石屋のカミさん日記

仕事に趣味に 好奇心の赴くまま楽しいこと追求します!

教養力

2014-05-27 21:49:35 | マイ本棚

斉藤 孝著 「教養力」を読んだ。

日本人の教養力が急速に衰えている。

いつも私もそう思っていたので、

この本を読んでて 頷く箇所が多くあっという間に読み終えた。

 

昔の作家の文章の難解なところ。今の読み易い小説とは大違いだ。

特攻兵の少年達が 両親に送った手紙・・

今の10代の少年達が果たして このような手紙を書けるのか。

「カラマーゾフの兄弟」や哲学について議論していた昔の大学生、

今の大学生の何割が 毎日書物を読んでいるのか。。

日頃、疑問に思っていた。

 

電車のなかで みんながスマホの小さな世界に没頭していることに

何だか怖さと危うさを感じてしまう。

「情報」と「教養」は違う。

「受験のための勉強」と「教養」も違う。

知的好奇心を満たすことにとても幸せを感じるし、

これから育っていく子供達・学生達にも

その幸せを感じてほしい。

まずは ちょっと難しめの本を一冊読み終えるだけの

体力(読書力)を身につけたい。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

展覧会をつくる

2014-05-25 21:11:37 | マイ本棚

足澤るり子著 「展覧会をつくる」を読んだ。

フランス在住の日仏文化コーディネイターの足澤さんは、

日本の美術館とパリの美術館との展覧会の架け橋となっておられる。

私達が何気なく足を運ぶ 美術展。

その展覧会を裏側から支える、

たくさんの専門家や学芸員の方々の エピソードが散りばめられている。

大変貴重な作品を貸し出ししてもらう交渉術や

細心の注意をはらう美術品の梱包や輸送・・・

これほど多くの労力と専門知識によって

展覧会がつくられていることを 初めて知った。

足澤さんは東京に残している母親を 介護しながら仕事をされた。

このお母様がまた素晴らしい。

とても美意識の高い人で、この母にしてこの娘ありか・・・と感心することしきり。

介護されながらも、最後まで美しくありたいと願うお母様だった。

常に美しくありたい、美しいものを見たい、美への探究心が強く、

芸術品や美しいものを観賞することによって 美意識を磨きあげた。

娘にもその美意識を身をもって教育されたことがすごい。

同じ一生を過ごすなら

やはり美しいものを見て 感じて 日々を暮らしたいと思う。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

能・文楽・歌舞伎

2014-05-25 07:37:18 | Weblog

和楽6月号は 「能・文楽・歌舞伎」特集。

楽しくて 隅から隅まで読んだ。

歌舞伎も文楽も大好きだけど、能はちょっと難しいと思っていた。

でも外国の方は、日本的な情報が少ないぶん

(日本の昔の風習や歴史やなど細かいことを知らないぶん)、

抽象的に研ぎ澄まされたお能のほうが よくわかるそうだ。

能は 頭でわかるのでなくて

感じること。

現代人が忘れている力を 思い出させてくれる芸能だと

馬場あき子さんが書かれていた。

今度 リラックスして観てみよう

 

今年引退を発表された文楽浄瑠璃の竹本住太夫さんの

残したい日本の美

1.着物

2.茶道

3.ことば

4.お正月

5.四季

6.文楽

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

オープンガーデン

2014-05-23 21:08:34 | Weblog

「ブレナチュレ」さんの オープンガーデンにお邪魔した。

ブレナチュレさんは 天然酵母のパンをつくって販売されている。

10数年前から 親しくお付き合いさせていただき、

いつも夢を語って邁進していく彼女を 眩しく感じていた。

食事に行ったり ミュージカルや美術展に行ったり、

一時は頻繁に会っていたが 二人とも多忙になり、

なかなかゆっくりとお話する機会もないまま、

数年が過ぎた。

薔薇が綺麗に咲いたので オープンガーデンをします、と

ご連絡いただき、久しぶりにご自宅へ。

 

いろんな種類の美しい薔薇と 素敵なカフェスペース

ところどころに 彼女のセンスがキラリと光っている。

会わないうちに、いろんなことを頑張ってされていたのがよくわかる。

とても刺激を受けた。

 

 

 

 

舞鶴のお墓のことなら・・・・伝統と信頼の辻石材店へ 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

信州 松本

2014-05-22 21:52:58 | Weblog

長女の用事で 久しぶりに何度目かの松本へ行ってきた。

娘が日頃お世話になっている方々にも出会った。

大学4年生の長女は 丸3年間、私達と離れて

私達の知らない世界で 私達の知らない人々とのつながりをつくっていた。

それが温かいものであることを知り

嬉しいなあと いろいろなものに対して感謝の気持ちが沸いてくる。

爽やかな美しい街で 学生生活を送れることを有難く思う。

夜、松本駅駅前をぶらぶら歩き、郷土料理の居酒屋さんへ。

信州は 熊本と同じく、馬刺しが有名だそう。

山菜の天ぷら盛り合わせ

岩魚(イワナ) 

信州名物  「山賊焼き」

すごいボリュームでびっくりした

 

 

 

