朝早くから 高雄の神護寺茶会に参加した。
神護寺は 弘法大師空海が入山された 真言密教のお寺。
このたびは 令和元年ということで
重要文化財が2つ お床に 展示された。
「僧形八幡神像」の軸と その絵をご寄進された後宇多天皇の御宸翰(お手紙)。
太古から 日本は神を信じていたのに
中国から、異教である仏教が入ってきて 今までの神道とうまく融合させていった。
その背景を 機会があれば 学びたいなと思う。
濃茶席・薄茶席・点心席とあり
薄茶席は 北村美術館の館長さんが席をもたれた。
とてもユーモアがあり わかりやすいお話をしてくだって
楽しい薄茶席となった。
この神護寺から見える谷は とても深そうだ。
名物の 「かわらけ投げ」も 茶券についている。
厄除けのかわらけを 3枚、谷底へ遠く飛ばす。
まあまあ遠くへ飛ばすことができた
茶会に たくさん来られていたので かわらけ投げも 着物姿で投げている方が多い。
点心席は 吉兆のお弁当。
帆立のしんじょが 温かく美味しかった
この長い急な石段をのぼると 「昭和の名作」といわれる 金堂がある。