カリスマ経営者・日産カルロス・ゴーン元会長の逮捕は
衝撃的だった。
日産の救世主として 颯爽とあらわれた外国人トップは
しがらみがないだけに 次々と工場や人や経費をカットして
奇跡的回復経営を行った。
10数年も昔、カルロス・ゴーン自伝 「ルネッサンス」を読んだ私は
素晴らしい経営理念や彼の信念に感銘を受けた。
また、家族への絶大なる愛、子供への教育、妻への信頼・・・。
生き方が 豊かで愛に満ちていると感じた。
「自分は 今まで生きてきたなかで さまざまな決断をくだしたが
そのなかでも 最も良い判断をくだしたのが 妻リタを選んだことだ」
この一文に 私は衝撃を受けた。
大企業のカリスマ経営者の言葉で これは素晴らしいと思った。
「ルネッサンス」のなかで いろいろなことが書いてあったが
10数年経っても この言葉だけは忘れられない。
しかし・・・・・・。
今回の逮捕で ゴーン元会長の身辺が クローズアップされていき、
あの最愛のリタさんとは DVが原因で離婚をしていたことを知った。
そして、なんと ひとまわりくらい若い奥さんを迎え、
ヴェルサイユ宮殿で 豪華な披露宴をしたという! (その経費も日産から出たとか出ないとか・・・)
何十億円というケタはずれの報酬を隠していたこともショックだけど
リタさんと別れていたなんて。。。。すごくショック。
レバノンやブラジルの ゴーン所有のマンションをTVでみたが
有り余るほどお金を持つと あんなところに住みたいと思うんだろうか。
何が幸せなのか 完全に見失って ブレてしまったんだろうな~。
ともかく、コトは 簡単ではない。
国益がかかわってくる問題だし これから先、どうなるかしら。
ルノー・日産 この激動の自動車業界で
共倒れという最悪シナリオだけは 避けてほしい。