石屋のカミさん日記

仕事に趣味に 好奇心の赴くまま楽しいこと追求します!

広島へ

2014-02-27 23:27:54 | Weblog

次男の受験の付き添いで 広島へ行っていた。

付き添いとは 何とも便利な大義名分で 私自身が楽しんだ広島となる。

8時に試験へと出発した息子と離れて ひとり電車と舟に乗り宮島へ。

中学校の修学旅行以来だ。

中学生のときに厳島神社も見学したであろうが、全くもって記憶にない。

ただ、商売をしていた両親のお土産に

 「商売繁盛」と書かれた大きなしゃもじを買って帰ったことだけ覚えている。

とても懐かしかったので 自分ちの商売のために「商売繁盛」のしゃもじをお土産に買った。

この年齢になると 旅もほんとうに面白い。

歴史を学び、些細なことでも感激する。

厳島神社も素晴らしかった。

郷土資料館に行き見学した後、受付のおばさんに

「名物のアナゴ飯を食べたいんだけど、美味しいおすすめのお店ありますか?」と

たずねたら

「私達は そんなことは教えてはいけない立場なんだけど・・内緒だけど・・」と

声をひそめて とても困った顔で おすすめのお店を教えてくれた。

表通りから外れた そのお店に。

お昼のメニューは 名物アナゴ飯だけ・・という強気のお商売。

ふらりと独りで入って ひとりで美味しいものを食べる・・・

やみつきになりそうなほど 楽しかった

厳島神社の能楽堂。

 

 

 

 

 

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言霊

2014-02-23 22:09:34 | Weblog

いったん口に出した言葉は 消しゴムでは消せない。

私達凡人ならともかく、2020年東京五輪組織委員会会長ともなると

発するひとことは メディアやSNSによって全国に届く。

森喜朗元首相が フィギュアスケートの真央ちゃんのSPを評したことば

「 真央ちゃん、見事にひっくり返りました。

  あの子、大事なときには 必ず転ぶんですね 」

この言葉に 一番悲しい思い・恥ずかしい思いをするのは 

森さんご本人だと思う。(普通の羞恥心をお持ちだったら・・だけど)。

真央ちゃんが失敗したとき、私は自分の娘が 失敗したかのように

彼女の心の痛みを思い、悲しくなった。

でも、その翌日の力強さ、 こみ上げるものを抑えるのに必死だった。

真央ちゃんの精神力の強さ・あきらめない心・

純粋な、ひたむきな涙。みなを感動せしめた逆転の演技。

そのあとに 森さんのことばを見ると その品性のなさにこちらまで恥ずかしくなる。

言霊というように 口から発することば、

文章に書くことば、

とても大事で恐ろしいものだ。

自分の知らないうちに 人を傷つけているかもしれない。

気をつけなくてはいけないと 今回 改めて感じた。

思いやりのある、美しいことばを使うように。

 

 

 

 

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真央ちゃん、頑張ったね!!

2014-02-22 00:17:43 | Weblog

ソチオリンピックで 寝不足になっている方がたくさんおられるのでは?

私は 朝起きるのが楽しみ。

いつも我が家は 朝、テレビをつけないけど

ここ最近は 特別だ

朝一番にテレビをつけて 夜中に行われた競技のハイライトを

朝食の準備と お弁当の準備をしながら チラチラ観る。

昨日と今日は そのお弁当の手も止まり テレビに釘付けになってしまった。

スケート女子のショートプログラムでの 浅田真央選手の

思ってもみなかった16位・・・

そして 翌日、いろんな想いをふりきっての底力の演技と

終わったあとの真央ちゃんの涙。。。

今日一日で どれだけの人が心を熱くし、こみ上げるものを抑えようとしたか。

淡々とインタビューに答える彼女の聡明さと素晴らしさに、改めて感動した。

我々凡人には、計り知れない努力と 期待へのプレッシャー。

どん底の気持ちから 翌日には再生した真央ちゃん、

精神力と心の持ち方、支えるスタッフやコーチ、

すべてがさすがだと思った。

最高の演技ができて ほんとうに良かった

メダル以上の感激をもらった気がする。

 