舞鶴のお墓のことなら・・・・・伝統と信頼の辻石材店へ

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

25周年

2014-05-15 21:55:57 | Weblog

お世話になっている ル・セルネ・クッキングサロンの25周年記念パーティーだった。

お料理の面では 劣等生の私。

でも、このサロンのおかげで 毎日の家庭の食事が

どれほど素晴らしいもので、

どれほど重大な仕事であるかに気づかせていただいた。

主宰されているM先生は、美しくて優しくて 憧れの女性だ。

何より、お料理にかける情熱に感銘を受ける。

お料理だけでなく、お庭仕事や 音楽や 外国のこと・日本のこと・・・

すべてにわたって 一生懸命で、M先生のような女性になりたいなあといつも感じる。

サロンに通っていらっしゃる 皆様もすごく素敵な方ばかりで

ご縁に感謝するばかりだ。

「ル・セルネ」とは 「年輪」のこと。

何歳になっても どんなに年齢を重ねても

M先生のように 少女のような可愛らしさと好奇心を忘れないでいたい。

おしゃべりに話が弾んで・・・

かろうじて最後のデザートだけ写真に納めた。

 

 

 

 

舞鶴のお墓のことなら・・・・伝統と信頼の辻石材店へ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

楽々荘にて

2014-05-14 22:18:56 | Weblog

亀岡にある料理旅館 「楽々荘」のお茶事に お招きいただいた。

楽々荘

 

こちらの中田社長は 大変な数寄者で、楽しい茶会をいろいろと企画されている。

楽々荘は、

山陰線の鉄道や 亀岡銀行(京都銀行の前身)を築いた大事業家、

田中翁の元邸宅で

庭園は小川治兵衛作だそう。

美しいお庭 立派なお道具 美味しいお料理

ご一緒させていただいた方々とも 仲良くなれて

良い一日を過ごすことができた。

 

 

 

 

 

舞鶴のお墓のことなら・・・・伝統と信頼の辻石材店へ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

芸術ツアー

2014-05-12 22:00:40 | Weblog

いろいろな年代の女性4人で 京都芸術ツアーに。

まずは 腹ごしらえ、で

叶匠壽庵 京都店にてランチ。

大津に本店のあるこのお店、京都店は 哲学の道のところにある。

緑の美しいなかに 素敵な空間と美味しいお料理が。

立礼のお茶席もあり、お点前を見て お菓子とお抹茶をいただける。

タイツリソウと ウメウツギ

おなかがいっぱいになったあとは 京都文化博物館へ。

「光の賛歌 印象派展」が最終日だったので 観にいったが

さすが最終日、日曜日だし すごい人出でびっくりした。

そのあと、今回メインの「伝統芸能の今 2014」 

伝統芸能の今 2014

京都芸術劇場 春秋座へ。

小児癌の子供達へのチャリティー公演で、

市川猿之助さんを中心に、

津軽三味線の 上妻宏光さん、狂言の茂山逸平さん、お囃子の田中三兄弟の

三味線・狂言・歌舞伎の素晴らしいコラボレーション。

30代の若手の伝統芸能の後継者たちが、今、ほんとに皆さんかっこいい。

茂山逸平さんも加わった「石橋」は 最高だった。

めいっぱい大満足の一日だった。

 

 

 

舞鶴のお墓のことなら・・・・伝統と信頼の辻石材店へ

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

誕生日

2014-05-09 23:26:35 | Weblog

5月9日、今日は 私の46回目の誕生日だった。

46歳・・・

改めて 数字を見ると、卒倒しそうになるが

心は20年以上 変わっていない。

年齢は単なる背番号と言った人がいた。

年齢相応に、魅力的な人物になりたいと思う。

23歳で結婚したので、両親に育ててもらった年と同じ年月を

主人と主人の家族にお世話になったことになる。

近い将来、いつかそんな日がくると思っていたが

月日が経つのは思ってるより早い。

これからは 両親に育ててもらった年月よりも

主人に育ててもらった年月が多くなる。

感慨深い誕生日

 

末っ子が 自分のお小遣いでスーパーで

ヤマザキのケーキを買ってきてくれた。

母の日も兼ねているのかな、とても嬉しく心が温かくなった。

 

 

 

 

舞鶴のお墓のことなら・・・・伝統と信頼の辻石材店へ

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

野心と美貌

2014-05-08 21:27:03 | マイ本棚

私の元気の素のひとつに 林真理子のエッセイがある。

デビュー作 「ルンルンを買っておうちに帰ろう」からの大ファンで、

とくに女の本音満載のエッセイが大好き

本屋さんに寄ると 「anan」の最終ページ、「STORY」のエッセイページを

立ち読みしてしまう・・・・

さすがに 「週刊文春」は 立ち読みしないけど。

もちろん、立ち読みばかりでなくて、ちゃんと本も買ってます

「野心と美貌」を読んだ。

以前読んだ「中年心得帳」の文庫化したもの。

林さんも、もう今年 還暦だそうで、月日の速さに驚いてしまう。

年齢とともに 欲しい物をすべて手に入れていく姿は 天晴れ

とても行動的で、好奇心旺盛で、働き者で、こういう人になりたいなあと思う。

このところ、エッセイ集がダダダ~と出版されたので、

あと3冊 積んである。

真理子月間にしようかな

 

 

 

舞鶴のお墓のことなら・・・・伝統と信頼の辻石材店へ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする