石屋のカミさん日記

仕事に趣味に 好奇心の赴くまま楽しいこと追求します!

気をつけよう、食生活

2008-01-31 22:54:46 | Weblog
中国産冷凍ギョーザ、怖いですね
朝、冷蔵庫のなかを総点検してしまった。
生協から届いた冷凍食品の鶏のからあげが
原産国中国だったので気持ちが悪くて処分した。

子供がいて主人がいて 
家庭の食事を管理する身としては大問題
毎日のお弁当づくりにも
冷凍食品は欠かせないものとなっていた。

うしろめたい気持ちも感じながら
使っていたが、
忙しいなかでもやっぱり地元の食材を使って
手間暇かけて手作りしなきゃいけないなあ

ファミレス・コンビニ・ファーストフード
今、10代の子供たちの食生活が問題になっている。
手軽で便利なものだけどちょっと寂しいものがある。

口にするものが血になり肉になり知識や感情になるのだ。
しっかりと食生活を考えて地道にお料理したいと思う

今日で1月も終わり
明日からはや、2月が始まる~
どんな1月でしたか?
お正月からこちら、長く感じた1か月だった。

私は割りと充実して過ごせた1か月だった。
カーブスも14回も通うことができたし
(目標は8回以上だったけど大幅に上回った

早起きもがんばって続けてるし
毎日5時40分に目覚しかけてます
レム睡眠とノンレム睡眠のことをちょっと勉強したの
90分サイクルで眠りが繰りかえされるから
90分の倍数で睡眠をとることを心がけてます

6時間か7時間半、眠るようにしたら
スッキリと目覚めることができるみたい
お試しあれ・・・

この間、とっても可愛いお干菓子をいただいた
金沢の老舗「諸江屋」さんの落雁
「花うさぎ」


お茶のお供にします
ありがとう、Sちゃん


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コマーシャル!

2008-01-28 23:35:20 | Weblog
毎日、雪がちらほら舞ってます。
うちの家業は 比較的冬は暇。
子供関係の行事も冬は少ないとあって
昨日の日曜日は久しぶりにゆっくりと過ごすことができた。

さてここでコマーシャル

来る2月13日(水) 綾部市の京都府中丹文化会館にて
とっても楽しいミュージカルが上演される。
18時30分開演で全席自由席、入場料3500円
(観覧対象は中学生以上)

公演詳細

ふるさときゃらばん公演

ふるさとキャラバン

「地震カミナリ火事オヤジ」

地震カミナリ火事オヤジ

私のブログにもコメントをくださるカバ丸さん達の主催で
私が舞鶴でのチケット販売担当になってるの

すごく楽しくてオススメのミュージカルらしいので
もし観に行ってみようという方がおられたら
是非私にご一報くださいませ

行けない方も ブログでミュージカルの報告をしますので
楽しみに待っててくださいね

手元にあるチラシを見てると、消防団のお話のようだ。

以下、チラシよりストーリー紹介を抜粋

若く切ない愛と、年季の入った夫婦の愛、70歳を迎えた
第二の人生に再び恋の炎を燃やす愛
いくら消防団でも愛の炎は消せないが
愛は連帯をつくり人々を災害から立ち上がらせてくれる。
人生は楽しいと。
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カツラ美容室別室

2008-01-25 18:02:13 | Weblog
寒いですね!
今朝起きたら 雪景色
子供のころは 真っ白な風景をみただけで
やっほーと飛び上がってたけど
大人になった今は 車のことや出社時の煩わしさが
頭をよぎってしまう
あ~だめだめ、そんなことじゃ

今年は そのときそのときしか味わえない
季節感をきっちり味わおうと思うので
雪も寒さも大切に・・・

図書館で予約していた本が返ってきたので
取りに行ってきた
山崎ナオコーラ「カツラ美容室別室」



予約に行った時は まだ芥川賞候補だったが
本を手にするまでに川上未映子さんに決まった。

ナオコーラさんのデビュー作「人のセックスを笑うな」
小心者の私はタイトルが見えないように
隠すようにして読んだ
大胆な題名の割には さらっとした
どこにでもありそうな恋愛小説だったけど

この「カツラ美容室・・」も
あっさりした小説で、お風呂に入りながらすぐ読めた

恋に発展しそうでしない
ドラマが起こりそうで起こらない
どこにでもありそうな生活の風景が描かれている

特に現代の小説なので
携帯メールやパソコンメールでのやりとりが出てきておもしろい
確実に伝えることの難しさ
主人公の淳之介くんが 考えに考えて
メールを打つ様子がとても丁寧に描かれている

男女の淡い友情みたいなものが描かれてるんだけど
ちょっと物足りなかったな
男と女の友情は成立するか否かは
昔から論じられてきたが皆さんのお考えは?(笑)

そんな素敵な友情が存在していたらすごいけど
若いうちは やっぱり相手を深く知りたい
仲良くなりたいと思うと
恋愛に発展していくのでは?
そうなったほうが人間らしいように感じる。
嫉妬や失恋や落胆などマイナスな心の部分も
恋愛の場合にはスパイスになると思うな~

ただし、トシをとって知性や経験が増え
男とは・・女とは・・
こんなもんだとわかったら
男と女の友情は 成立すると思います



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今どきケイタイ事情

2008-01-24 23:50:40 | Weblog
子供が通っている中学校に 警察署生活安全課の私服刑事さんが来られ
父兄対象に 講演をされたので聴きに行って来た。

青少年の補導などを主にしておられる刑事さんで
携帯電話をめぐる子供達の問題について話された。

この私服刑事さん、もともと東京の大手保険会社で
バリバリの営業職に就かれてた方だそうだ。
舞鶴に来られる前は 京都市の太秦署におられた。

なかなかのイケメンで 話もわかりやすく面白く
けれど職業柄、やはりどことなく凄みがあって
目ヂカラも鋭い

携帯電話のトラブル?
もちろんあるだろう・・と想像はしていた。
が、想像以上に携帯電話は
子供達の生活を浸食しているみたいだ。

内閣府の調査によると
全国の子供の携帯電話所持率は
中学生 58%
高校生になると 実に96%

一日の携帯電話利用時間、
25%の子供が
約5時間以上触っている。

にもかかわらず、自分がケータイに振り回されていると
感じている子供が40%近くいるのだ

ケータイ依存症みたいになっている子供達も
たくさんいる。

なぜかというと、友達と自分を
携帯電話が繋いでいるという若いひとの感覚。

特にメールの返信は即答(即レス)が37%
5分以内に返信が18%
私たち忙しい大人には信じられないことだが
来たメールに即答するのは 子供達(特に女子)の
常識みたいで、できるだけ速い返信が
相手を思う尺度になっているというか・・
だから、試験前でも女友達から
切実な恋の話のメールが来ると
夜中じゅう、延々とメールを打ち
一日のメール送信数が200通を越えるのだそう。

その気持ちは よくわかる
高校生のころの恋の話なんて夜通し喋ったって
時間が足りなかった。
ただ、私達の時代は 聞き耳をたてる親の存在、
「いったい電話代、いくらすると思ってるの!!」と怒られ、
電話を早く切れ!という親のジェスチャーに
渋々遮られてしまっただけのこと。

私だって、高校時代に携帯電話さえあったら
もっと恋の花が恋のチャンスが
いっぱーい咲いていただろうに・・と思う

また、このごろの子供達は心の核心に近いような
大事な話は 携帯メールでしか話さないそうだ。
学校で逢う時は明るく屈託ない関係が
下校してからのメールのやりとりでは
全く違う顔・・深刻な話はメールでするらしい。

私はまったく初めて知ったのだが
みなさん、「プロフ」というのを知ってました?