 

 

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利休にたずねよ

2014-02-19 23:17:21 | Weblog

映画 「利休にたずねよ」を観に行った。

利休にたずねよ公式HP

直木賞受賞の原作も読んでいたし、市川海老蔵さんの演技も見たくて

楽しみにしていた映画だった。

原作に忠実で 面白かったのだけど、

秀吉と利休の美に対する才能の違いや 男同士の嫉妬心などを

描くことにしぼったほうがよいのでは。。。。と感じた。

茶道にたずさわる方や お茶が好きな人には、是非観てほしいな

市川海老蔵さんの ひとつひとつの所作はさすが

小さいころから 「型」というものに

馴染んでらっしゃる  極めてらっしゃる人ならではの 動きだった

亡き団十郎さんも出演され、最後の親子共演映画になった。

 

 

 

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ふきのとう

2014-02-18 23:38:46 | Weblog

寒い寒い毎日・・・今日も空気がとっても冷たい。

着物のほうが暖かいと思って 今日の茶道のお稽古は

久しぶりに着物を着て行った。

一緒にお稽古をしている方が 微笑みこぼれるものをくださった。

ふきのとう

雪解けの中から顔をのぞかせる、春一番の山菜

てんぷらが美味しい

ほろ苦い美味が大人の味、大人になってからこの美味しさに気づいた。

長野県松本市に住む長女、近所のスーパーの陳列棚を

写メールで送ってきた。

大雪のために 商品の入荷が遅れ、何も品物がない。

日本の経済を担う 秀逸した物流も

自然には ひれ伏すばかり。

関東・甲信・東北地方の農作物の被害は 約191億円とか・・・

明日から 24節気は 「雨水」になる。

早く雪解けて 春がきてほしいな~

 

 

 

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四十路超え!

2014-02-16 23:49:50 | マイ本棚

湯山玲子さん著 「四十路超え!」文庫版を読んだ。

湯山玲子さんは 私より8歳上、

音楽やアート・カルチャーの雑誌の編集・執筆にたずさわってきたひと。

40代女性の生き方の本なのだけど、

このひとの著作を読むと、ほんと、年齢を重ねるのも楽しくなってくる

実際、自分が20代のときより30代のときより、

断然 40代が楽しいし、充実していると感じる。

20代~30代のころは 若さや美しさで勝負をしなければいけないが、

40代以降、中身の「オモロイ女」にシフトチェンジしなければいけない。

たとえば、1本の映画を男性と観に行ったあと、

その感想をもとに どこまでも会話の翼を羽ばたかせなくてはならなくて、

そのときに役立つ 「教養」を、身につけなくては。

映画・音楽・文学・建築・政治経済・演劇・建築・スポーツなどなど・・・

でも

それは単に文化の物知り、人間ウィキペディアでなく、

自分の内面に取り込まれ血肉化され

その人の人となりに滲み出てこなきゃ ほんとの教養じゃない。

そう思うと・・・

働き、家事をこなし、エクササイズやマッサージもしながら

膨大なことを学ぶ・追求する・・・

40代も50代も やることがいっぱいで、ほんとうに忙しい

頑張りたい

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弘道館

2014-02-15 23:07:12 | Weblog

朝起きると スケートの羽生選手が金メダルのニュース

強靭な精神力と 素晴らしい演技に感激した。

今日は 御所近くの弘道館へ

弘道館

弘道館とは。。。。

江戸中期の京都を代表する儒者、皆川淇園(みながわきえ)が創立した学問所。

2009年に 取り壊されてマンションになるところを

企業人や研究者の有志が保存運動を立ち上げた。

茶会や日本文化の講座を通して、一生懸命 活動をなさっている。

今日は お茶事の勉強会があったので参加してみた。

このような素晴らしい場所で 和の文化を学べるなんて・・・

尽力なさっているすべての方々に感謝します

参加することしかできないけれど

味気ないマンションにならずに良かったと心の底から感謝する

皆様も、もしご興味ある方がおられたら 是非立ち寄っていただきたいです

お軸は 季節にちなんで「梅」。

菅原道真の「東風ふかば・・・」の歌を 漢詩に訳したものだそう。

北野天満宮の梅も もう咲き始めるのかな・・?

