石屋のカミさん日記

仕事に趣味に 好奇心の赴くまま楽しいこと追求します!

酸素カプセル

2009-04-30 22:23:48 | Weblog
ずっと前にいただいていた酸素カプセル無料お試し券
期限が4月30日になっていたので、エイヤッと体験しに行ってきた。

カプセルのなかに入って横たわり、その中の気圧を
少しずつ上げるそうだ。

通常、呼吸で酸素を取り入れると、ヘモグロビンと結合し
血流にのって体内に届けられるのだけど
このヘモグロビンの量が結構大きいものだそうで
なかなか毛細血管の先までは酸素が届かないらしい。

酸素カプセルに入ると、この毛細血管のすみずみにまで
酸素が行き渡っていろんな効果が出るんだって

怪我の回復・疲労回復・美肌・ダイエット・冷え性
集中力をつけたりするにもいいらしい

こわごわカプセルに入ると密閉状態
閉所恐怖症ではないけれど かなり怖かった。
とても狭いところに閉じ込められた感じで
スタッフの女性が「寝ててくださいよ~
と声かけてくださるけど緊張状態・・
それと気圧が変化するから耳の違和感がすごい。

最初の数分だけだったけどトンネルに入ったときや
飛行機に乗ったときの耳の感じ。

それが落ち着くと
あとは熟睡・熟睡・・・
スタッフの方が起こしに来てくれるまで
気持ちよく20分ほどぐっすり眠っていた。
深い海の底にいるような感覚。

カプセルから出たあとは 何かからだ軽くスッキリ
とくに頭がすごくスッキリした感じがする。
頭のなかがクリアな感じで気持ち爽快
脳は毛細血管だらけだもんね、脳のすみずみにまで
酸素がいったかな?

1週間に一度くらいの割合で続けると
美肌やダイエットにも効果あるそうだ。
今日は30分カプセルに入ったけど
50分くらい入ると もっといいらしくて
シートマスクを貼って毎週眠る女性もおられるそう

あのマドンナや、世界のトップアスリート達も
取り入れている酸素カプセル
半信半疑で初体験してみたけど
私は脳に効いた感じです
クリア過ぎて・・今晩眠れるかな~?
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おばさん未満

2009-04-29 23:12:45 | Weblog
新緑も美しい祝日の今日は例のごとく
バレーボールと野球の試合応援で明け暮れた。
夕暮れからは バレーボール懇親会で
呑んで食べて喋って・・子供達とお母さん達と楽しいひとときを
過ごした。

酒井順子「おばさん未満」読んだ。



「負け犬の遠吠え」で一躍有名になったコラムニスト酒井さんは
1966年生まれで 私より2歳年上。
だから、彼女の描くエッセイは 女友達と喋っているような
親近感をおぼえる。

今回の「おばさん未満」も40歳前後のどうしようもなく
中途半端であり、客観的にみるとめちゃくちゃ滑稽な年代を
どう渡っていくか・・・というのがテーマになっている。

目をそむけてしまいがちな「初期老化」のことを
面白おかしく赤裸々に綴ってあり
怖いものみたさでぐんぐん読んでしまう。
人ごとのようにゲラゲラ笑って読むんだけど
全部、実感こもってて理解できてしまうところが恐ろしい・・

決して男性諸君には 漏らしてはいけない、この年齢ならではの秘密を
同年代の女性と夜を徹して喋っているような楽しさ

ガールズトークって、昔は恋や愛や好きや嫌いや・・ということで
占められてたけど、最近同年代の女性とのガールズトークといえば
「シワができてきた」「体がだるい」「白髪が・・」「子宮ガン検診が・・」
などなど

こんなことじゃいけない!!と思いつつも
みんな大変なんだ~ということを知り、励まされるのだ

エッセイのあとがきに次のようなことが書いてある。

アンチエイジングに血道をあげる日本人女性達をみて
フランス女性はこう言う。
「フランスでは、歳を重ねることが女性の魅力。
 日本人の大人の女性も、もっと自信をもって歳をとればいいのに」

