いろいろなことが次々と起こり
目まぐるしい日々。
ずっと続けてきた香道にも変化が。。
私が習っている香道流派は 教林坊流と言って、
白洲正子さんの「かくれ里」で有名な、
近江のお寺が お家元となる。
この教林坊は 聖徳太子にゆかりのあるお寺だそうで
聖徳太子1400年御遠忌慶讃事業として
五箇荘に別院を開院された。
その別院は、もと近江商人・松居久右衛門の邸宅で
長い間、無人で荒廃していたのを
教林坊ご住職が 14年もの年月をかけて修復されたもの。
その開院式に夫婦で参加させていただいた。
天台宗の声明を拝聴したり、素晴らしい法要を経験したあと
流派のなかから10名が 香名授与式にて香名をいただいた。
不思議な御縁で始めた香道、もう16年も続いている。
まさか こんな香名を頂くまで続けてこれたとは・・・。
不思議な気持ちだし、今までお世話になった先生方には
感謝の気持ちでいっぱいだ。
先生と出合わなかったら こんなに深い日本文化を学ぶことが
なかっただろうし 源氏物語も伊勢物語も百人一首も
何も知らずに生活していただろう。
身に余る香名、恥ずかしくないよう
これからも地道に学びを続けていきたい。
授与式のあとは 香道の先生方や流派の仲間の方々と
お食事会で 久しぶりに交流を深めることができた。
嬉しいできごとだった。
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