昨年夏から全国の中学生・高校生に大流行している
「プロフィール」・・通称「プロフ」
平成うまれの常識で 名刺がわりに使われている。
携帯電話上で 学校名やアドレス・写真・趣味など
自己紹介する名刺?みたいなもの。
これが 個人情報の流出や「なりすまし」といった
犯罪に結びついたり トラブルや落とし穴があって
要注意だそうだ。

ネットいじめや学校裏サイトでの生徒の誹謗中傷など
不登校やひきこもりの原因にもなる
辛らつないたづらも多発している。
いたづらというより、犯罪の領域に入るそうだ。

あまり子供に見せたくない情報が安易に見れたり
そろそろネット社会にも法律がどんどん介入してくるんでは
ないだろうか?

15~6歳くらいの女の子が お金欲しさに
自分の若さが十分、売り物になると知って
出会い系サイトで売春したり・・と問題はいっぱいある。

携帯電話は確かに便利で、一度使ってみたら
もう手放せない。
でも、若い中学生や高校生が
1と0の織り成す電子の世界でしか 
意思の疎通がはかれないのは
なんとも寂しいなあと思う

喫茶店でお茶をしているカップルがお互いケータイに
見入ってたり
カラオケ行って 歌ってるひと以外は
みんなそれぞれケータイでメール打ってる
なんて 寂しすぎるもんね

我々オトナの世代は自分の基盤がちゃんとしてから
携帯電話と出会ったから、割と大雑把に
ケータイと付き合えるが
物心ついたころからこの世に携帯電話が存在していた
中・高生は 友人との繋がりがすべてといってもよい
大事な思春期に ケータイの存在がかえって
うっとおしく思わないのかな?
電子の文字で気持ちを伝えるのは本当に難しいから。

いまどきの子供達も 大変だな~と心から思った。
考えることのいっぱいある夜でした





 

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西高女子体操部OB会

2008-01-23 23:29:56 | Weblog
私が 高校時代に女子体操部に所属していたことを
以前ブログにも書いていたが覚えておられるだろうか?

年末にそのときのクラブ顧問であるT先生の講演会を
聴きに行き、「新年会、やろ~~!!」と盛り上がり
マメで面倒見のよいKちゃんの連絡網のおかげで
先日、無事西高女子体操部OB新年会を開催した

私達、昭和43年生まれの学年が8人
その一つ下の学年の子が5人
先生を囲んで 涙が出るほど懐かしい面々

後輩のひとりが 雰囲気のよい懐石料理屋を夫婦でやってるので
そのお店に集まった

高校を卒業してから なんと22年経つんだけど
その間、一度も会ったことのないひとが4人

そのなかの一人を駅まで迎えに行った
変わっててわからなかったら どうしよ~
どきどきしながら改札口で待ってると
昔の面影のまま よい具合に年齢を重ねた同級生が
にこにこ笑顔で手を振っているのを見て
じーん
小学校からの友人なので 矢継ぎ早に昔の思い出を喋りまくる

みんなで美味しいお料理を食べながら
苦しかった合宿や京都大会の思い出、
みんなで銭湯へ行ったこと
スキーへ行ったこと
海水浴へ行ったことなどなど
思い出がいっぱい出てくる出てくる

この新年会で思ったことふたつ

人の記憶や思い出って、そのひと独自のものらしい
私が状況の細かいところまでしっかり覚えてて
印象に残っていることがあるとするよね、

そのことを 当然みんなも覚えてるものだとして言っても
「そんなこと、あったけ?」
「そうだったっけ?」
というような反応・・・
逆に 完全に忘れているようなことを
他人は 本当にしっかりと覚えている

記憶の砂に埋もれたような貴重な思い出を
みんなと喋っているうちに思い出したり
不思議な気分の楽しい夜だった

あともうひとつは・・・
人って 根本的に変わらないということ

22年たっても・少女じゃなくなっても・・
しわやシミがあったとしても くすんだ顔をしていても
その人の持ってる声・しぐさ・ものの言い方・
たたずまい・・・高校時代と全くおんなじで
本当に驚いた