それは、酒井さんいわく
「パンがないなら、お菓子を食べればいいのに」的発言だと。

若いもの・小さきもの・新鮮なもの・うぶなものに
とにかく価値を感じる日本人気質。
我が同胞である普通の日本人男性は
シミ・シワ・たるみよりも ハリ・ツヤ・はずみに
悔しいけれども欲情する生き物。

だからこそ、私達日本女性は涙ぐましい「老化を遅れさす努力」を
するんだろうね~
フランスと日本では文化的素地が全く異なるのでしょう

こんな楽しい本を読みながら、長~いこれからを
日々努力で過ごしたいものだ。


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火天の城

2009-04-28 20:56:57 | Weblog
この間の西国巡礼の旅で 安土の観音山寺を訪れたとき
今秋公開予定の映画のチラシが置いてあった。

ポスターも貼ってある。

安土城築城の映画らしい。
とっても気になり、そのチラシを持って帰ってきた。

原作が直木賞受賞された山本兼一さんの
「火天の城」



野望に燃える信長の安土城築城物語。
現在のお金で約1000億円を費やしてつくった幻の名城、
前代未聞のその大プロジェクトを託された
日本一の総棟梁 岡部又右衛門父子の
奮闘が描かれている。

面白そうなので、即アマゾンで購入
すらすらすら~と読み終えた。

この本は 第11回松本清張賞も受賞している。

学生のときの歴史の勉強では、
「織田信長が安土に安土城を築き、その城下町は
 楽市楽座で賑わう」
・・・くらいしか、習っていないと思う。

でも、実際には織田信長が建てたわけじゃなく
総棟梁を頂点とする、何万人という人々が汗水をたらして
石垣を積み、木を切り刻み、組み立て、瓦を焼いたのだ。
全国から石工や大工が集まり町をつくり
喧嘩があったり恋があったり 悩みがあったり・・と
今と変わらない生活があった。

無名の天才宮大工、又右衛門が大勢の人間を束ね
壮大な名城を建築した。
どんなに心血そそいだ毎日だったろうか・・と
安土城が現在に残らなかったことを残念に思う。

また、大工を継ぐ息子との葛藤もドラマのテーマに
なっている。
父のやりかたに反発しながらも
最後には父親と同じようになっていく姿にも感動・・

この本を読んだら、もう一度安土城城跡へ
行ってみたくなってきた。
歴史はロマンだ~

ちなみに映画では 総棟梁又右衛門を西田敏行
その妻田鶴を大竹しのぶ
織田信長を椎名桔平が演じるそうだ。

映画「火天の城」

こちらも観てみたいな
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つけたい力

2009-04-27 13:59:37 | Weblog
参観日シーズン
冬に戻ったかのような寒い週末は 小学校と中学校の
参観日&PTA総会。
新しいクラスと新しい先生を見たくて学校へ足を運んだ。

長男ヨシのクラス
クラスの学級目標の隣に、
生徒全員の「今年がんばって、つけたい力」というものが
貼り出されていた。

集中力
学力
判断力
計算力
漢字力
・・とクラスメイトの「つけたい力」が続くなか、
探し当てたヨシの「つけたい力」は
「打撃力」!!
吹き出してしまった。
頭のなかは野球しかないみたいだ

子供たちの様子を見るのも楽しいが
たくさんのお母さんたちと久しぶりに出会って
あちこちでお喋りするのも ほんとに楽しい
末っ子も5年生になり、親子とも長い小学校生活も
あと少し。
できるだけ いろんな行事に参加したいな、と思う。

先日、スーパーで 昔の映画のDVDが500円で売られていたので
名作を子供に見せようと いろいろ買ってきた。

昨日今日と観たのが
「リトルプリンセス」(1939年!)と
「名犬ラッシー」(1943年)
古い映画なので 画像はいまいちだけど
素直でシンプルでゆったりした映画。

名子役シャーリーテンプルの「リトルプリンセス」は
小公女セーラの物語。
小2のとき、クリスマスプレゼントが「小公女」の本だった。
繰り返し読んだので、なんだかとても懐かしかった。
心がほわっとする。
次は「自転車泥棒」を



