石屋のカミさん日記

仕事に趣味に 好奇心の赴くまま楽しいこと追求します!

人間ドック

2007-06-27 14:37:59 | Weblog
人間ドック、行ってきました
朝から 検査・検査・検査・・・で
お昼前 終わる頃にはぐったりと疲れてしまった
梅雨のこの時期、4年ほど前から
夫婦で人間ドッグを受診することにしている

昨日の夜8時から 何も飲んでないし
食べてない
特に 朝、何も飲めないのが しんどいなあ
起き抜けに コップ1杯の水飲むと
体がしゃきっとして 体全体が目覚めるのだけど

バリウム飲む検査、胃カメラ飲むよりマシだと思うが
気持ち悪すぎる~
あのゲップをしちゃいけない薬
あれを飲むとおなかが はちきれそう
バリウムも いつも「これは飲むヨーグルトだよ」と
自分の脳に 言い聞かせながら飲んでいる
あ~~思い出しただけで 苦しくなってきた

無事終わって 血液検査以外は どこも異常なし
血液の検査結果は のちほど郵送されるそう
ああどうかワインやビールが 血中に現れてませんように

メタボリックシンドロームのお話など聞いて
これからは食事に気をつけよう!と心を引き締めた帰り道
主人に「アンジェロ・パラッツオ」に誘われ
早くも意志がぐらつき
すぐついて行ってしまった
ふたりともここのパスタランチが大好物

あ~あ 私一人なら 帰って自宅で地味な昼食だったのに
パスタ大盛りを ぺろりとたいらげるオットをみて
自分の意思の弱さに 反省
夕食は 必ずや 軽くするわよ

ところで 今ふっと思ったんだけど
人間ドックって 何の略語でしょ?
ドクターのこと????
人間をすみずみまで調べるってこと???
今まで人間ドッグと濁点がつくんだと思ってました
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キャンドルナイト

2007-06-26 22:18:23 | Weblog
6月22日 キャンドルナイト
8時から10時までの2時間、明かりを消して
ろうそくの灯で過ごす・・
と何ともロマンティックだが



実際、働く主婦に暗闇の夕食後2時間は つ・・辛い
夕食の後片付け・洗濯に掃除・子供の学校の準備
などなど あれもこれもバタバタと
こなさなきゃいけない時間

しかし、主人によって容赦なく電気は消され
キャンドルに灯りが灯された
ワインも用意してあり
もう 片付けどこじゃないなあ



電気消すとね、することなくなります
昔の人は 日とともに寝て
日とともに起きたんだろうね
私たちも仕方がないから 家族くっついて
ごろんと寝ころびました。
お話しながら。

子供の頃、夏の夜に蚊帳をつって
家族みんなで寝たことを思い出した。
誰かの手足が邪魔になって暑かったけど
楽しかったな~

この日、友達がとても美しい紫陽花を
束にして持ってきてくれたの
英字新聞で包まれた お洒落な花束に感激



そして 主人の誕生日に薔薇の花束を
送ってくれた方も。
花を頂くと やはり嬉しいですね



さあて 明日は夫婦で 人間ドッグです
今夜はアルコールも禁止 8時以降食べていないし
明日の朝も 何も飲まず食わずで検査受けなきゃいけない
何もありませんように・・・
ちょっとドキドキの夜です


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豪快な号外

2007-06-21 23:34:56 | Weblog
皆さまのポストに ここ最近、豪快な号外という新聞は
届きましたか?

地球温暖化を真剣に考える 発言影響力のある方々が
中心となって活動されています。
中村文昭さんの講演を聴きにいったとき
この温暖化防止運動のことを聞きました。

明日6月22日は キャンドルナイト
夜8時から10時まで 電気を消して
ろうそくを灯し 配られた新聞を読んで
環境問題を考えましょう・・という運動です

この新聞制作にかかった費用は1億2000万円
日本中の有志数万人の募金によってまかなわれています。
地球温暖化を止める方法を伝えることを目的に
日本全国のボランティアが合計3000万部
配布しています。
うちの主人のもとにも 配布以来(500部)が来て
子供と一緒にここ3~4日 ご近所周辺を
まわって配布しました

みんながちょっとしたことを気をつけて行動するだけで
最大の問題「地球温暖化」を食い止めることができます。
とりあえず 明日はみなさん
夜の2時間は キャンドルの優しい灯りのもと
豪快な号外を読んで 少し環境問題を考えてみましょう
小さな行動が きっと何か大きな力になるはずです
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雪舟庵などなど・・

2007-06-19 22:38:02 | Weblog
仕事に遊びに家事に子供行事に・・・と息つく暇もないくらいの
週末からの日々。
パソコンの前にほっこりと座る間もなかった~

主に遊びのことをアップします



まずは 宮津天の橋立近くの雪舟庵という料理屋さんへ
友人に連れて行ってもらった。
カウンターに座ると 目の前には天の橋立というナイスな立地
お料理は 新鮮なお魚とお寿司を中心にした懐石料理でした。






お寿司が美味しい!!

30代半ばのご主人と奥様も素敵な人で オススメです

お昼の懐石ランチは2100円とリーズナブル
冬はカニもフグもあるんだって
私たちはお昼行ったけど 夜は夜でそれは素敵だろうな

  

帰りに橋立ワイナリーに寄る。
ここの2階からも 天の橋立が見えて
コーヒーやワインが飲めます



次の夜は スーパーモンキーズの会
申歳の同級生女子6人が それぞれ子連れで
うちの家に集まった
歳を重ねるごとに 同級生の良さがしみじみと
わかるようになってくる
顔を合わせば どんなに久しぶりのひとでも
まるで 昨日会ったかのように話が弾む
高校の卒業アルバムを引っ張り出してきて
ギャーギャーと女子高生に戻ったかのように
楽しい夜を過ごしました

それからそれから
五花街の合同芸能祭という公演を観に
京都会館へ行ってきた
知り合いの方から チケットをいただいたの

五花街とは・・
先斗町・祇園甲部・宮川町・祇園東・上七軒の5つ
芸妓さんや舞妓さんのいる花街です。
その5つの花街が 踊りや芸の競演をされる
京都の初夏の催し物




公演の最後は 5つの花街から4人ずつ
可愛い舞妓さんが出て 総勢20名の舞妓さんが
一堂に「祇園小唄」を舞われる
あまりの華やかさに ため息が出てしまいます
花街ごとに踊りの流派・お師匠さんが違うから
同じ踊りを踊っても 踊り方に違いがある

私は この芸能祭は2回目で
芸妓さん達の舞も もちろん素晴らしいけれど
来ている方たちの美しさも圧巻
粋な着物姿の女性が あちらにもこちらにも
きょろきょろと観察してしまう

本当に綺麗
髪型も着物の着方も その筋・・といおうか
玄人っぽく 普通じゃない
匂うような綺麗さに 女性の私も眩暈がしそうなほど
両手に舞妓さんや芸妓さんを引き連れてる
若い お金持ちそうな男性もいて目をひく
はは~ん、このような人がいわゆる「旦那はん」なんだわね~
ひと昔前なら 大きな商家の旦那さんだったろうが
今は 何? IT社長?


ちょうど前の座席が たくさんの舞妓さんや芸妓さんと
そのIT社長(?)で 私は興味しんしん
 ちょうど今読んでる本が 芸者さんの本だから



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わくわくする本

2007-06-15 10:35:15 | Weblog
近畿地方も梅雨入りだそうで 昨日から雨・雨・雨
まだ湿度は そんなに高くなくて 涼しいくらい。
今年は猛暑と聞きました
夏が思いやられる

今、面白い本に出会い 空いてる時間があると
ページを繰っている。
私は雑誌の書評欄が大好きで このなかから面白そうな本を
見つけると ネットで注文したり図書館で借りたりする。
「日経ウーマン」や「カラット」なんかで
著名人が「私のオススメの本」を紹介したり
「30代で読んでおくべき100冊」といった特集で
掘り出し物を見つけるときもある。

割とたくさん本を読んでいる方だと思うが
これは!!と思うようなホントに面白い本と出会うことは数少ない。
ベストセラーになってる本でも ????と思うことも多々ある。
特に 最近のベストセラーには新書や実用書やビジネス書が多すぎて。
まあ、面白くて読みやすくて 万人にウケるのは確かだけど

ほんとうに面白い本というのは ぐいぐい引き込まれるように
読み進んでいくし だんだん本の終わりに近づいてくると
好きな人との別れが見えてきたような・・
切なく悲しい想いになってしまうような本

今、読んでる本は そんな数少ない私の1冊になりそうです。
何かの雑誌で 誰かのオススメとして紹介されてて
ピンときた私は すぐに注文
今まで 書評欄やメディアで見たこともなかった本でした。

「夜の蝶」って ホステスさんや夜働くひとの総称ですよね
深く考えたことがなかったけど 同名映画があったのですね
そしてその映画のモデルになった ひとりの女性
祇園芸妓出身で銀座の一流クラブのママになる上羽秀さんの伝記
秀さん(おそめさん)の母・妹・娘の波乱万丈な運命と
働く女性の歴史・花街の歴史・銀座の歴史
これが面白くて面白くて
今、半分ほど読めたので まだ別れの淋しさはないところ。
詳しい内容は また後日
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ご報告

2007-06-11 23:10:23 | Weblog
カラスケータイ盗難事件の続き・・・

携帯電話がないとなれば 仕事にならない
誰かから電話が入ってるかも・・という不安感で
いてもたってもいられないダンナさんは
今朝 早速 ドコモへ走り
新しいケータイをゲット
来るもの拒まず 去るもの追わず
さっと諦め 迅速な行動をとる うちのダンナさん
早速 データ登録という新しい目標にむかって
ダッシュしたのだが
ここで教訓

諦めた瞬間 失くし物は出てくる

夕方 例のゴルフ場から電話がありました
「携帯電話 出てきましたよ~ 草刈のおっちゃんが
 草の陰に落ちてたのを見つけました
日頃の精進が 良いのかしら・・
黒皮の携帯ケースは カラスに突かれまくられ
ボロボロに・・
まあ めでたしめでたしなんだけどね

何か仕事の大事な連絡が 入ってるかも・・・と
すぐに留守番電話サービスを確かめたダンナさん
聞いた瞬間 大爆笑

カラスケータイ盗難事件の話を聞いた ある友人から
留守番電話が入っていた
おそろしく間の抜けた声で

か~か~  か~か~
ここで教訓その2
持つべきものは 楽天的な友



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時間について

2007-06-10 23:23:59 | Weblog
嘘のようなホントの話
今日、ダンナさんが つきあいゴルフへ行き
邪魔になるからと 携帯電話をカートの上に乗せておいたら
カラスが飛んできて ケータイをくわえて
飛んでいってしまったそうだ

いつも携帯電話を皮のケースに入れ
それをズボンのベルトにつけているのだが
そのケースごと 盗っていってしまった。
ケースに 飴やキャンデーが入っていると
勘違いして盗っていったんだと
ゴルフ場の人が言っていたそう(ホント~???)
よくあることで、女の人もバッグやポーチを盗られるんだって
カラスって賢くて悪いことばかりするそうです

他人の携帯電話を借りて何度も自分の番号に
電話をかけ 探しまわったらしいが
なんせ 広いゴルフ場 山の中にあるところだし
諦めるしかないでしょう。
「なんでこんなことに・・・」と顔面蒼白で帰ってきたダンナさん

お気の毒に・・・と同情はするけれど
自分のことじゃないから ダンナさんより冷静な私
データを皆失うなんて 気が遠くなりそうだ
あ~この忙しいときに 私じゃなくてよかった(笑)

本日 6月10日は確か 時の記念日
時間って 本当に大切
みんなに平等に与えられるものなのに
その使い方で 全く違ってしまう
一日30時間あったらいいのにな とよく思うけれど
あったらあったで いつもと同じくばたばたと
忙しいだけなんだろうな

私のスケジュール帳には 2007年があと何日あるか
毎日書いてある。
ちなみに今日6月10日は 2007年の161日目
残り204日で 2008年になる。

私は大変アバウトな人間だけど
時間の使い方だけは 割とシビアなのです
「時間管理」と名のつく本に目がなく
時間を管理したいなと常々思ってる。
何かを成し遂げたいから・・という大層な目的じゃなく
ただ押し寄せてくる大量の家事と仕事を
まわりに迷惑かけない程度に ばばばっとこなし
あとは自分のために たくさん時間を確保したいから。

時間のなかで 最優先するのは 睡眠の時間
どんなに忙しくても 睡眠時間を削ると
私の場合 仕事や家事に支障をきたしてくる。
たっぷりと7時間は眠って 体力・気力が充実しないと
時間管理なんて とてもできなくなる

次に仕事と家事
こちらは短期集中 短期決戦
どちらも 不要なものを即座に捨てる!ことに徹してます
それだけで 仕事がはかどる

朝、必ず手帳をみて今日の予定を確認しておくこと
子供の弁当の有無・仕事のこと・学校行事などなど
朝 頭のなかで確認しておくと ちょっと落ち着きます
今日することを 紙に書き出しておくのも
一日がスムーズに過ぎていくのでオススメ

そして自分の時間
どんなに忙しくても疲れてても やっぱり
10分間でも 自分だけの素の時間が欲しいですよね
母でもなく 妻でもなく 会社の一員でもない
ひとりの女性として 何かを考えたり
感じたりする時間
そんな時間をつくるために 家事短縮をめざしてます

 




