やっと読み終えた~
松井今朝子著「家、家にあらず」
時代物ミステリー、本当はドキドキはらはらと
一気に徹夜でもして読んだらいい本だろうけど。
ちょっと読んだら眠くなり
何ページか読んだら忙しくなり・・の繰り返しで
とてもミステリーを読む姿勢ではなかった/ase/}
でも、さすがにラストはページを繰るのももどかしいほど
ぐぐぐ~っと本のなかの世界に浸ってしまった。
江戸時代、将軍家と同じように大名屋敷にも
「大奥」が存在していて、これはそこへ奉公にいった
瑞江という17歳の女の子が巻き込まれる事件の話。
奥御殿の華やかで且つ意地悪い面白さや
今でいうキャリアウーマンの女の出世も描いていて
とっても面白い。
家と血の絆を巡ってのミステリーは最後の場面で
「女の人生」を深く考えさせる。
次々に起こる事件や いろいろなキャラクターの登場人物、
あっと驚くラストシーン
唸ったりため息ついたり。
松井今朝子さんの筆致と時代考証の素晴らしさ、
凄いです
作者の松井今朝子さんは
京都祇園の老舗料理屋の娘として育った。
祖母は初代中村雁治郎の娘である。
幼少のころから南座へ出入りし、早稲田大学・大学院で
演劇学(歌舞伎専攻)を学び
株式会社松竹に入社する。
歌舞伎の企画制作に携わり、退社後は歌舞伎の脚本・評論を
数多く行っている。「「吉原手引草」という面白い小説で
2007年、直木賞を受賞された。
まさに「歌舞伎劇」のひと。
江戸の庶民生活に造詣が深いのも納得できる。
まるでお芝居を観ているように小説を読み進めたもん。
写真でみたことがあるが、大変知的で上品な女性だ。
また、松井今朝子さんの小説、読んでみたい
松井今朝子著「家、家にあらず」
時代物ミステリー、本当はドキドキはらはらと
一気に徹夜でもして読んだらいい本だろうけど。
ちょっと読んだら眠くなり
何ページか読んだら忙しくなり・・の繰り返しで
とてもミステリーを読む姿勢ではなかった/ase/}
でも、さすがにラストはページを繰るのももどかしいほど
ぐぐぐ~っと本のなかの世界に浸ってしまった。
江戸時代、将軍家と同じように大名屋敷にも
「大奥」が存在していて、これはそこへ奉公にいった
瑞江という17歳の女の子が巻き込まれる事件の話。
奥御殿の華やかで且つ意地悪い面白さや
今でいうキャリアウーマンの女の出世も描いていて
とっても面白い。
家と血の絆を巡ってのミステリーは最後の場面で
「女の人生」を深く考えさせる。
次々に起こる事件や いろいろなキャラクターの登場人物、
あっと驚くラストシーン
唸ったりため息ついたり。
松井今朝子さんの筆致と時代考証の素晴らしさ、
凄いです
作者の松井今朝子さんは
京都祇園の老舗料理屋の娘として育った。
祖母は初代中村雁治郎の娘である。
幼少のころから南座へ出入りし、早稲田大学・大学院で
演劇学(歌舞伎専攻)を学び
株式会社松竹に入社する。
歌舞伎の企画制作に携わり、退社後は歌舞伎の脚本・評論を
数多く行っている。「「吉原手引草」という面白い小説で
2007年、直木賞を受賞された。
まさに「歌舞伎劇」のひと。
江戸の庶民生活に造詣が深いのも納得できる。
まるでお芝居を観ているように小説を読み進めたもん。
写真でみたことがあるが、大変知的で上品な女性だ。
また、松井今朝子さんの小説、読んでみたい