石屋のカミさん日記

仕事に趣味に 好奇心の赴くまま楽しいこと追求します!

南座顔見世

2006-12-01 22:41:58 | 趣味
今日から12月 
テンプレートもクリスマス仕様に替え
心機一転
2006年もあと残すところ31日となりました
年末のお仕事を 早目早目に致しましょう
お歳暮頼んだ!
年賀状用の写真撮影した!
そして今日は 京の恒例師走行事
南座吉例顔見世興業



今年の顔見世は中村勘九郎改め
18代中村勘三郎襲名記念の華やかなもの

毎年、この顔見世を観に南座へ
足を運べることを 目標にしてます
会社もまずまず順調
子供もなんとかまっすぐ育って
両親も家族も自分自身も健康で
歌舞伎文化を楽しむ心の余裕があれば
年末にこうやって 自分に褒美

今日は 先斗町の舞妓さん芸妓さん
お姐さん おかあさんが勢揃い
大変華やかで 観てるだけで
眼福眼福の南座でありました



観に来られる皆様方も そりゃあハレの日とばかり
目一杯おしゃれしてこられるから
人の服装やお着物を見てるだけで
目の保養になる
特にやはり 着物姿は素晴らしいね

花街の女性の近くに行くだけで
白粉の香りや着物のもつ華やかさに
圧倒され 心がメロメロになっちゃう
女子の私でもそうなんだから
男性はさぞかし・・・の世界です

京都南座ならではの師走の風景でした



極めつけは 勘三郎演じる
義経千本桜
4段目 川連法眼館
勘三郎が狐を演じるんだけど
素晴らしい芸でした
怖いくらいスター歌舞伎役者の
オーラが発散されて
舞台に釘付けになってしまった

ひと足先に お正月気分を味わえる
顔見世興業
来年もどうか 幸せ気分で
南座へ来れますように


南座観劇弁当も 楽しみのひとつ




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劇団四季 夢から醒めた夢

2006-07-28 22:27:39 | 趣味
本格的な夏到来!猛暑~ですね
くらくらと倒れそうな暑さだけど やっと夏が来たっていう感じ

子供が夏休みなので 旅行の代わりに
劇団四季京都劇場へ
ミュージカル 「夢から醒めた夢」を観に連れて行った。

夢から醒めた夢

さすが劇団四季!劇場入口から 座席に着くまでに
サーカスの格好をした俳優さんが 
夢のあるサービスをしてくださる
タップダンス踊ったり シャボン玉したり
一緒に写真を撮ってくれたり
(・・・ブロガー失格の私は またもやカメラを忘れちゃった
小さな遊園地のようでした
ミュージカルが始まるまでの時間も 
舞台で ピエロちゃんがマジックショーをしてくれる

夏休みだから 子供に大サービス
いつもの劇場の雰囲気とは また違った感じでした

さて、この「夢から醒めた夢」、原作は赤川次郎。
一見 子供向けのおとぎ話のようだけど、
実は実は 大人のほうが じっくりと人生について
命について考え込む作品です

ある日、人間のピコと幽霊のマコが夜の遊園地で出会うの。
マコは 不運にも交通事故に遭い 母親の目の前で即死し、
幽霊になってさまよっていた。
もうすぐ 天上のひかりになるので、母親に最後の挨拶をしに
ピコと一日だけ交代して人間に戻るの。

マコの代わりに 霊界に来たピコは そこで
いろんな人に出会います
そこにいる人は みな幽霊なわけで
それぞれいろんな理由で死んできたひと。

地雷を踏んで死んだ人、爆撃で死んだ人、餓えに苦しんで死んだ人
希望大学に入れず自殺した人、働き過ぎで過労死した人、
病気で死んだ人、事故で死んだ人、ヤクザの喧嘩で死んだ人・・・・
もうすぐやってくるおばあさんを待ってるおじいさん・・

どんな人間であれ、必ず何らかの原因で命の終わりを迎える。

このお話では 死んだひとは みーんな光になるの
みんなひとつに溶け合って、ひとすじの光になるんだ
夢のあふれる とってもファンタジックな お話

ファンタジックで 砂糖菓子のような夢あふれる舞台だけど
「命の大切さ」「生と死」を真剣に考えてしまうお話だった。
いろんな教訓が そこかしこに散りばめられていた。
子供より大人の私のほうが 惹きこまれていったみたい
人生の折り返し地点くらいにいる私のほうが
より心に響いたミュージカルだった


