石屋のカミさん日記

仕事に趣味に 好奇心の赴くまま楽しいこと追求します!

マリコ、アニバーサリー

2024-08-09 22:24:57 | マイ本棚

昨日の宮崎での地震に続き

今日も関東地方で地震・・。

南海トラフ巨大地震のことを

昨夜からずっと報道しているなか

今日の地震。

関東地方の方々、

ほんとうに驚かれただろうし

不安がいっぱいだと思う。

どこで何が起こるかわからない。

 

林真理子のエッセイ集「マリコ、アニバーサリー」読了

私の大好きな 林真理子さんのエッセイ集、

読むだけで元気が出てくる、

私の心の栄養ドリンクだ。

週刊文春で毎週、

エッセイを連載されていて

それを一年分まとめたものが

単行本として出版される。

この「アニバーサリー」は

2023年1月から12月までをまとめたもの。

とにかく、面白いのなんのって。

次から次へとページを繰ってしまう。

 

連載の長さがギネス記録だそう。

毎週毎週、お忙しいだろうに

連載を欠かさないことは

驚異的だ。

私みたいな凡人でも

1週間などアッという間、

それを日本一のマンモス大学の

理事長をしながら

締め切りを守るなんて

ほんとに凄い人だと思う。

そして、

日大理事長に就任されてから

学生の不祥事で数々のトラブルに

巻き込まれても

エッセイに 日大のトラブルのことを

一切書かないというプライドの高さに

驚嘆している。

この真理子さんという方は

相当な努力家で前向きで

ほんとに元気な人なんだと思う。

この文春の連載と別に、

週刊のアンアンにエッセイを連載されている。

これをまとめたものも

単行本になってるので

こちらも楽しみ

 

 

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葬式仏教 死者と対話する日本人

2024-07-28 15:38:56 | マイ本棚

業界新聞に本が紹介され、

作者の薄井秀夫さんのインタビュー記事も

掲載されていたので

早速 買って読んでみた。

日本人の宗教心と仏事の歴史などが

わかりやすく詳しく書いてあり

とても面白かった。

仏教というのは 

本来、哲学みたいな「教え」なんだけど

日本では、仏教の教えよりも、

「先祖供養」に発展していった。

自分の家の宗派が何宗か 知らない人も多く、

知っていても その宗派の御本尊までは

知らなかったり。

(ちなみに うちは曹洞宗で

 御本尊は釈迦如来だ。

 この業界でなければ おそらく

 御本尊は知らなかったと思う。)

 

御仏壇やお墓で手を合わすのは、

御本尊に対してよりも、

亡くなったおじいちゃんおばあちゃん、

家のご先祖様。

そのような日本独特の仏教は、

三世代同居の家庭で、

親から子、子から孫と代々教えられて

続いていったものだった。

でも、核家族化や少子化で

昔からの「お墓や仏壇を守る」という

システムが機能していかないように。

時代が大きく変化していき

私達の業界も、この急速な変化に

何とかついていって 

対応していかないとダメだ。

 

システムは機能しなくなっても、

亡くなった両親や祖父母が

すぐ近くにいて自分を見守って

くれている、という日本人の感性は

すぐには 失われないと思う。

・・・というか、

その繊細な信仰心はずっと

続いていってほしい。

 

 

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赤と青のガウン オックスフォード留学記

2024-07-24 13:16:34 | マイ本棚

お友達に借りていた本、読了!

彬子女王 著「赤と青のガウン」

ヒゲの殿下(故 三笠宮寛仁親王)の御長女、

彬子様がオックスフォード大学に留学され

女性皇族で初めて

博士号を取られるまでの青春記。

天皇陛下と同じマートンコレッジで学ばれた。

ついこの間、天皇皇后両陛下が英国を訪問され

オックスフォード大学にも行かれたと

ニュースで見たところ。

 

彬子女王のこの留学記、

瑞々しさにあふれ とても面白かった。

皇族ならではのお悩みや辛さなども

隠さず正直に綴られていて

何度もじーんとしたり涙ぐんだりした。

この本は 2015年に出版されたのだけど

何故か昨年 X(旧ツイッター)で

話題沸騰し 10年近く経った今、

とても売れているそうだ。

皇族として生きていくというのは

私達凡人には 想像つかない、

人に言えない苦しみもあると思う。

 

そんな中で

5年の留学生活をして

博士号まで取得された彬子女王は

学問に対する姿勢が素晴らしい。

賢い方だと思うが

エッセイのなかでは

すごく人間らしくてフランクで

周りの人々との御縁や関係を

非常に大切にされている。

日本美術史がご専門のようなので

これからも 書籍や解説を

出版されることもあるだろう。

私達も学ばせていただきたい。

 

