ゆく河の流れは絶えずして
しかも もとの水にあらず。
淀みに浮かぶうたかたは
かつ消え かつ結びて
久しくとどまりたる ためしなし
鴨 長明「方丈記」
大好きな古典だ。
高校2年生のころ、国語科の授業で
「ゆく河の・・」の暗記テストがあって
そのときは 訳もわからず ただ闇雲に覚えたのだが
冒頭の部分は 何年たっても頭にこびりついている。
一文一文 見事に簡潔にかかれていて
かつ、無常観に満ちた考察
昔も今も ひとの人生は無常観に溢れている。
斉藤孝さん編集の「声に出すことばえほん」
絵も和むし 文章も美しくて
癒される
先日、ラジオで言っていたのだが
人間は 17歳頃に聞いた唄や音楽などに
一生涯、心を揺さぶられるらしい。
「方丈記」の冒頭も 丁度17歳ころ繰り返して
覚えたリズム豊かな文章だ。
それと共に 年齢を重ね、人生を進んでいくにつれ
この冒頭部分の意味が 深く心に響いていく。
私にとって 味わい深い名文です。
しかも もとの水にあらず。
淀みに浮かぶうたかたは
かつ消え かつ結びて
久しくとどまりたる ためしなし
鴨 長明「方丈記」
大好きな古典だ。
高校2年生のころ、国語科の授業で
「ゆく河の・・」の暗記テストがあって
そのときは 訳もわからず ただ闇雲に覚えたのだが
冒頭の部分は 何年たっても頭にこびりついている。
一文一文 見事に簡潔にかかれていて
かつ、無常観に満ちた考察
昔も今も ひとの人生は無常観に溢れている。
斉藤孝さん編集の「声に出すことばえほん」
絵も和むし 文章も美しくて
癒される
先日、ラジオで言っていたのだが
人間は 17歳頃に聞いた唄や音楽などに
一生涯、心を揺さぶられるらしい。
「方丈記」の冒頭も 丁度17歳ころ繰り返して
覚えたリズム豊かな文章だ。
それと共に 年齢を重ね、人生を進んでいくにつれ
この冒頭部分の意味が 深く心に響いていく。
私にとって 味わい深い名文です。