石屋のカミさん日記

仕事に趣味に 好奇心の赴くまま楽しいこと追求します!

ゆく河の流れは

2008-05-30 00:08:26 | Weblog
ゆく河の流れは絶えずして
しかも もとの水にあらず。
淀みに浮かぶうたかたは
かつ消え かつ結びて
久しくとどまりたる ためしなし

鴨 長明「方丈記」
大好きな古典だ。

高校2年生のころ、国語科の授業で
「ゆく河の・・」の暗記テストがあって
そのときは 訳もわからず ただ闇雲に覚えたのだが
冒頭の部分は 何年たっても頭にこびりついている。

一文一文 見事に簡潔にかかれていて
かつ、無常観に満ちた考察
昔も今も ひとの人生は無常観に溢れている。

斉藤孝さん編集の「声に出すことばえほん」
絵も和むし 文章も美しくて
癒される





先日、ラジオで言っていたのだが
人間は 17歳頃に聞いた唄や音楽などに
一生涯、心を揺さぶられるらしい。

「方丈記」の冒頭も 丁度17歳ころ繰り返して
覚えたリズム豊かな文章だ。
それと共に 年齢を重ね、人生を進んでいくにつれ
この冒頭部分の意味が 深く心に響いていく。
私にとって 味わい深い名文です。
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勉強しなさい!

2008-05-29 23:54:50 | Weblog
長男ヨシ・次男ケイ
中間テスト1週間前になり 私の口癖は
いけないと思いつつも・・・
「勉強しなさい!」
馬鹿のひとつおぼえのように 朝から晩まで言っている・・反省

だって ホントに勉強をしないんだもの・・
私が学生のころは それはそれは一生懸命 テスト勉強したものだ
親から「勉強しなさい」「宿題は?」など
生まれてこのかた 言われたことがない。

私が夜遅くまで試験勉強をしていると
父はよく、
この世で、寝るほど楽なことがあるものか・・
起きて勉強する阿呆がおる

私に言って、サッサと寝ていた

今から考えてみると それは父の作戦だったのではないか・・

よ~し良い点とって見返してやるから
奮起して勉強してた気がする。

「勉強しなさい!」と言わないほうが 子供は
勉強するのかもしれないなあ~

テストの得点で その子の人格が決まるわけでもない、
そんなことは じゅうぶん分かってる・・けど
試験っていうときには集中して勉強をする処世術(?)を
身につけてほしいと思ってしまう

テレビばっかり観て 試験勉強しなかったから
とうとう主人からテレビ禁止令が出た
末っ子カナが お触れをテレビに貼り付けた。





このお触れ、大変な効果だ。
誰もテレビを見ない・・
私も冷蔵庫に貼ってもらおう
その一口が 豚になるって

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世の中は・・

2008-05-28 22:29:47 | Weblog
銀行で順番を待ってるあいだ、週刊誌を読んでたら
最高齢の現役チンドン屋さんの特集が載っていた。

91歳(・・と書いてあったように思う・・が、定かでない)の
そのおじいさんは チンドン屋稼業を もう77年も
やっていて、仕事が楽しくて仕方がないらしい。

必要最小限のスペースの家に 80代の奥さんと住み
この奥さんとは結婚以来、一度も喧嘩したことが
ないそうだ。

この方の座右の銘が また素敵で
思わず銀行の出金伝票をとってきて
メモっちゃいました

世の中は 浮きも沈みも
苦も楽も
心の中の 舵のとりよう


語呂もよくて つい口ずさみたくなる
素敵な処世術だな、暗記してしまおう

本日 5月28日は 長男ヨシの14歳のバースデー

5月の爽やかな午前中に とっても素直に楽に産まれてくれたな~

小さいときは 癇癪もちで 子育てに手こずったけど
野球と出会ってからの彼は ボールと戯れる子犬のよう。
心から好きなことを懸命にやれるのは
うらやましく感じるくらい。

14歳・・人生のなかでも一番難しい時期なのかな?
いろんなことを一生懸命 学んで
素晴らしい1年にしてほしいな

バースデーの晩御飯は
リクエストの手作りハンバーグとマカロニサラダと
炊き込みごはん&大好物のマグロのお刺身
HAPPY BIRTHDAY

 
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パワースポット

2008-05-27 23:11:16 | Weblog
先日、居酒屋で女友達4人で食事をした
そのときに話題になったことで
ずーっと気になっていることがある。

ふたつの神社のこと。
いわゆるパワースポットなのだ

ひとつはお隣、宮津市の天橋立のコノ神社(どんな漢字かくのかわかりません)

ここは 夫婦でお参りに行くと良いそうだ。
ある夫婦が 不景気で商売に行き詰まった感があり
ふたりでお参りに行ったら
その翌日から バンバン仕事が舞い込んできたとか。

この不景気のなか、HAPPYな話が舞い込んでくるよう
近々 お参りに行こうと計画している。

皆様も是非是非 どうぞ
その時に ランチするなら 雪舟庵というお料理屋さんに寄ってね
お魚が美味しくて天橋立の絶景が見える素敵なところでオススメ

もうひとつは亀岡千代川の出雲大神宮
こちらの神社は 元出雲で 来年の秋に社殿創建1300年になる
古いゆかしい神社
京都で活躍している美しいシャンソン歌手・伊藤タカ子さんが
何かある前は必ず 行ってお参りすると仰っていたのを
思い出した。