 
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カラフル

2007-06-09 17:17:52 | Weblog
激しい雨が降ったり 日差しが強くなったり・・と
コロコロお天気が変わります
すごい雷と雨だったね

骨折のヨシは まるで赤ちゃんに戻ったよう
服を着せなきゃいけない 脱がせなきやいけない
靴下をはかせないといけない
お風呂にはいるときは ナイロン袋でぐるぐると
ギブスを巻き 大騒動

人生万事塞翁が馬
災い転じて福となる
この世に起こることは皆必然
七転び八起き・・
できる限りのプラス思考を伝授してあげようとするまでもなく
本人はいたって楽観的
あっけらかんとしたもので
早く骨ができますように・・・と一日に何杯も
牛乳を飲み チーズを食べ、夕食に魚を焼いてと言う

日にち薬しかないなあと 
いつもの通り 私も
「時間が解決してくれるわよね」という
結論に落ち着く。

話変わりますが
以前、中学生向きの推薦図書の紙を学校からもらってきた。

私達オトナが読んでも面白そうな本が 何冊かあり
そのうちの1冊、森 絵都さんの「カラフル」を読んだ。

カラフル

活字も大きく 難しくないので スラスラと読めた。
あの世で 抽選にあたり、もう一度 現世で生きることを
許された魂が 自殺した少年の体に入りこみ
違う人生で生きるチャレンジをするお話。

主人公が中学2年生という多感な男の子なので
自分のことというより
自分の子供のことに置き換えて読んでいた。
コメディタッチで 描かれてるから
暗さは全くないけれど
多感なころの残酷さや意地悪さも ところどころ
描かれてて 透明感がある。

ちょうど来週から 学校で読書週間が始まるから
何か本を持って行かなきゃ・・と中学生二人が言うので
これを・・と思ったが 
ちょっとキワドイ部分があるので 
(中2の子が お金のために中年男性とホテルに行ったりするところ)
どうかな・・と迷っている。
結局、あさのあつこさんの「バッテリー」を持っていくことにしたみたい

この「カラフル」のなかで 父と息子が釣りをしながら
ぽつぽつと喋る場面がある。
その父親の言葉が う~ん、共感もてる

「・・お前の目にはただのつまらんサラリーマンに
 映るかもしれない。毎日、毎日、満員電車にゆられてる
 だけの退屈な中年に見えるかもしれない。
 しかし、父さんの人生は父さんなりに 波瀾万丈だ。
 いいこともあれば、悪いこともある。
 それでひとつだけいえるのは、悪いってことは
 いつかは終わるってことだな。ちんまりとした教訓だが
 ほんとだぞ。いいことがいつまでも続かないように、
 悪いことだってそうそう続くもんじゃない・・」

ほんと、教訓です
子供に言いながら 親も納得
悪いことは いつかは終わる
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大変な一日

2007-06-07 23:27:11 | Weblog
今日は 小3の末っこカナの社会見学の日
漁連のセリ市や 消防署・防災センターなどを見学
お弁当や雨具をリュックサックに詰め込み
そんなウキウキした朝だったのだが
何故かウ~ウ~ウ~!!と 
サイレンを鳴らしながら何台も何台も消防車が走っていく

あまりにも何台も行くし 慌しい感じで
只ならぬことが起こってるような予感がした。

何か大きい火事でもおこったにちがいない
「カナちゃん、今日消防署で 質問してごらん」
「今朝、何台も消防車が通りましたが、大きい火事があったのですかって・・」
「お母さん、もう質問は決まってるよ。水だけで火を消すのですか?だよ」
「カナが消防署の質問担当なんだ~」
と他愛もない会話をしていたのだが!!

お昼に買い物に出た私は 空を見てびっくり
思わず 車をぶつけそうになってしまった。
向こうのほうから もくもくもくもく
煙が舞い上がり 空に大きな黒い雲をつくっているのだ!
あんな情景は初めて見た
ほんとうに怖かった!
まわりの人も みーんな空を見上げていた

15分ほど離れたところの大和紡績という工場が
燃えたらしい
朝6時半頃から 燃え続け20時くらいまで
鎮火しなかったそうだ・・・
人命は大丈夫だということがまだ幸いだったけど
本当に災害というものは恐ろしい
あの黒い空を見ただけでショックだった

詳しくは としぼんさんのブログを読んでね

家族太鼓 山本家

カナたち3年生は なんて間の悪いときに
消防署見学だったのだろうか!!
中止かもしれないな ・・と私は思っていたけれど
ちゃんと見学をさせてくださったそうで
カナの担当質問も無事おわったそうだ・・
大変お忙しいところ 消防署の方々、お世話になりました