 
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藤田嗣治展

2006-07-16 00:05:57 | 趣味
暑い暑い暑い・・・暑い!!
でも、梅雨明けてないから まだ夏本番とはいえないね
夏って、もっともっと暑かったもんね・・・

私のおうちの稼業は今が 1年でも一番忙しい稼ぎ時
今、忙しくなかったら 会社が成り立っていきません
にんにくハードや ローヤルゼリー飲んだり
夏バテしないように 心と体に栄養補給しながら
頑張ってまーす

さて、今月23日までとなった 京都国立近代美術館
藤田嗣治展
観て来ました
超多忙の中、時間は自らつくるもの!と、
かなり無理して強引に夫婦で観て来た。
この日!と決めて 時間をつくれば行けるものなんだなあと実感

平日だったから まだ人は少なく、休憩なしに歩き回った
無理して時間つくって来てよかったと心から思ったよ
私達がしている仕事の何時間なんかとは
くらべものにならないほど 素晴らしい作品にたくさん触れることができ
心が洗われるような気がした。

こういう一人の画家の展覧会は
その画家の人生と作品の移り変わりが 
非常によくわかり楽しい
今回のフジタの作品展も 彼の作品のテーマや画風が
人生や住んでいる場所によって
いろんな展開をみせていくのが
面白かった

永くフランスに生きて ルーブル的な絵をかいていた
フジタが一時日本に帰国し、日本的なものの良さを
描いた作品なんか、すごく新鮮な感じでよかった

画家は画家の人生を生きるうちに さまざまなテーマにであい
それを形に残していくし
人それぞれひとりひとりが 自分の人生のテーマを次々に
見つけながら生きている
ただ、それを表現する術を知らないだけで。

私の人生も フジタの人生もそう変わらないなあ・・と
不遜に思ってしまう私でした
努力と才能が格段に違うけどね!

話題沸騰の藤田嗣治展をみて
「人生」ということを 深~く考えさせられました



近代美術館のエントランスに佇む主人

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ヨーコ・ヤマモト

2006-07-03 15:44:12 | 趣味
ギャラリー・サンムーンにて 山本容子銅版画展

ギャラリーサンムーンは 地元の画廊。
今年9周年を迎えるにあたって
敬愛なる山本容子さんの銅版画展を開催された。
以前から、この画廊の存在は知っていたが
画廊って なかなか入りづらいのと 
勇気を振り絞って 入るほどの魅力的な作家さんの展示がなかったため
今まで一度も足を踏み入れたことがなかった。

でも、今回、山本容子展をされると聞いて
ファンの私は 開催中、2回も足を運んだ。
1回目は ひとりで。2回目は夫婦で

画廊サンムーンの雰囲気もグッド
それにまして、山本容子の作品も 素晴らしかった
銅版画の繊細な線と なんともいえない淡く可愛らしい色彩
誰もがハッピーになってしまう構成力

山本容子は作品もさることながら、その人自身、その生き方
すべてが私の憧れである
このブログも読んで山本容子さん

前向きで 常にユーモアを忘れず 一生懸命な人生
ビジュアル的にも 相当な美人で 恋愛もたくさんして
人生を楽しむゆとりが 作品にも溢れ出ている。

地方で 山本容子展をすることは 大変珍しいことらしい
この絵との出会いも 一期一会かも・・

ヨーコ・ヤマモトのように素敵な女性になれるように
そして
主人とふたりで ユーモア溢れた素敵な人生を歩めるように
生まれて初めて 絵を買った
題名は「麦酒」(ビール)
緑豊かな林で ピクニック、カップルがビールジョッキで
乾杯してる 楽しい絵です
フランスの片田舎のような雰囲気なのに、林の向こうには
大阪城が・・見えている(笑)
 山本容子さんは 大阪出身なの

主人も私も 絵画・美術は門外漢だけど
この絵のように いつでも楽しく 
毎日、こんな風に乾杯できたら最高だなあと 
願いを込めて買いました
絵が我が家にやってきたら また写真を公開しますね
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バルトの楽園