伊藤タカ子

出雲大神宮

行くだけで 勇気とパワーが神様からもらえそうな気が
しません?
実は この近くにもオススメの料理屋さんがあるの
江戸時代の武家屋敷で オーガニックな手作り和食の
落ち着いた場所が

京都 亀岡 へき亭

この2箇所が私の近頃行きたいところです
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ヤマトタケル

2008-05-27 22:40:26 | Weblog
主人と二人で大阪松竹座へ スーパー歌舞伎
「ヤマトタケル」を観に行ってきた。

ヤマトタケル



1986年、市川猿之介によって初演された「ヤマトタケル」は
早替わりや立ち廻りをはじめ、斬新な演出・衣装・音楽で
日本演劇界で大きな話題となった新しい歌舞伎。

哲学者・梅原猛さんの初戯曲となった「ヤマトタケル」は
日本古代史の悲劇の英雄の生涯を描いた名作である。

私に引っ張られて 文楽公演には何回か行った事のある主人、
歌舞伎鑑賞は初めて。



超大作とは聞いていたが 予想を上回る凄さだった。

こんなの、歌舞伎!!!???
豪華絢爛、ドキドキわくわくする舞台演出、
立ち回りの素晴らしさは レベルの高いミュージカルを
観ているようだった。
あまりの凄さに圧倒される。

目も眩みそうな豪華な衣装で、ラストシーンは
かの宝塚のレビューを彷彿させる。

大きな羽を広げたきらびやかで美しいヤマトタケルは
宝塚のトップスターのようであり、紅白の小林幸子のようでもあり。
ヅカファンが観ても ハマるのでは・・と
なんとなく思った。

伝統芸能を生き残らせようと 若い歌舞伎役者さんたちが
知恵を振り絞って生み出した全く新しい歌舞伎だと思う


「くいだおれ」人形の前で 大勢のひとがパチパチ写真を
撮ってるので 何でだろう~?と思い、私も1枚パチリ
あとで知ったのだが もうすぐ無くなるんだって!?
知らなかった・・・・
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田辺城まつり

2008-05-27 22:17:55 | Weblog
カメラが出てきました
せっかく撮ってきた田辺城まつりの写真をアップしま~す

戦国武将・細川幽斎の築城した田辺城。
その田辺城の城下町の伝統と文化を伝えるイベント

壮大な武者行列や 各地域町内太鼓の練り歩きなど
1600年に起きた田辺籠城の史実を踏まえた
出し物で祭りが構成されている。








備州岡山城鉄砲隊が来られて 演武で
巨大な火縄銃をたくさん発砲
耳の鼓膜も破れそう・度肝を抜かれるような轟音
戦国時代って 怖かったんだ~


鉄砲隊の方と記念写真
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休みボケ

2008-05-26 23:09:45 | Weblog
今日は 最高に暑かった~
夏は活気があって大好きだけど
この年になると 日差しはコワイ・・

紫外線は女の大敵
子供の頃、「色白は七難かくす」って言われても
そんなアホらしい・・と思っていたが
35過ぎた頃から
色が白いだけで 女のポイントは確実にアップすると
思うようになった

日傘は四十路のマストアイテム
今年は徹底して 美白を心がけようと思うのですが・・

昨日は 田辺城まつり

舞鶴は細川幽斎が治めていた田辺城の城下町、
毎年、5月の日曜日に 
歴史と文化を思わせる盛大な祭りが行われる

ぶらぶらと見に行き 半日そこで過ごしていた

いろいろ写真も撮って、アップしたいのだが
カメラが行方不明なの・・・

ゆっくりと過ごした日曜日
なんだか現実逃避したくなる。

思えば 妻となり母となってから
素の自分を押し殺しているような気がする。

家族があり 愛する対象がいて 
安全パイを手にした自分・・
幸せなんだと思うんだけど
ときどき 何もかも放り出して
どこかへ逃避行してみたくなる

そんなことがありませんか?
主婦の皆様・・

思いっきり羽目を外して
言いたいこと言って
やりたいことやって
時間を気にせず過ごしたいな・・って
思うことがある。

学生時代の友達に無性に会いたくなるときがある

あ~あ 贅沢な欲望なんだろうな
 

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走馬灯

2008-05-21 23:22:45 | Weblog
ひっさしぶりにカーブスへ

5月に入ってから なんと2回目
久しぶりに運動して汗をかくと
心もすーっと軽くなる。

仕事の話・・
48歳の奥様を亡くされて 今回新しくお墓を建立されるお客様がいる。

仕事で大変成功されている男性なのだが、
奥様を早くに亡くされて可哀想だなあと思っていた。

お墓の仕事を進めていく段階で、
先日、25歳の息子様が急逝された。

かける言葉を失ってしまうほど
私達もショックを受け 悲しみに沈んだ。

想像を絶するほど辛いと思う。
でも、残された人は 愛する人の死を受け入れるしかない。
人の寿命という残酷な真実を理解するしかない。

ついつい自分に重ねてしまう。
48歳で亡くなられた奥様・・
私なら あと8年の命だ。
仮に息子さんを長女アキに置き換えたら あと10年の命。

48歳の奥様のお戒名を眺めていると
結婚されたとき・出産されたとき・赤ちゃんを抱いているとき
入学式・卒業式・思春期の反抗に悩まれたとき・・などなど
想像してしまう。

家族を愛し、子育てに悩まれただろう

人生を よく走馬灯に例えるが
本当に本当に短いと思う。
限りがあって 終わりがくる。
一瞬一瞬を大切に
無駄を削ぎ落として 
本当に大切で必要なものを
見極めたいと思う

 
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16年間の親子関係

2008-05-21 23:05:06 | Weblog
義父と義母は 孫達と別れを惜しんで帰って行った。
両親と一緒の数日間は いつもの生活より
やはりちょっぴり窮屈なんだけど
帰っていったあとは とても寂しい

そして
子供達の存在が またもやズシーンと私にのしかかるような気がする。

「お世話になってありがとう・・じゅうぶん睡眠をとって体に気をつけてね
仕事は そこそこにして 子供達を育てることに専念して。
また会えるのを楽しみにしているよ・・」

電車に乗って帰っていく義父母は いつも必ずそう言ってくれる。
とっても照れくさくて 恥ずかしいんだけど
私の心の奥に 響き渡る言葉。
温かく染みわたる。

16年間の嫁姑関係、23歳の嫁は今年40歳になってしまった。
お互い若かった嫁姑も 結構な年齢になった。
何度も関係に悩み 喧嘩して、お互いがわからない状態も
いっぱいあって 試行錯誤で 離れたり歩み寄ったりしてきた。

実家の父母は うまれたときから自分の父母であるが
嫁ぎ先の父母は 成人してからの父母
自己が確立してからの親だから 厄介なことも多々ある。
でも、世界中でただ1人の旦那の親、
16年間で ずいぶんしっくりくるようになったな~

あと7~8年で 実家で過ごした日々より
嫁ぎ先の日々のほうが 長くなる。






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めくるめく日々

2008-05-19 22:51:31 | Weblog
このあいだ 桜がきれいなあ~と言っていたのに
もはや5月も3分の2が過ぎてしまう
なんと時間の経つのが速いことか・・

お香の会から ずいぶん日にちが経ったのに
1週間 何してたっけ??と。
考えてみても思い出せない
きっと
仕事と掃除と洗濯とお料理をしてたんだろう

週末は楽しかった
土曜日。
知り合いの姪御さんが東京で
アクセサリーのデザイナーをされてて
そのサンプルをたくさん送ってきたから
見においでと声かけていただき
行ってみるとチープでお洒落なアクセサリーがいっぱい

スワロフスキーや半貴石をつかった可愛いデザインのものばかりで
すべて手作り、そして値段がとにかく安い
写真を撮ってこなかったのが残念なんだけど
とにかくキラキラと素敵、値段もカワイくて
キャーキャー言って ネックレスとブレスレットと指輪を注文した

全部手作りだから 届くまで時間がかかるらしいけれど
今から楽しみ~

夜は 長男の友達のママ仲間4人で居酒屋へ
子供達の情報交換で 話は尽きない
子供達のお陰で いろんな交流ができて
本当に感謝です

日曜日は 中学校の登校日と町内の溝掃除のために
早起きしたので 家事がいっぱいできて
お茶のお友達と お茶会へ行ってきた

裏千家淡交会青年部の茶会
昨年 青年部のかたたちが沖縄へ研修旅行へ行ってこられ
そのときに購入された器やお道具で 「琉球」をテーマに
催された楽しいお茶会だった


黒砂糖をつかった沖縄のお菓子
淡交会のかたの手作りのお菓子です

大らかで明るい沖縄の海を思い出させるような
おもてなし
沖縄特有の「ブクブク茶」という手の込んだお目出度いお茶もいただいた
ブクブク茶は音の感じから「福福茶」とも言われ
ハッピーになれそうで 嬉しいなと思った


泡がぶくぶくしてる~
玄米の香ばしい香りが何ともいえない変わったお茶


ハイビスカスの花
一日草といわれる このお花は一日だけ咲くのだそう
このお茶会のために一日だけ咲いたお花だって感激
前に置いてあるのは 魔除けのシーサー

心尽くしのおもてなしを受けて とても癒された。

今、主人の両親が我が家に滞在してて
一家8人で生活している。
食事の準備が大変だったり 大雑把な私でもやはり
気をつかったり・・と何かと気苦労することもあるが
子供達を見てるかぎりでは 同居もいいなあと思う

私には反抗的な態度をとる子供も
おじいちゃん・おばあちゃんには優しいし気もつかうし
表情もおだやかで朗らかで
いいなあと感じる。

逃げ場があるというか・・安全地帯のような
穏やかな場所を感じているようだ。
その両親も明日には帰ってしまう

さて、また1週間が始まった
ブクブク茶の効果が出ますように


 


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