この間、ギンザシックスへ行ったとき
蔦屋書店があった。
とてもお洒落な店舗で
美術工芸品なども展示してあったり、
茶道・美術・短歌・書・料理など
テーマごとにたくさんの書籍が
並べられていて
久しぶりに書店でワクワク感を
でも、そんなたくさんの本の中から
タイトルに魅かれて買った本。
pha著「パーティーが終わって、中年が始まる」
著者のphaさん、元「日本一有名なニート」だって。
初めて知った。
今までフラフラと面白おかしく、
「若さ」を振り回して
いい加減に過ごしてきた人が、
40代半ばになって、急速に衰退感を感じていく。
そんな心象風景を軽いエッセイで綴っている本。
なんてことないエッセイなのに、
文章が透明で美しい。
そして、この中年の衰退感が
痛いほど、ほんとに痛いほどよくわかって
読み込んでしまった。
若い頃はわからない、焦るようなこの感覚。
30代・40代がピークで
まさにパーティーが終わった感。
どんどん時代が変化していって
時代の先端を行っていたひとも
若い人々の台頭で あちらに追いやられてしまう。
いつの時代も同じ法則のようなものだ。
でも、このphaさんは 40代半ばなのに
この先、50代60代をどう考えて
どう過ごすんだろ。
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