さて、火事の怖さについて喋っている途中、
長男ヨシ(中1)の通う学校から電話が。
学校からの電話・・大概、良いことではない

覚悟をもって受話器に挑むと案の定
「お母さん、ヨシ君が 鉄棒から落ちて手首を打ち、痛がりようが普通じゃありません」

ショック~!!
このヨシという男、怪我の遍歴だけは
誰にも負けないというほど しょっちゅう怪我をしている。
この間も 歯にボールが当たり、空いた隙間から
バイキンが入って ひどいことになっていたところなのに~
言われたとおり、痛がるのが普通じゃない。
手首が痛くて 歩くのもままならない様子。
病院に連れて行くと やはり手首を骨折していた
大好きな野球も またしばらくできないよ
服を着るのも お風呂に入るのも 登校するのも
何もかも不自由だし  あっ不幸中の幸いに
左手の骨折だったから ごはんや勉強はまだマシだわ

情けないのと可哀想なのとで 母は 疲れ果てました
今日は 長い一日だった
今からゆっくり寝ます
じゅーぶん寝て また明日 元気出して頑張ろうっと


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アレックス・カー

2007-06-06 00:07:40 | Weblog
初夏!!ですね~
梅雨入りも もう少し先で、吹く風が爽やかなこの頃。

日が長くなって 午後7時でもまだ明るいですね

すっかり夕食の用意が整ったのに 
遊びに行った子供達が 帰ってこず
まだかなあ~と外に出ると 夏の始まりの気配
私の大好きな 夏の夕餉待ちの時間

幸せを感じるひとときです

1冊 本を読み終えました
アレックス・カー「美しき日本の残像」

「美しき日本の残像」

アレックス・カーは京都府亀岡市在住のアメリカ人(1952年生まれ)
エール大学とオックスフォード大学で日本学と中国学を学んだ。
徳島県祖谷で萱葺民家を再生させる活動をしたり
京の町家で日本伝統芸術を紹介する場をつくったり
日本と東アジアの美術品を蒐集したり・・・と
通訳・文化コンサルタント・執筆など
多方面で活躍されている。

著書「美しき日本の残像」で第7回新潮学芸賞受賞
7ヶ国語に訳されている本だそうです。
アメリカ人 アレックスが書いたこの本、
翻訳本では ありません。
この難しい日本文化の本を日本語で書いたのだから
スゴイの一言です
文章も流れるようで 美しい名文です

前書きが 坂東玉三郎
解説が司馬遼太郎という豪華顔ぶれ

内容は・・・かなりシビア・辛辣なところも
たくさんありました。
でも・・
そのシビアな眼も 本当に日本のことを
愛しているからこそ出てくる厳しさだってことが
痛いほど わかるの

日本の文化や自然の美しさは世界に誇るほど
美しく気高いものだったのに
当の日本人や日本行政は そんなことに気付かず
不細工な街並みに変えてしまった 
と彼はいいます。

日本の国を不細工にしているものの最たるものは
張り巡らせた電線と パチンコ店だそう。
特に パチンコ店に対する意見は 大変厳しい
以下、抜粋します

遺跡をみることによって各時代の主流になった思想がわかります。
例えば、奈良時代には密教寺院、中世には禅寺
明治時代には汽車の駅が大きなモニュメントとして目立ちます。
そして現代は・・日本の田舎で一番高くて大層な建物は
パチンコ店になっています。
パチンコ台の前に座るのは現代の瞑想
パチンコ台の釘のならびは現代の曼荼羅
「現代の神殿」の駐車場に昼間から車が集まります。
一般大衆にとってパチンコ店は極めて重要な場所だと
いうことは言うまでもありませんが財界と行政にとっても
重要になっています。
日本一の大金持ちはパチンコ台製造会社の
社長だと言われたこともあるし・・・(省略)
パチンコ店は現代日本文化の根本大塔です。


・・・厳しいですね
あの派手な建物の外観、決して趣味のよいものでは
ないけれど 外国人からこんな風に指摘されると
情けなくなるな~
それと同時に 日本の美しさ・美点を残像でなく
取り戻したいって思う。

美しい風景も だんだん少なくなり
田舎でも コンビニやマクドナルド 回転寿司にホームセンター
どこも似たような街並みになってしまいました。

建築やまちづくりに関わっている方に 
是非読んでもらいたいような本でした。

世界に誇るべき日本文化を 伝えていきたいなあ

アレックス・カーさんの住んでらっしゃる亀岡の民家は
自然豊かな環境のなかで 東洋の美術品が
ところ狭しと並んでるそう
亀岡だったら近いから 一度覗いてみたいと
真剣に思ってしまった



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