ゆく河の流れは絶えずして
しかも もとの水にあらず。
淀みに浮かぶうたかたは
かつ消え かつ結びて
久しくとどまりたる ためしなし
鴨 長明「方丈記」
大好きな古典だ。
高校2年生のころ、国語科の授業で
「ゆく河の・・」の暗記テストがあって
そのときは 訳もわからず ただ闇雲に覚えたのだが
冒頭の部分は 何年たっても頭にこびりついている。
一文一文 見事に簡潔にかかれていて
かつ、無常観に満ちた考察
昔も今も ひとの人生は無常観に溢れている。
斉藤孝さん編集の「声に出すことばえほん」
絵も和むし 文章も美しくて
癒される
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/ee/fce8e2b438e0662622bab79296ba7eec.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/c3/524c1088f4ea37674cc280e4cc75fc29.jpg)
先日、ラジオで言っていたのだが
人間は 17歳頃に聞いた唄や音楽などに
一生涯、心を揺さぶられるらしい。
「方丈記」の冒頭も 丁度17歳ころ繰り返して
覚えたリズム豊かな文章だ。
それと共に 年齢を重ね、人生を進んでいくにつれ
この冒頭部分の意味が 深く心に響いていく。
私にとって 味わい深い名文です。
しかも もとの水にあらず。
淀みに浮かぶうたかたは
かつ消え かつ結びて
久しくとどまりたる ためしなし
鴨 長明「方丈記」
大好きな古典だ。
高校2年生のころ、国語科の授業で
「ゆく河の・・」の暗記テストがあって
そのときは 訳もわからず ただ闇雲に覚えたのだが
冒頭の部分は 何年たっても頭にこびりついている。
一文一文 見事に簡潔にかかれていて
かつ、無常観に満ちた考察
昔も今も ひとの人生は無常観に溢れている。
斉藤孝さん編集の「声に出すことばえほん」
絵も和むし 文章も美しくて
癒される
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先日、ラジオで言っていたのだが
人間は 17歳頃に聞いた唄や音楽などに
一生涯、心を揺さぶられるらしい。
「方丈記」の冒頭も 丁度17歳ころ繰り返して
覚えたリズム豊かな文章だ。
それと共に 年齢を重ね、人生を進んでいくにつれ
この冒頭部分の意味が 深く心に響いていく。
私にとって 味わい深い名文です。