2006-06-21 23:19:33 | 趣味
映画「バルトの楽園」を観て来た。

バルトの楽園

「ダヴィンチ・コード」とどっちを観ようかな・・と
少し迷ったが、「ダヴィンチ・・」は まずは原作を読んでから・・
と思い「バルト」にした。

舞鶴の赤れんが倉庫も ロケに使われてるし・・と軽い気持ちで
観に行ったが、これがどうしてなかなか素敵な映画
第1次世界大戦時、徳島県鳴門市に実際にあった俘虜収容所のお話なんだけど
こんな心温まる戦争映画、初めて!
日本人とドイツ俘虜が 互いに敬いあい、
共に祖国を思う気持ちをもつ同士として交流する姿に 感動した
この鳴門のドイツ兵俘虜収容所において 
日本で初めてベートーベンの交響曲「第九」が演奏されたらしい。
映画の最後に カラヤンの指揮するベルリン・オーケストラの
「第九」が映された。素晴らしいです
「ダヴィンチ」、観てないからわかんないけど
私は 「バルト・・」観て正解だったと、ひとり悦に入ってた
この映画を観るまで 坂東俘虜収容所の存在など全く知らなかったし
松江豊寿という軍人も知らなかった。
帰り、書店で KKベストセラーズ「松江豊寿と会津武士道」
副題「坂東俘虜収容所物語」(星 亮一著)という本を思わず買ってしまった


まだ観てないかたは是非、「バルトの楽園」観てみてくださいね

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博士の愛した数式

2006-06-04 00:12:59 | 趣味
映画 「博士の愛した数式」観に行った

ご存知、小川洋子著、第1回本屋大賞受賞作品

小川洋子さんは 好きな作家だが、この「博士・・・」は
買ってきただけで 積読状態・・
まだ読んでいない

静かで 落ち着いた清らかな映画。
愛に満ち溢れているというか・・。
家政婦役の深津絵里ちゃんが すっごく美しい
清楚で 凛として。とっても素敵です
ああいう雰囲気を醸し出したいと思うなあ
綺麗で とてもいい女優さんだよね~

あんな家政婦さんが うちの家にも来てくれたらなあと
不遜にも考えてしまったわ

原作も読んでみたい・・いや、読まなくっちゃ!
深津絵里だからできた役柄だったのではないだろうか?

小説を映画化すると どっちも良かった!という作品は
滅多にないように思う。
私の今までの経験では 先に触れたほうが印象が深いようだけど。
例えば、高校生の頃、「風と共に去りぬ」を読破して
大・大・大感銘を受け、その3ヵ月後くらいに
ビビアンリーがスカーレットオハラを演じた映画を
観たが、ガックリ・・・
あの小説の壮大なスケールが 時間の都合上か、短縮されてて
イマイチだった

「マディソン郡の橋」は映画を先に観て 感動し、原作を読んだが
パッとしなかった。
やはり、メリル・ストリープの熱演は 文字文学を超えてたよ
それも、小説の方は翻訳だから 行間の雰囲気は私達日本人には読み取れない?

江国香織の「東京タワー」は キャスティングはよかった
寺島しのぶ・黒木瞳・岡田准一だもん
これは小説を先に読んでから 映画を観たけど
どっちも割りとよかったなあ

一段落したら 「博士の愛した数式」、原作の小説を読もう!

あと、決して映画化してほしくない文学は
村上春樹です、彼の独特なワールドは 絶対映画化は無理だと思う
冒瀆にさえ近いかも。

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第89回 日本酒を楽しむ会

2006-05-23 00:16:42 | 趣味
第89回 日本酒を楽しむ会に夫婦で出席した
この会には 魅力的なところが たくさんある

まず 時間厳守!午後8時から始まり きちんと9時半に終わる。
酒飲みの会というのは ぐだぐだ・ダラダラ・延々と続くものだが
この会は 上等のお酒を 1時間半と時間を区切って飲むの。
最後のほうは 「ラスト10分!」など分・秒単位で時が刻まれる

結構 アルコール度数の高い日本酒を かなりのペースで飲むのだが
1時間半に限ってるので 悪酔いしないし、翌日にあまり響かない

そして、一人では絶対飲まないだろうな・・と思われる
手に入りにくい 極上の日本酒を 
一遍に4~5種類飲み比べできるところ
極上のお酒というのも また悪酔いしません
私、日本酒も好きなので ときどき有名なお酒を
取り寄せしたりするけれども、1種類取り寄せたら
ず~っとそればかり飲んでることになる。
量が それほど飲めないから 減らないもん

