気になってた映画が公開されたので
観に行ってきた。
片山慎三監督の 商業映画デビュー作「さがす」
片山監督は あの「パラサイト」のポン・ジュノ監督のもとで
修行されたそうだ。
あまりの衝撃的映画で 見終わったあとも
頭がクラクラするくらい衝撃を受けた。
大阪の下町で暮らす父(佐藤二朗)と中学生の娘(伊東蒼)。
ある日、父が「指名手配中の連続殺人犯を見たんや!」
「捕まえたら懸賞金300万もらえるで!」と
失踪してしまう。
何か事件に巻き込まれた・・・と必死で父を探す娘、楓。
息つく暇もないほど テンポが速く、どんどん展開していく
画面に魅入り、最後、大きい衝撃に打ちのめされる感。。。
凄い映画だった。
主演の佐藤二朗はもちろん、娘役の伊東蒼が素晴らしい!!
ただ物じゃない演技力で 片山監督が「天才」と評している。
このこは、きっとすごい女優さんになると思う!
連続殺人犯役の清水尋也も 難役にハマりきっているし
登場人物のそれぞれの個性が もうほんとに素晴らしかった。
それと、製作側の想いから「ゼロから新しいものを観客に届けたい」と
いうことがあり、オリジナル脚本だったことも良かった。
原作ものの企画が多い日本映画のなか、魅力が光っている。