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パーティーが終わって、中年が始まる

2024-06-29 10:10:39 | マイ本棚

この間、ギンザシックスへ行ったとき

蔦屋書店があった。

とてもお洒落な店舗で

美術工芸品なども展示してあったり、

茶道・美術・短歌・書・料理など

テーマごとにたくさんの書籍が

並べられていて

久しぶりに書店でワクワク感を

でも、そんなたくさんの本の中から

タイトルに魅かれて買った本。

pha著「パーティーが終わって、中年が始まる」

著者のphaさん、元「日本一有名なニート」だって。

初めて知った。

今までフラフラと面白おかしく、

「若さ」を振り回して

いい加減に過ごしてきた人が、

40代半ばになって、急速に衰退感を感じていく。

そんな心象風景を軽いエッセイで綴っている本。

なんてことないエッセイなのに、

文章が透明で美しい。

そして、この中年の衰退感が

痛いほど、ほんとに痛いほどよくわかって

読み込んでしまった。

若い頃はわからない、焦るようなこの感覚。

30代・40代がピークで

まさにパーティーが終わった感。

どんどん時代が変化していって

時代の先端を行っていたひとも

若い人々の台頭で あちらに追いやられてしまう。

いつの時代も同じ法則のようなものだ。

でも、このphaさんは 40代半ばなのに

この先、50代60代をどう考えて

どう過ごすんだろ。

 

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パッキパキ北京

2024-02-09 17:53:04 | マイ本棚

綿矢りさ 著「パッキパキ北京」読んだ。

最年少で芥川賞受賞した、綿矢りささん🎵

ご自身が中国滞在した経験を小説にされた。

2022年の11月頃から2023年の春頃まで

滞在されたそうで、まさしくうちの長女アキが

2022年の12月に中国へ行ったので

コロナ禍の様子など、アキから聞いていた

中国とダブってて すごく面白かった!

観察力が鋭いし、若い人らしい、斬新で軽快な

言葉のきらめき、これがこの人の魅力なんだと

思った。綿矢りささんの本、初めて読んだので。

明日から 中国は春節!

アキも久しぶりに日本に帰ってくるので

楽しみだ。

 

 

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あなたが誰かを殺した

2024-01-21 22:50:45 | マイ本棚

連日、新年会続き。

土曜日 更生保護女性会新年会。

平均年齢が高い会で年配の先輩が多い。

会の途中で歌を歌う時間があったのだが

「青い山脈」「瀬戸の花嫁」「ラブユー東京」

(?)笑

今日の昼間は 裏千家淡交会の初茶会。

水屋の仕事をさせていただいた。

両丹支部の支部長さんのご挨拶は

いつも穏やかで素晴らしい。

辰年の2024年が良い年になりますように。。

水屋仕事は 忙しくて、

あっという間に時間が過ぎてしまう。

少しでも多くの人が 茶道に楽しみを見つけて

くださいますよう願います。

夜は 府議会議員 おはら舞ちゃんのレディース新春の集い。

同級生4人で出席して、お互いの近況報告などできて

楽しかった♬

 

本も1冊読了。

東野圭吾 著「あなたが誰かを殺した」

さすがの東野圭吾!

閑静な別荘地、富裕層が避暑に訪れる夏、

惨劇がおこる。

これぞミステリーというような設定で

ストーリーが二転三転・・

いや、七転八転・・・

ドキドキしながら ぐいぐい話に引き込まれる。

衝撃のラストに度肝を抜かれた。

現代社会の問題がたくさん描かれているし、

よくこんな話を思いついて

小説に書けるなあと感心。

 

さて週末が終わり 明日からまた新たな1週間

寒さに負けずに頑張ろ~!!!

 

 

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汝、星のごとく

2023-12-29 16:37:48 | マイ本棚

2023年も 残り少なくなってきた。

昨日で仕事納め。

昨夜は 「霞月」さんにて

会社のみんなと忘年慰労会だった。

今年後半も みんな元気に事故も怪我もなく

無事に仕事を終えることができて

心から感謝。

業態や世間や感覚が激変していくが

常にアンテナを張り、状況に応じて

柔軟に変化していこう!

明るく、元気よく。

 

凪良ゆう 「汝、星のごとく」読了。

この本、ベストセラーで、図書館で予約していた。

なかなか手元にこないだろうと覚悟してたけど

ほんとに忘れた頃、図書館から連絡があった。

ちょうど年末年始の図書館のお休みと重なり、

通常よりも長い期間借りることができてラッキー!!