おみやげに老松製の 「菅公梅」(かんこうばい)を。

梅は天満宮の御神紋となっている。この季節限定のお煎餅だって。

老松の社長が中心になって この弘道館を支えておられる。

 

 

 

 

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あさきゆめみし

2014-02-11 21:57:27 | Weblog

今日は祝日で 久しぶりに朝寝坊をした

午後は 茶道のお稽古

いつもは違う曜日にお稽古なさっている先輩のかたが一緒だったので

とても勉強になった。

お茶室にはいり、静かな空間に居ると

不思議なくらい 心が落ち着きおおらかになる

夜に 漫画 「あさきゆめみし」全7巻を読み終えた。

昨年から、空いた時間にちょこちょこ読みしていたが、

ラストスパートかけて 読了

大和和紀さん、源氏物語をこんなにも身近なものにしてくださった功績は大きい。

これがひとつのステップになり、また違う源氏物語を楽しもうと思える。

今度は林望さんか、寂聴さんの訳本を読みたいな~

4月には 南座で 市川海老蔵特別公演 「源氏物語」があるし。

ライフワークとして楽しめる 壮大な物語だ。

 

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座オペラ「蝶々夫人」

2014-02-09 21:19:09 | Weblog

京都南座にて 西本智実プロデュース オペラ「蝶々夫人」を観た。

西本智実さんの指揮、井上八千代さんが振り付け、

芸舞妓さんが出演されて 華やかな舞台だった。

南座初のクラシック演奏だとか・・・。

蝶々夫人役の 佐藤路子さんの美しいこと・・・

歌も容姿も 着物姿での立ち居振る舞いも 美しい

イルミナートフィルハーモニーオーケストラの演奏も良く、

西本智実さんの指揮も 力強く、すごかった。

西本智実 オフィシャルブログ

思っていたよりもずいぶん華奢な女性で、綺麗なひとだった。

これだけのプロデュースをされ、自信に満ちた姿は とにかくカッコいい

芸妓さんよりも 蝶々夫人よりも オーラがあり 素敵だった

 

 

 

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裸の王様

2014-02-08 16:31:19 | Weblog

佐村河内 守氏のゴーストライター事件には、衝撃を受けた。

つい最近、雑誌「家庭画報」で、彼とスケートの高橋大輔選手の記事があり、

「現代のベートーベン」といわれるエピソードを読んで感動したところだった。

とても嫌~な感じ。

でも、考えてみると

こんなことは日常茶飯事なことなのかもしれない。

溢れかえる情報すべてが 全くその通りだとは限らない。

メディアがつくりあげる さまざまな「ストーリー」は

私達が喜び感激する 味付けが多少なりともされている。

みんなが、メディアに踊らされて「素晴らしい!」と勘違いしているものも

たくさんあると思う。

高橋大輔選手は 曲そのものを美しいと思ってこの曲で踊ろうと決めたのだろう、

誰が作ったのかは関係なく、オリンピックで全力を尽くされると思う。

自分自身が見て 聞いて 感じて 味わうこと。

自分が楽しく、美しいと思うこと。

情報や 他人の賞賛でなく、自分自身の感覚を磨き

情報の取捨選択をしないと。 現代の「裸の王様」にならないように。

それにしても、民放ニュースの大雪情報には辟易する。

都会の人には それほど雪は恐ろしいものなのだろうか・・

滑らないような歩き方だとか、

お祭り騒ぎみたい。

 

 

 

 

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