同級生や幼馴染というものは
自分のありのままのベースを 
すべて知ってくれてる人たちなので
落ち着くし安心できる

二世帯住宅に舅・姑と同居というひとが多いのにもびっくり
舅・姑に家のことや子供のことを手伝ってもらいながら
看護士さんしたり、商売したり お勤めしたり

クラブ活動で上下関係をビシバシたたきこまれた私達
みんな姑さんと良い関係を築いてて幸せそうで・・
高校時代のようにみんなにパワーもらって
また日々の生活、がんばれます
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第107回 お酒を楽しむ会

2008-01-23 00:08:40 | Weblog
ひっさしぶりに 日本酒の会に参加した

本日のお酒は・・

越の景虎 本醸造超辛口 新潟県

大信州 特吟しぼりたて 長野県



翠露 吟醸あらごし活性にごり 長野県


だっ祭 純吟しぼりたて 山形県

このヴァラエティに富んだ日本酒・個性豊かな日本酒を
一時に飲めるのは この会でしかないのでは!!??

米と水を原料にする端麗なお酒が
これほど味が違うなんて 驚きと感嘆で胸がいっぱいになる

時間を決めて だらだらと飲まないルールも大好きだし
最後に一番美味しかったお酒をひとりづつ発表するルールも
大好き
好きなお酒を発表しても 誰も何も言わないし
蘊蓄を 滔滔とのべる輩もいないのが心地よい

日本酒は新鮮な海のお料理や和食とぴったり合うし

本日の私の一番は 山口県のだっ祭
かわうその祭りと書いて 獺祭
どんなお祭りなんだろう?
山口県に本当にあるお祭りなのかしら?



大学時代を信州で過ごした主人は
迷わず大信州

1時間半という短い時間、お酒を楽しめた。
帰りの代行がくるのに 30分ほどかかるらしく
山掛けそばを食べたが これがまた絶品



マスターが奥から非贓品を出してきて

まあまあ、一杯ちょっとやそっとでは飲めない酒だよ

・・とお猪口に一杯づつ注いでくれたお酒
気絶しそうなほど 美味しい
私のつたない文章力 少ないボキャブラリーでは
太刀打ちできない 宝石のような煌く日本酒
会のあいだ、たくさんの日本酒を飲んで
かなり酔っている状態なのに
頭が痺れるような 際立つものを感じた


十四代 双虹 山形県のお酒です

ネットでは 1本80万円をつけたこともあるお酒だそうだ
マスターに感謝

ご機嫌で帰宅して ご機嫌で眠りについたのだが・・
夜中に 胸がむかむかして寝られず
起きると 吐き気が・・・
食べたもの・飲んだもの・・すべて吐いてしまった
(ビロウな話でスンマセン・・

この日、サバの刺身が出て、
「当たりそうなそうな人はやめておいてください!」と
言われたのに 食べたからだと思います
これからサバの刺身は 食べません
苦しかった~

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淡交会初釜

2008-01-22 23:42:50 | Weblog
先週週末 いろんなことがありすぎてありすぎて
時間の経過に体がついていきません
飛ぶように時が過ぎてゆく

淡交会舞鶴支部の初釜に出席
お茶のお友達のご自宅で 女4人集まり
キャーキャー言いながら着付けをして参加した。
楽しかった

名古屋帯はなんとか結べるようになったのだが
どうも袋帯は難しい・・
お茶の先輩に結んでいただいてみんなで無事参加

何人の方が来られていたのだろう?
たくさんの方が出席され、新しい年をお祝いする
大寄せの茶会だ。
皆様のキモノを見ているだけで
目の保養ができる
いろいろな色・模様・柄いき
ひとつとして同じ着物がないのが不思議


お昼にいただく点心


利休居士のお軸

少し雨がふってしまったけれど
晴れやかなすがすがしい気持ちになった
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藤原家の闘う子育て

