子供のころから 本を読むのが大好きだった。
高校生のころなんか 一日中でも本を読んでいられた。
・・・・が、歳をとってくると気が付いた。
本を読む根気が なくなってくる。
ゆっくりとした時間もない。
そして 興味だけは倍増してるので どんどん本を買う。
結果、あれも読まなくちゃこれも・・・と
集中力がなくなる。
と、最近こんな感じだけど やっと夏から読んでいた長編小説を読了。
塩田 武士著 「罪の声」
あの昭和最大の未解決事件 「グリコ森永事件」を徹底取材し
忠実に再現して 犯人達のその後が フィクションで描かれている。
脅迫テープに 子供の声を使ったことが注目されが、
その子供達のその後の人生に焦点をあてた小説だ。
とても複雑な構成で ずいぶん着想を練られたんだろうと感じる。
もうすでに時効を迎えたけれど
本当の犯人たちは 今、どこでどんな風に平成の世を生きてるんだろう。。。。
読書の秋、また本に親しんでみよう。