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ブラックアウト

2009-04-24 21:15:22 | Weblog
SMAP 草なぎ君の逮捕事件には ほんとに驚いた。
日頃あんまりテレビを見ない私でも
あっちのニュース・こっちのニュースとチャンネルをかえた。
ニュース視聴率がグーンとアップしたらしい。

なんでも、泥酔状態になり自分自身がわけわからなくなることを
ブラックアウトと言うらしい。

うんと若いころ、一度だけ泥酔したことがある。
そのときの思い出が とっても恥ずかしく
情けなく 苦いものだったので
それ以来、お酒は好きだが理性の枠を超えて酔うことが
できなくなった。

片田舎の一女性でも こんな風だから
日本全国・テレビ業界・CM業界をアッと言わせた
草なぎ君は なかなか酔えなくなるんじゃないかな
と、余計なおせっかいをやいてしまう。

今日は 次男ケイのことで塾の先生から呼び出しが。
あまりにも勉強への意欲が少なく心配・・とのことだった。
いつも「疲れた~」「めんどくさ~い」の連発で
早く帰ることばかり考えている様子。
まったく勉強に熱が入っていないらしい。

かと言って、思春期の反抗やイラつきなどとは無縁で
単に 勉強に面白みが見つけ出せないみたいだ。
先生も 本当に親身に考えてくださるので
申し訳ないのだけど、子供のやる気を喚起するのは
本当に難しい・・

4人の子供のうち、ケイを除く他の3人は
勉強でもスポーツでも(できるできないは別として)
自分なりに目標を立て、意欲をもって頑張るという姿勢を
もっている。
辛いことでも頑張ったら、必ず結果に出てくるというスタンスが
少なからずある。

だが、このケイだけは・・・
淡々・飄々としていて 「意欲」がない。
疲れることはできるだけしたくない
辛いこともしたくない
家でのんびり テレビを見たり ポカポカ陽気に釣りをしたり
自分のできるだけをできるように
誰に迷惑をかけるわけでもないから
好きなようにしたい。というような風情。

叱りとばすほどのことでもないけど
でも、親なら、何にでも「ガッツ」をもって
体当たりでぶつかってほしい・・と願ってしまう。
何か 意欲を駆り立てるものに出遭ってほしい
子供のモチベーションを上げるにはどうしたらいいんだろ?
ああ~ 子育てって難しいし もどかしい


 
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妙心寺展

2009-04-22 23:14:40 | Weblog
京都にて香道教室お稽古を受けてきた。

ここ数回、舞鶴でのお香の会お休みだったため、
久しぶりに先生のお顔を見ることができ
また静寂なお香のお手前の稽古ができて
とても嬉しかった。

お仲間の方たちのお手前を拝見するのも
勉強になる。

ひとつひとつの所作を丁寧に・・
気持ちを落ち着けて集中して。
日頃ついつい忘れていることを
思い出す大切なひとときである。

前から見たかった展覧会も観て帰る。

京都国立博物館「妙心寺」展



妙心寺は 臨済宗妙心寺派の大本山であり
花園法皇の本願により、関山慧玄禅師により開創された寺で
650年にわたり 全国約3400寺の中枢に位置している。

皇室・公家・細川氏をはじめとした諸大名の帰依を受け
禅文化の素晴らしい財産を残している。

その障壁画や墨蹟・禅画・袈裟など名宝が展示されていた。

国宝や重要文化財が数多く展示されており
じっくり観ていると ゆうに3時間弱ほどはかかってしまう。
素晴らしい展覧会だった。

信長の保護したイエズス会教会の鐘や妙心寺の梵鐘、
秀吉の子、幼くして夭逝した鶴松の玩具など
興味深い展示品もある。
天皇・諸大名・僧・絵師・職人・・大勢のひとたちが
妙心寺の歴史と文化に関わっているのだと
改めて思った。


JR京都駅 ホテルグランヴィアのロビーには
早々と端午の節句のしつらえが。
新緑の5月も もうそこまで来ている
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桜ハウス

2009-04-20 22:36:06 | Weblog
昨日一日 カナの少女バレーボール遠征で福井県へ。
車の当番で 少女達とコーチを乗せて
若狭湾沿いをひたすら走る。