2008-01-19 00:11:53 | Weblog
芥川賞が決まった

川上未映子さん「乳と卵」
ひと昔前は 女流作家というと 
器量より才能・・で通っていたが
最近の神様は ひとりの女性にいくつもの美点を与えるらしい

川上未映子

このひとの本は読んだことがないけど
その美貌と結びつかないような 小説のタイトルに
興味だけはもっていた

今度、読んでみよっと

本日 読んだ本は藤原美子「我が家の流儀」
サブタイトルが「藤原家の闘う子育て」



どこの藤原家と申しますと あの「国家の品格」でベストセラーとなった
数学者・藤原正彦氏の奥様と3人の男のお子様のご家族

1994年から1998年にわたり 
月刊誌に連載された子育てエッセイをまとめたものだ。

藤原正彦氏は 同じくベストセラー作家 藤原ていさんを
母にもち、日本文学を担っていた新田次郎さんを父にもつ
物書き一家に育たれた
やはり奥様も 御茶ノ水女子大を卒業された才媛

本のなかに数枚の写真が掲載されているが
この美子さん、名前のとおり、大変美しいひと

女優さんか梨園の奥様か・・といった美貌で
くすっと笑みがこぼれるような旦那さまとは
似つかわしくない・・

学者のご主人についていき、イギリスで子育て戦争をしたようすや
帰国してから 日本の「学校」に馴染むまでの苦労などなど
ちょうど10年ほど前のエッセイになるが
自分の子育てと重ね合わせて読むことができた

子供が1歳のときに 翻訳の勉強を始められ
子育ての一番大変な時期に 自分を磨き
将来の仕事(翻訳家)の基礎をつくられた点も
興味深く読んだ

なかでも「心うごかす」という章が 心に残る。

肉体をつかわずにいると 体がなまり、体を動かしたくなる。
それと同様に、心もあまり平坦であり続けると
その心を動かしたくなる

だから 人は映画を観にでかけたり
音楽を聴きに行ったり
旅行したり 芝居を観たりする。

激しく心揺さぶられることを求めて 人は行動するのでないか

・・と こんなことが書いてあり、大変感銘を受けた。

高校時代は感動したときは 至上の幸福であり
絶望したときはこの先生きていくことも難しいと思った
それが年をとると 要領がよくなり
保守的になり 経験を積む代わりに感動はうすくなる


心も角質化するのだ

年齢を重ねると 感動の質もレベルアップしたいものだ。
あたりまえのことにでも 感動する習慣をもちたいし
いろんなことに感謝できる自分でありたい

硬くなる顔の皮膚に 美容液塗るのと同じように
硬くなりそうな心にも
十分な栄養補給をして みずみずしい心をめざしたい
これこそ、真のアンチエイジングだなあ
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和楽な日々

2008-01-18 00:13:04 | Weblog
めっちゃめちゃ寒いですぅ~
舞鶴は花のように雪が舞い、山々も うっすらと雪化粧
積もるほどは降らないが ようやく冬本番といった感じ
テンプレートもふさわしく 雪の結晶に変更しました

こんな雪の日にストーブで暖かい部屋に篭り
静かな午後を過ごすのは とても好き
子供たちや主人が寒そうに帰宅してくるのを
「おかえり~}と出迎えてあげるのは
シンプルな幸せ

・・・というのは あくまでも理想像で
現実には たくさん着込み、あっち行ったりこっち行ったり
コマネズミのように動きまくる日々

そんな忙しいなか ゆったりと雅な時間を過ごす事ができた

火曜日は恒例の香の会 第4回目
新しく参加のかたを含め 16名のひとが出席してくださった

まずは お正月らしい「初音香」というお香遊びに興じる

冬の場合の初音とは の鳴き声のこと。

松竹梅が 何故におめでたいかを教えていただく

松は・・・いつも緑であおあおとして生きる力をあらわしているから
竹は・・・生命力・繁栄をあらわしているから
梅は・・・その年一番に花を咲かせる花だから

そのあとは 源氏物語をわかりやすく読み下していく
大変わかりやすくて 夢中で読めてしまう
壮大なストーリー 日本の宝だと思う

この会には お茶の先生をしていらっしゃる方が数名おられ
そのなかの1人の方が お正月だから・・・と
たっくさんの御目出度い素敵な抹茶茶碗を持参してくださり
「福寿草」という銘のお菓子とともに
みずからお茶を点ててくださいました

お天気もよく、香や源氏やお茶で なんとも和の一日だった

さて、その次の日は 雨のしとしと降るなか
お稽古にいっている先生宅で 初釜
茶道での新年式・・かな?