予約票を見ると、私のあとにまだ13人の方が

待っている。

 

前作「流浪の月」で本屋大賞受賞。

この「汝、星のごとく」も

速いテンポと展開、読みやすくて

グイグイ引き込まれていく、

小説の力をめいっぱい感じた。

どう言ったらいいのかわからない、

この方独特の味がある小説。

よくこんな力のある小説が書けるなあと

感心する。

私のあとの13人の方も 楽しまれますように。。

 

 

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腸と森の「土」を育てる

2023-10-07 11:18:46 | マイ本棚

あんなに暑かったのを忘れるほど

急速に秋の訪れが。

朝晩、寒いほど。

でも風が涼しくて心地よい。

中国から長女アキが一時帰国してて

10日ほど舞鶴で過ごしていたが

先日、また中国へ旅立った。

10か月ぶりに会う娘は 元気そうで

充実した日々を送っているようで一安心。

賑やかな10日間だったが、またいなくなって

淋しくなった。

 

桐村里紗 著「腸と森の「土」を育てる」読了。

サブタイトルに、「微生物が健康にする人と環境」とあるように

土の中と腸では 微生物が同じような働きをしているそうだ。

とても興味深い本で面白かった。同時に、怖ろしかった。

ものすごく便利過ぎる世の中になったけれど

人間だけが この地球を乱している。

ミミズや雑草や、昆虫や微生物は、地球のサイクルの一環なのに

山や森が壊されていき、人間だけの地球だと勘違いしている。

人の病や、気候の異常、大雨や土砂崩れの災害、

みな人間の傲慢と繋がっているみたい。

明治神宮の開発の賛否が 話題になっているが

ほんとうに愚かなことだと思う。

 

先日、東京に行ったけど

コンクリートや高層ビルに埋め尽くされた風景を見て

住みたい街だとは全く思わなかったし、

川や海や山が身近にある舞鶴に住めて良かったなあと思う。

近くの伊佐津川で鮎釣りを楽しめる暮らしが

幸せだなと思う。

その土地でできた、土で育ったものを食べるのが

健康には良いそうだ。

「食」にじゅうぶん気をつけて、

腸活していこう!

 

 

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マリコ、東奔西走

2023-09-14 17:27:05 | マイ本棚

林真理子エッセイ読了

「マリコ、東奔西走」

週刊文春の人気エッセイ「夜ふけのなわとび」

1月から12月までの 一年間のエッセイを

まとめたものが毎年、春に出版される。

私は ずーっと以前から このまとめ版エッセイ集が大好きで

いつも刊行を楽しみにしている。

密かに、「読むビタミン剤」と思っている。

人気作家の東京での暮らしや有名人との交流、

華やかな様子が 毒舌を挟みながら描かれていて

とっても楽しい。

昨年1年間のことを このエッセイ集で思い出すもの面白い。

昨年2022年。。

年初に 神田沙也加さんと聖子ちゃんのこと。

ロシアのウクライナ侵攻。

山口県の小さな町の青年の口座に4630万円振り込まれたニュース。

「ちむどんどん」に「鎌倉殿の13人」。

安倍首相の非業の死。

そして自身の日大理事長就任!

国葬に 菅さんの弔辞。

サッカーワールドカップ etc.

・・・とまあ、昨年のことなのに懐かしいことばかりだ。

 

最近、日大アメフト部が大変で

真理子さんも よからぬことでメディアに採りあげられ

ほんとうに ご苦労なことだと思う。

今回のエッセイを読んでいて、

ところどころで 疲れてらっしゃる様子が見え隠れし、

心配になってしまった。

これまでのエッセイ集では いつも元気いっぱい、

たくさん飲んで食べて全国各地・世界中に動き回って

疲れも知らぬ真理子さんだったのに。

 

小説を書けなくなることに 恐怖を抱かれていることが

綴ってあり、また、他の作家さんが良い作品を

発表していると羨ましくなる。。と心情を漏らされたり。

作家だけでも大変なのに、超マンモス大学の理事長なんて

(それに今回、学生の不祥事があったし)

体力的にも精神的にも しんどいだろうなと思う。

いつまでも楽しいエッセイを読みたいから

明るく元気でいてほしい。

頑張って!マリちゃん!

応援しています。

 

 

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あふれる日々を、ととのえる。

2023-09-09 17:54:27 | マイ本棚

暑さがやわらぎ、過ごしやすくなってきた。

空気に涼しさを感じるだけで

こんなに身体がラクなんて🎵

空も秋模様🎵

 

「あふれる日々を、ととのえる。」読んだ。

石村由起子 著。

この方は 奈良の超人気カフェ&雑貨店「くるみの木」オーナー。

失礼ながら そのお店のことを初めて知った。

本のタイトルに惹かれたから手に取ってみた。

お店経営だけでなく、奈良を拠点に

全国のいろいろなところで

地域活性拠点や商業施設のプロデュースをされている。

そんな大忙し著者の 暮らしを大切にする毎日のエッセイ。

生活をきちんとして、たくさんの人々に感謝しておられるのが

素敵だと思った。

最近、「ととのう」「ととのえる」という言葉が好き。

とても惹かれる言葉だ。

 

23歳で結婚してから、次々に4人の子供ができ

仕事と子育てと趣味と それこそ大忙しで

生きてきて 昨年あたりから

長い長い旅を終えたような。。。

脱力感でいっぱいの気持ち。

今まで我武者羅に、大忙しでやってきたけれど

これからは、身の回りと生活と

自分の身体と心をととのえていきたい。

好きなことだけ、丁寧にやっていきたいな。

 

 

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