おまけに先日審判講習会に参加したものだから
いきなり副審デビュー・・

3試合も副審にはいったから
慣れないことで体はクタクタ 頭もクタクタ
初めて経験することは すごい緊張を伴う。
いつも使っていない脳のどこかを使うようで
心がピリッと引き締まる。

子供達は7試合(!)をこなしたあとも
帰りの車中は元気いっぱい
大声で「ハナミズキ」や「タッチ」を合唱
超寡黙な助手席のコーチと話す話題も事欠いて
夕焼けのなか、引き続き緊張感で帰宅した。

藤堂 志津子「桜ハウス」読んだ。



古い一軒家を伯母から譲り受けた蝶子(46歳)は
大家となって 3人の女性とハウスシェアをする。
遠望子(ともこ・41歳) 綾音(36歳) 真咲(31歳)
個性豊かな妙齢の女達が 一緒に住んで
恋愛や介護や日々の生活を居心地よく営む。

本の帯には「一緒に住むなら 夫よりも女友達!?」とある。

女友達と一緒に住んだら住んだで
いろいろと問題も出てくるのが現実であろうが
一度は 夢見てしまうのではないだろうか?

この小説も、年齢が微妙に違う女性4人だから
上手くいくんじゃないかなあ?

4人それぞれが とっても素敵に描かれていて
こんな「桜ハウス」に一緒に住んでみたいなと感じる。
自分の仕事や生活を持ちながら
年齢の違う女性と 静かな夜に恋や人生のことを
温かい飲み物や もしくはワインなど飲みながら
いつでも喋れたら 楽しいだろうなあ~この本は続編が出ているらしいので
また読んでみるつもり 
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日本的な・・

2009-04-18 21:09:56 | Weblog
今日はものすごく忙しい一日だった。

朝、カナがバレーの試合に6時半に出発するため
5時半から起きてお弁当をつくり
ヨシを野球練習へ送り出し
会社で事務仕事。

午後長女の塾送りむかえ
その合間に 仕事で大変お世話になっているお寺さんの行事に出席した。

来年、お寺の開創350年を迎えるにあたり
記念行事で 恵比寿堂を建設され
その落慶法要が今日、営まれた。

大変良いお天気に恵まれ、境内の美しいしだれ桜が
目に鮮やかだ。
お寺の行事は ほんとに興味深い。
仏教って日頃の生活で関わることは少なくなったけれど
お寺の行事などを見ると 日本人と仏教の密接な結びつきを感じる。

夕方まで祝宴の続くお寺を後にして
次は「自衛隊と市民の夕べ」に出席。

舞鶴は言わずと知れた軍港の町。
自衛隊と密接に繋がっていて 私達市民にとっても
すごく身近な存在である。
自衛隊のお陰で活性化している面も大いにある。
年に数回、このような自衛隊の方々とふれあう機会がある。

自衛隊総監部の体育館のなかで
自衛隊のかたが作られた美味しいお料理を賞味する立食パーティー。
毎年、桜の季節に「観桜会」とよばれてるけど
今年は北朝鮮のミサイルの件で日程が延期し
本日は葉桜となってしまった。

さまざまな方と交流があり 素敵なひとときを過ごした。

最後に 国旗にむかい 大音量の「君が代」を聴いた。
体育館いっぱいの皆が 微動だにせず耳を傾ける「君が代」は
しっとりと深~い美しさを湛えていて
背筋がゾクッとした。
「日本人」だなあ~と思った。

明日はまたまたカナ試合
6時半出発で 私も車当番で一緒に付き添いしなきゃいけない・・
早く寝ようっと






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告白

2009-04-17 13:47:28 | Weblog
年上で本好きのお友達に本をお借りした。

本との出遭いは人との出遭いと一緒。
装丁で惹かれたり 作家で惹かれたり 書評で惹かれたり
書店で強引にシグナルを送ってこられたりして
出遭う。
読み始めてがっくりしたり 思いがけず深みにはまったり。