お酒の会には 日本酒好きのそれはそれはツワモノたちが
集ってくるので いろんな情報交換ができるし
いろんなお酒の豆知識みたいなものも教えてもらえる
メンバーも入れ替わり立ち替わりといった具合で
行くたび、新しい顔と知り合いになれる

超新鮮な お刺身や 美味しい魚の煮付け・たらの芽など山菜の天ぷら
お料理も とっても美味しい

今日の日本酒は4種類

刈穂( 純米生原酒 )  秋田県
亀泉( 純米吟醸生 )  高知県
白露垂珠( 純米吟醸 )  山形県
くどき上手( 純米大吟醸 )  山形県


高知 土佐 亀泉

くどき上手・・ネーミングも可愛いけど 味もグッド
フルーティーで 飲みやすく とっても美味しい日本酒です
同じく山形県の白露垂珠も飲みやすい・・


刈穂  とっても辛口!ほんとの飲兵衛さんが好きそうな「これぞ日本酒」みたいな日本酒。
山灰仕込みを説明して頂いたが イマイチ意味不明・・

マスター曰く、来月は 会費を500円アップして 
幻の銘酒「十四代」など、極上中の極上ばかりを 揃えておくので楽しみに・・だって

さあ~体調整えておくよ~


 


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マリーアントワネット

2006-05-20 12:19:14 | 趣味
母と大阪松竹座へ 大地真央主演「マリーアントワネット」見に行ってきた






どこもかしこも女性ばっかり
世の亭主族は 頑張ってお仕事・・?
静かにおうちでお留守番・・?

昨年が マリーアントワネット生誕250年で、2004年秋、東京新橋で
初演された。
日本人って 世界でも「マリーアントワネット」大好き人種なんだって。
池田理代子原作名作「ベルサイユのばら」や宝塚歌劇の功績が大きいと思う。
ベルばらは もちろんのこと、高校生の頃、遠藤周作「王妃マリーアントワネット」を読んで以来、
この華やかで優雅な悲劇の王妃の大ファンに

今年は 初宝塚観劇で ベルばらをみたけれど、残念ながら
「オスカル編」だったので アントワネット編は見ることができなかった。

今回のお芝居は 美術が妹尾河童さん・衣装が緒方規久子さん
大地真央のヘアメークは かの嶋田ちあきさんということで
ドキドキワクワク楽しみにしていた。

溜息が出るくらい 美しかった~
メークと照明の効果も素晴らしかったと思うし、大地真央の存在感と
圧倒されるオーラ・オーラ・オーラ・・・!!
この世のものとは思えないほどの綺麗さだった・・
賞賛されることに慣れきっているような余裕と自信
品のよさ・優しさもにじみ出て、まさに王妃になりきってた・・

なんとこの方、50歳だってね
マツケンが 38歳の女性と再婚したと週刊誌に載ってましたが。

そして、さすがの嶋田ちあきさん、聖子ちゃんとまったく同じような
顔に仕上がってました

フィナーレで 出演者全員の中を 豪華絢爛な真央さんが出てきた瞬間
あまりの息をのむ美しさに 背筋がぞくぞく~となり、感動で涙がぽろぽろ・・

終わってからも 私たちをはじめ、まわりのひとたちも
溜息と涙・・感動の嵐・・・
出る言葉は「はあ~っ 綺麗ね~」ばかりで。

精巧なフランス人形のようだった。
自分の存在が、美しさが多くのひとに 感動を与えるなんて
すごい職業だよ、女優って。
今まで、大地真央が舞台にこんなに映える女優さんだとは
知らなかった
宝塚も綺麗だったけど、このお芝居は大地真央その人が
際立って美しい

いっぱいオーラを浴びて くたくたになった私です
大地真央のオーラにあやかりたいわん






 
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茶稽古

2006-05-11 22:07:14 | 趣味
お茶の稽古に行ってきた。
4月から 今までと違う先生に教えていただくことになり、今日が3回目。

3年間、茶道の基礎を習ってきたのだが、この3年は何だったのだ・・・と
落胆するほど、今度の先生は 厳しく、丁寧に教えてくださる。

厳しいが、さばさばと明るい先生は 70代前半くらい・・・?
とても素敵な先生。
私の今年の運勢は 細木数子のいうところの 種子の年

今年始めること・今年出会う人は 将来素晴らしいことに繋がるそうなのだが
茶道のM先生こそ、今年の初釜で 初めてお出会いした方。
ず~っと このM先生についていこうと強く決心したの

