!

そして、舞鶴音楽隊のクオリティの高さ

素晴らしくて 誇らしかった

 

さて、コンサート後は 友達3人と「JOKE」にて

遅めの晩御飯。

南野陽子ちゃん、可愛かったね~

宗本さんのピアノ、すごかった!

中嶋ユキノさん、歌がめちゃくちゃ上手やね~

と、話題は尽きず 感動冷めやらぬ。

また、あの広場で音楽を楽しみたいな。

季節は、残暑がふさわしい。

 

 

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