書店や図書館の棚に並ぶ、膨大な書物の背を見るたび
ため息をつくと共に 未知数の新たな出遭いに心が踊る。

こんなにたくさんの書物があるのに
私の持ち時間・・読書に費やすことのできる時間は有限なのだ

できるだけ良い本と出遭いたい。
面白い本と出遭いたい。
素晴らしい本と出遭いたい。

だから、人から薦められた本は 何をさておいても読むことにしている。

その方の心の琴線に触れたからこそ
私に薦めてくださるのだろう。
私が選ぶ視点とまた違った視点で選ばれた本、
もしかしたら手に取らなかったかもしれない本。
出会いの選別のスピードアップとでも言うべきか。

と、前置きはここまでにして
湊かなえ著「告白」読んだ。



この本が本屋大賞を受賞したことは知っていたが
内容もあらすじも何も知らず、ケータイ小説の一種かなと思っていた。
本の帯も あえて読まず、前情報・先入観の無い白紙の状態で
読み始めた。

凄い小説だった。
読みすすめるうちに ぐいぐいと本のなかに引き込まれ
久しぶりに「小説を読んでいる」という手ごたえを思い出した。


早く先々と読み進めたい思いと、
丁寧に行間まで読まなきゃもったいない・・という
相反するふたつの想いで、どきどきワクワク
続きがどうなるのか気になって気になって・・
独身だったら 朝まで寝ずに読んでいただろう。

読み終わってから 本の帯をじっくりと読んだ。
2008年 週間文春ミステリー第1位だそうだ。
第29回 小説推理新人賞受賞もしたそう。
納得

息つく間がないほど スピーディーな展開と
何度となく起こるどんでん返し
あっと息呑む綿密な仕掛け
登場人物の心理描写も凄くて、これがデビュー作だなんて驚きだ。

現代社会の目を背けたいような陰湿な部分が
露骨に表わされてて怖いけど、構成も複雑で
こんな小説がよく描けるなあと感心した。

本との出遭いに感謝






 
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西国巡礼

2009-04-16 23:10:10 | Weblog
夏のように暑い日が続くな~と思っていたら
雨が降ると 途端に気温が低くなり
またまた肌寒い・・・・

今年にはいって初めての西国巡礼に行ってきた。
今回は近江コース

小浜方面から南下 今津港でバスを降り
汽船に乗って琵琶湖をすすみ、竹生島に到着した。
この小さな島に 宝厳寺がある。

第30番 宝厳寺 


琵琶湖を一望できる。素晴らしい景色。


国宝 唐門。豊臣秀吉の遺命にしたがって秀頼が東山から移築した。
桃山時代を象徴するつくりで華やか。


秀吉の御座船「日本丸」の船櫓を利用してつくった渡り廊下。
重要文化財。


参拝を終えて またまた汽船に乗り
今度は琵琶湖湖東の長浜港へ。

バスのなかから彦根城を眺めて
昼食は彦根にて すきやきうどん
腹ごしらえをしてから向かったのは
第32番 観音正寺



今回 最後の寺は第31番 長命寺

ここをお参りするには808段もの石段をのぼっていかなければならない。
足腰の鍛錬、まさに長命に通づる寺だ。
カーブスどころでない、太腿とふくらはぎが痛~い
足の鍛錬とヒップアップを願い 一段一段のぼっていった。
息切れがして 汗が噴出してくる。
最近 こんなに足を使ったことってあるかなあ?


ここが石段のスタート
ここから先、延々と続く。


33名の参加者のうち おそらく私が最年少
みなさんに「若いな~」と 言われ(恥ずかし・・
30歳ほど年上の皆様に負けてられず
一生懸命 石段を踏みしめた。
お寺が見えてきたときの嬉しさ
のぼってきて、辿りついてよかったと安堵した。
達成感を噛みしめて 昔のひとの満願の喜びに想いを馳せた。


見えてきた!!!お寺嬉しい~


山頂から見える輝く琵琶湖素晴らしくて息をのむ


近頃は タクシーやバスで気軽に行ける西国巡礼だけど
昔は すべて歩いての旅だった。
お寺の値打ちがあるし それぞれのお寺に辿りついたときの
喜びは今とくらべものにならないと思う。
今回、808段をのぼり、山頂にて美しい琵琶湖を見てから
みんなで唱えた般若心経、清清しくて気持ちがよかった。

次回は5月末 高野山への旅が待っている
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