桜が ほぼ満開に咲き誇っている。
とても可憐で美しいのに
今年は みんなに 手放しでは愛でてもらえず
桜もさみしそう。
いつもなら満開の桜を見て
ワクワクと気分が高まるのに。
みんなが 昔からテレビでよく知っている
志村けんさんが 亡くなられた。
「死の恐怖」が 身近に迫ってきたような
大きな衝撃を受けた。
心からご冥福をお祈りいたします。
頑張って「巣ごもり」して
時が経つのを待つしかないか。。。
日曜の夜は、
NHK大河ドラマ「麒麟が来る」を
楽しみに見ている。
美濃のマムシ、齋藤道三役を
本木雅弘さんが演じるので
あの「シブガキ隊」のモックンが
大河で、しかも斎藤道三!!!
ほーーっ。すごいなあ、まさに我々世代だし、
頑張ってるなーと毎週注目している。
そしたら 先日のNHK「プロフェッショナル」は
この本木雅弘さんの密着取材だった。
観られた方も多いと思うが。。。
いろいろと驚いた。
大変な美形、男前、スタイルも良くて
演技もダンスも上手で。
浮いた噂ひとつなく、也哉子さんと3人のお子さん、
何不自由ない、幸せで素敵な人なのに、
ものすごく ご自分にコンプレックスを持っていらっしゃる。
芸能界でも ほとんどお友達もいないそうで、
撮影中、ずっと「自分はつまらない凡人だ」と
おっしゃっていた。
正直で、繊細な人だと感じた。
でも、だからこそ、仕事や演技に対する情熱が半端ない。
樹木希林さんと 一緒に住まれていたご自宅、
豪邸のなかで 黙々と台本を読んでいらした。
天才的で豪快な希林さんとは
葛藤もあったそうだ。
以前、「坂の上の雲」に出演されたとき、
舞鶴でロケがあり、うちの主人達がエキストラで
本木雅弘さんと ご一緒させていただいたことがあった。
ドラマは待ち時間が長くて
ずっと一緒に時間を過ごさせていただいたそうだ。
「どんな人だったー?かっこよかったー?」と
聞いたら 主人は本木さんのことを
とっても真面目で丁寧で腰の低いひとだった。
一人でずーっと姿勢よく椅子に腰かけて
ずーっと台本を読んでいた。
思いがけない返事に 「へー!」と驚いたのを思い出した。
名を成すひとは
天才以外は ともかくとして
やっぱり 真面目で腰が低く謙虚なんだろう。
ますます本木雅弘さん、好きになった。