新しい先生に習いにいってから先生宅の初釜は初めてのことなので
すごく緊張した

日ごろはなかなか見ることもない 大切なお道具を見せていただいたり
先生のお点前を拝見したり 非日常の世界だ


お正月のおめでたいしつらい





「正午の茶事」という正式な茶事の勉強を兼ねて
本格的なことをしてくださって感激
わからないことだらけだったが その都度教えていただき
先生の優しさが 嬉しかった。



極めつけは 懐石料理の素晴らしさ
見た目も鮮やか 大変美味しくて 量もびっくりするほど
たくさんあり、心づくしのおもてなしに感動した
緊張の連続で 写真が撮れず残念

4時間にわたる茶事で いろいろ学んだが
一番わかったのは これから学ぶことの巨大さだ
なんとまあ 覚える事 勉強する事が多い世界なんだろう
私のやっていることなんか 深~い湖に落ちた鍵を
爪先で探しているようなもの

でもね、先の源氏物語でもそうだけど
自分の全く知らなかったことを知るというのは
気持ちのいいことだな って思う

40歳を目前にしても まだまだ知らない事だらけ
入口を知ると その先にちらほらと見える
膨大な「学び」に気づき、クラクラしてくる

いつまでも勉強すること 覚えなくちゃいけないことが
あるのも また楽し
人間、死ぬまで勉強
頑張りましょう~

あ、初釜が終わってから みんな先生からお土産をいただいた
お料理食べて お菓子とお茶をよばれて
お土産までいただいて 
まるで竜宮城か すずめのお宿に来たみたい・・・
茶道に対する意欲もふつふつと湧いてきた
がんばるぞ~


お土産は お茶に使うものばかり
なかでも 干支の扇子と袱紗は すっごく嬉しい
記念においておこう
干支がひとまわりするまで こつこつと頑張りたい


干支袱紗に描いてあるのは 「子」の象形文字だそう
手を広げて たくさん子孫を増やす繁栄のしるしなんだって
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なまはげ暴走

2008-01-13 13:21:01 | Weblog
今日の新聞記事をみて ほんとにびっくりした。

秋田県男鹿市の重要無形民族文化財「なまはげ」が暴走
女湯に乱入、女性のからだを触る・・・なんて!

昨年、「偽」というひと文字にあらわされたように
不二家に始まり、赤福・吉兆などなど
重~い歴史を背負ってきた老舗が つぎつぎと不祥事を起こし
今まで誇りに思ってきたことが
ガラガラと崩れていく事件に ため息の連発だったが。

その年のしめくくり 大晦日に伝統的な「なまはげ」が
こんな不祥事をしていたとは 呆れはてる
子供達に礼儀を教える役割として
文化財にまでなっているものが そんなことをするなんて!

秋田男鹿市の大きな溜息が 聞こえてきそうだ

あんなグロテスクなものが女湯に入ってきて
体を触るなんて 想像しただけで卒倒しそうなほど
恐怖感を感じる

この記事のインパクト、大きすぎて
もうこれから「なまはげ」と聞いても眉をひそめて嘲笑してしまいそうだ。
もともと 「なまはげ」という名前からして
生々しくエロティックな響きがなきにしもあらず

長い長い伝統文化に泥をぬった20代男性、
よーく反省してほしい

せめてもの救いは 本年始まっての事件でなく
昨年の「偽」締めくくりの日でよかった
今年こそ、誇りを思い出せるような年になりますように

罰あたりなまはげの記事
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