さて、茶道では5月から 風炉といって 釜が冬用から夏用に変わる

お花や 和菓子も季節感に溢れています

今日のお花は こでまり 忘れな草 すずらん

お菓子の銘は 「つつじ」と「あやめぐさ」

お茶は 小山園「青嵐」でした
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インドネシアつながりの日

2006-04-20 00:18:18 | 趣味
今日は 一日、主人とデートの日でした

まずは京都松栄堂 烏丸本店 へ香木の展示会へ

松栄堂は 二人で何回か足を運んでいるが、今日の香木展示会は年に1度の
イベントで、初めての参加。
普段、伽羅や沈香といった香木は、本店の鍵のかかったガラスケースの中に 少しだけ飾ってあるのだが、
この香木展には 最上級の伽羅をはじめ、沈香・白檀といった様々な香木がたくさん展示してある。

写真をお見せしたいのだが、店内での写真撮影は いっさい禁止なの、
ごめんちゃい

香木の分割りの実演をみたり 聞香(もんこう)の仕方をならったり
いろんな経験をさせて頂いた。

香木とは インドネシアやベトナムの特定の熱帯雨林で、ある種の木の樹脂が
突然変異をおこし、ながい年月を経て熟成されたもの。
大変、希少価値なもので 熱を加えることによって
芳香を発生する

その香木のなかでも ひときわ希少であり、なんともいえない
芳しい香りを発するのが、伽羅 (きゃら)

一見みたら、黒っぽい木のきれはしかと思うのだが・・思うのだが・・・
20センチくらいの細い木切れで400万円!!!だそう・・
一般人は とても 木切れ単位で伽羅を買うことはできない

縦横1センチ、厚さ1ミリくらいの 「割り」という小片に
熱を加えて その香りを楽しむ。
聞香で、沈香と伽羅の聞き分けをしたが、注意深く神経を研ぎ澄ませて
香りを聞くと、そのふたつが全く違う香りだとよくわかる。

伽羅の香りは 奥が深く、広がりがある
甘いような懐かしいような・・なんともいえない芳香
脳内のなにか 神経回路がぱあっつと 広がるような
上質の美味しい日本酒を味わうのに似てるなと感じた。

最近、景気が回復感を見せてきてるので、伽羅がまた売れ出したそうだ。
大阪のお寺の住職が つい先日、伽羅をまとめて3本
ん百万円!購入されたそうです。使わなかっただけで、オカネはあるところにはあるんだね~

松栄堂で、ゆるやかな時間を過ごしたあとは 京都駅四季劇場

劇場横の イタリアンのバイキングでランチ
ここのバイキングは とってもおトク!
京都駅付近で どこかランチできるところ探してたら
行ってみてください
1200円くらいで 食べたい放題・ワイン飲みたい放題
美味しいし、安いし、オススメで~す

本日の劇団四季の演目は南十字星
南十字星

昨年から続いている 昭和三部作の最終演目。
私は 頑張って、三作とも全部見ました

今日の南十字星は 好きな俳優さん、阿久津陽一郎さんだったので
とっても良かった

インドネシアに出征した 京大法学部の青年が BC級戦犯として
絞首刑にされる悲劇の物語。

感動・感動で 涙が止まらなかった
今の平和で穏やかな毎日は 戦争で無念の死を遂げた数多くの命の
上に成り立っているものだと思う。
心から 感謝したく思う。
戦犯と裁かれて 理不尽の死に追いやられるにも拘わらず
自分の無意味な死が 日本の未来に意味をもつのだと信じて
死んでいった潔い戦士たち・・・

暖かい涙がぽろぽろ流れ、エクスタシーというべき感動に包まれて
劇が終わってからも キモチの切り替えができなかった

三部作のなかでも 一番よかったんじゃないかな・・?

劇中、インドネシアのエキゾチックな官能的な踊りがたくさん出てきて
数年前、家族で旅行したバリを思い出した。

今日は 香といい、劇団四季といい、インドネシアつながりの
素敵な日だった 

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